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今江克隆のルアーニュースクラブR 第948回「長波長カラーの使いドコロ」の巻

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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今江克隆(katsutaka imae) プロフィール

株式会社イマカツ CEO。日本最大のトーナメント・JBシリーズにおいて、全てのメジャータイトルを複数回に亘り獲得し、常に頂点に君臨し続けているトーナメントプロ。15年間の商社勤務を経て、2004年、株式会社イマカツを設立。ニッポンのバスフィッシングの中心を走り続けるプロフェッショナルアングラーだ

スポーン第一陣、動く!? 再び、七色ダムへ…

今週は毎月恒例のルアーマガジンロケを兼ねて、再び七色ダムに行って来た。

七色ダムを取材地に選んだ理由は、スロープロクマルさんから第一陣のスポーンが始まったとの情報を得たこともあったのだが、開幕戦で西ノ川の見えバス合戦に固執し過ぎ、欲求不満鬼ストレス満載で終わってしまっただけに、そのリベンジと再練習も兼ねて難攻不落の七色モンスターにチャレンジして来たのだ。

七色ダムの見えバスは、恐らく日本一難しいと言い切っても、TOP50プロですら文句はないほど極めて「癖(クセ)の強い」見えバスフィールドと断言してもよいだろう。

オバーハング(オバハン)だらけで超クリアと言う湖の特徴とレンタルボートの多さ、池原ダムなどのフロリダ系バスとはまた性格の違った異常なほどに眼が良く、神経質極まりない特殊なフロリダ系バスフィールドである。

しかし、七色ダムのフロリダ系バスは、その時々でハマる釣り方、場所が明確に存在することもまた事実で、釣り方と場所のマッチングが決まれば、50cm~60cmUPを単日複数本、ウハウハに仕留められることもあるから、一度ハメたら中毒的楽しさがあるのもまた事実だ(まぁ、3日間で1日ハメれたら上級者ですけど…)。

ハマる時とハマらない時の差が、551の蓬莱がある時ない時並みに激し過ぎるのが癖の強い七色バス。大阪人しかわらんネタですんません…。

そしてその釣り方も、激セコからスーパーストロングまで、そして超デッドからスーパーハイスピードまで、実に両極端なパターンで同時にハマることがあるのも、七色ダムの特徴だと言ってもよいだろう。

今回の取材&テストもまさにその両極端を極めた釣りとなった。

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