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春を告げる北陸シラウオパターンのアジング!【寄稿by蔵野雅章】

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蔵野 雅章(Masaaki Kurano) プロフィール

北陸エリアからロックフィッシュ、アジングといったショアゲーム創世記を切り拓いてきた一人。独自の理論と視点から、ロッドやルアーの開発に携わる。テンリュウのルナキアシリーズでは2代目よりプロデュースを担当。サポートメーカーはテンリュウ、レイン、ジャクソン。富山県高岡市在住。

日本海側、特に僕が住む北陸のアジングはシラウオ(北陸ではイサザという)が川に上るタイミングで春を告げる。

人間だってシラスを食べて美味しいって言うんだから、アジもシラウオを美味しく食べているのは間違いない!!

北陸シラウオパターンの時期

北陸でアジングが浸透して8年。今や春の訪れを感じさせるこのシラウオパターン。

しかし、実は決してご当地パターンではなく、全国各地に通じるパターンであることは間違いない。

まずは日本近海、特に今回は北陸に視点をおいて話すと、日本海側のアジ、特に中国地方以北のアジは、日本海が低水温ながらも水温差の少ない安定した3~4月にかけて対馬海流に乗って北上し、5月、6月にかけて産卵を迎える。

その中でも地元に居ついているアジ達は雪解けを待ち、そして豊富なミネラル分を含んだ河川を遡上しようとするシラウオ(イサザ)を積極的に捕食する。

ど派手なバイトをルナキアで獲る

この時期にシラウオに着いたアジを狙うのがまさにシラウオパターンだ。狙うのはシラウオが遡上する河川に面した湾内。

ワームはシラウオをイミテートしたサイズ。

僕の場合、レインのチビキャラスワンプ、もしくはアジアダーを使用する。

シラウオは比較的穏やかな流れの河川を上る傾向がある。その河川の河口付近を狙うのが一番の近道!!

マヅメを迎え、アジの活性が高まる。そんな時にバイトしてくるアジはバイトの出方もド派手。もちろんファイトも強烈。

それをいなすのはルナキアシリーズの真骨頂! みなさんもこのルナキアのオートメーション的な魚の寄せ方を体感して欲しい。

■ルナキア製品詳細ページ
https://fishing.tenryu-magna.com/shore/lunakia.html

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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