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【ゲリパーことゲーリーヤマモト8インチワーム】GWから夏にかけて超オススメのゲーリーワームの使い方【寄稿byぶちょう奥村哲史】20年以上この時期に使い続け釣れ続く理由とは?

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これからの時期に手放せない、ゲーリーヤマモトの8インチワームについてご紹介

こんにちは、奥村哲史です! 今回はこれからの時期に手放せない、ゲーリーヤマモトの8インチワームについてご紹介させていただきます!

奥村 哲史(Satoshi Okumura) プロフィール

アークロイヤルボートクラブをベース基地とする琵琶湖プロガイド(オーエスジーエス・おくむらさとしガイドサービス)、愛称は部長(ぶちょう)。ライトリグ全般を得意としつつ、ハネジャコ攻め、デカバス率の高いハネジャラビー攻めなど独自テクも多数輩出。近年はYouTuberとしても活躍中! 1971年生まれ、京都府出身、滋賀県在住。

 

私がゲーリー8インチワームを使い始めたのは20年以上も前から

ゲーリー・8インチワームを使い始めたのは、いつだったっけ? と使い返してみると20年以上前のこと。

ただ、使い始めたキッカケは? と考えると、思い出せないw。すでに忘却の彼方です。

ですが、その後は手放せないアイテムとなり、2002年の春に山口県小野湖で開催されたJBワールドシリーズ(現TOP50)での優勝にも貢献してくました。

 

 

名前がベタすぎるというわけで、冗談半分で付けた愛称が「ゲリパー」

が、しかし、どれだけ釣っても誰にも見向きもされず、その威力を知るワタシと琵琶湖のガイドゲストさんだけが美味しい思いをしていました。

そんなこんなで考えたワケです。

どうしてこんなに釣れるのに誰も使わないのか?そして辿り着いた答えが「名前」でした。

名前が「8インチワーム」とベタ過ぎるというか、見たそのまんまの名前過ぎるんじゃないかと思ったのです。

そして閃きと冗談半分で付けた愛称が「ゲリパー」でした。

 

本名「8インチワーム」、ゲーリーヤマモトの8インチワームで「ゲリパー」です。

ちょっとだけその当時流行っていた某遊園地のTVコマーシャルを意識しました。

ゲーリーインターナショナル公式8インチワーム詳細ページはこちら

 

ゲリパーは5月GW以降のポストスポーンからアフタースポーン期に超オススメ

高比重ボディのおかげで着底後にボトムにベタっと寝そべるのが釣れる理由

ってことで、「ゲリパー」というネーミングが有効に働き、ようやくその威力を皆さんが知ることになってくれた「8インチワーム」。

このワームの能力を最大限に活かすには、5月GW以降のポストスポーンからアフタースポーン期に使用するのを強くおススメします。

 

というのも、ゲーリー素材のワーム全般に言えるのですが、ソルトたっぷりの高比重ボディのおかげで着底後にボトムにベタっと寝そべるのです。

 

中途半端に立ったり、倒れこんだりすることなく、一気にベタっと寝そべるのです。これが特にポストスポーンに有効なります。

 

どうしてなのかの真実はバスに聞かないと分かりませんが、おそらく産卵が絡む季節なので、通常以上にボトムへの意識が強くなるのでしょうね。

ですので、ボトムにベタっと寝てしまうゲリパーに興味津々になって喰ってくれるのだと思いますね。

 

 

ボトムに寝そべるだけでなく、ゲリパーの弱弱しいテールアクションが効く理由

ボトムに寝そべるのがキモというのでは、じゃぁ、ゲリパーにこだわることなく、他のゲーリーワームでもOKじゃないの?なんて思われる方がおられるかもしれませんね。

 

その解答としては、ゲリパーのあの弱々しいテールアクションが必要なのです。とお答えします。

 

というのも、ボトムにベタっと寝ることだけでなく、もしかしたらプリスポーンが、もしかしたらアフタースポーンが、なんてことを期待しているのです。

プリスポーンも、ポストスポーンから抜け出したアフタースポーンも「フォールアクション」に反応良好なのです。

それも夏に使うようなリボンテール的な大きく強いフォールアクションではなく、ゲリパーのように弱々しいテールが発生させるフォールアクションに反応良好なワケです。

そして、何を隠そう、バス達は一斉にプリスポーンだの、ポストスポーンだの、アフタースポーンだのにはなりません。割合はもちろん変化しますが、いろんな状態のバスが混在します。

ということは、各状態のバスを一手に引き受けることができるワームが有効になります。

 

で、一手に引き受けながらも、一番厄介なボトムを強く意識するポストスポーン期に効果的なら、さらに良しですよね。それが「ゲリパー」なワケです。

それが20年以上この時期に使い続け、そして、釣れ続く理由なのです。

 

ゲーリー8インチ参考動画

出典:YouTubeチャンネル「basstsuri」

 

 

私がゲリパーで使うリグは2つ「ジグヘッドリグ」と「キャロ」

ゲリパーの使うリグはワタシの場合は2つです。ジグヘッドリグとキャロです。

ジグヘッドリグはZAPPUバンパーヘッドを使用

ジグヘッドはZAPPUのバンパーヘッドを使用します。

アイにフリー可動のバンパーが装着されているジグヘッドなのでクイックに上下に動きます。そのクイックさによってフォールアクションの元になるリフト&フォールがやりすくなり、ボトムでは一目散にベタっと寝てくれます。

 

 

アクションなどは、こちらの動画を参考に!

出典:YouTubeチャンネル「OSGS/オーエスジーエス」

 

 

キャロはズル引きメインで、その中にステイを定期的に入れる

キャロは難しいことは考えずにとにかくズルズルと引っ張るだけ、で、そのズルズルの中にステイを定期的に入れてやります。

キャロではジグヘッドでの上下運動ではなく、横方向へのテールアクションを期待しています。特にアフタースポーンになってくるとこの横方向へのテールアクションが効果的なので覚えておいてくださいね。

そして、もちろんステイも重要です。ポストスポーンを反応させるために必ずステイを入れてくださいね。

 

 

 

 

フォローで5インチヤマセンコー(ノーシンカー)も使用!使い方はボトムでの寝そべり!

ちなみに同時期に「5インチヤマセンコー」も使用します。

ヤマセンコーに期待しているのはボトムでの寝そべりです。つまりポストスポーンに特化した狙いです。

ゲリパーを使用していて寝そべりに強く反応する時や、ウィードが多くワームの存在感が必要なときに出番となります。

ウィードの量によっては7インチという選択肢もありますが、今年のウィードの感じだと4インチでOKかもしれませんね。

ヤマセンコーは基本的にノーシンカーでの使用です。キャスト後、黙ってフォール、着底からのステイ、喰わなければ回収してまたキャスト。そんな使い方ですね。

 

そんなワケで、愛称を付けたら大人気となった「ゲリパー」、そしてそのフォローの「5インチヤマセンコー」、高比重なゲーリーマテリアルの特徴が活きるこの時期にぜひ使ってみてくださいね。

そして第1のキモはステイ。動かし過ぎは厳禁ですよ。

 

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