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【春の見えデカバスに効果絶大】「鮒(フナ)」ルアーの使い方を紹介!【寄稿by三原直之】

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琵琶湖のバス釣り完全ガイド2019

こんにちは。イマカツ・プロスタッフの三原直之です。

三原直之(Mihara Naoyuki) プロフィール

東条湖をホームに2015年からTOP50メンバーとして上位入賞を繰り返すトップトーナメンター。トーナメントの傍ら、ヒューマンフィッシングカレッジのトーナメントスキル講師としても活躍中。

これから、ちょくちょく最新の釣り方や情報などをお届けしていきますので、よろしくお願いします!

さて今回は、先日のTOP50七色ダム戦での優勝のキーになったギルロイドJr. ブーツテール」の「鮒(フナ)カラー」についてです。

実は冬から春にかけて、まだブルーギルが活発に動いていない時にデカバスのメインターゲットとなるのが「鮒(フナ)」なんです。

ギルカラー vs 鮒カラー

これは試合中にも実感したことなのですが、ギルカラーと鮒カラーでは、バスがルアーを見切る距離が全然違うんのです。

具体的には、見えバスに対してギルカラーの「ギルロイドJr. ブーツテール」をアプローチすると、ルアーに気付いて近寄っては来るものの、ルアーから1m離れた所で見切られ、勝負にすらならないような反応でした。

それが同じく「ギルロイドJr. ブーツテール」の「寒鮒 銀」カラーになると、ルアーの目前まで近づき、本物かどうかを吟味するようにジッと見て、そのままバイトするバスもいたほど!

やっぱり、ルアーのカラーって大事なんだなと思ったのと同時に、リアルプリントの威力も実感できた瞬間でもありました。

ブーツテールがブレーキをかけてくれ、動きすぎを防ぐ

また、水噛みの良いブーツテールを使うことによって、ルアーをコントロールしやすいだけではなく、ボリューミーな太い波動を出すことにより、鮒のボリューム感を出せていると思っています。

鮒パターン! ギルロイドJr.の鮒的使い方

板オモリを貼ってスローシンキングにチューン

「ギルロイドJr. ブーツテール」の使い所としては、まず板オモリを貼ってスローシンキングチューンにして、バスを発見したらバスよりも岸側に投げて、ボトムに置くこと!

なるべく根掛かりの少ない石や岩などに乗せるように置くとよいです。

ブラインドでアプローチする場合は、バスが着いてきた時にいつでもボトムに置きやすいコースを予測して投げましょう。

何せ、バイトチャンスはボトムに置いている時です。

ボトムに置いた後はバスが近付いて来てそのまま食いますので、簡単です(笑)

この鮒カラーが効くシーズンは、バスがスポーニングを終えるまで、もしくはブルーギルが活発に動き始めるまでです。

みなさんもゼヒ、鮒パターンを試してみてください。