エギのカンナ針を研ぐのは難しい

ベテランアングラーであれば誰しも、フックポイントの鋭さがどれだけ重要なものか身に沁みている事だろう。俗に言う「爪を滑る」ような甘い針先では魚の掛かりが悪くなるのでフック交換を要するというのが一般的なセオリーだ。ベテランほど常に針先の鋭さを意識しながら釣りをしているものだ。

ただ、エギはフック交換ができない。では針先が鈍ったエギは廃棄すべきなのか? 確かに極端に針先が鈍ったものはそれも致し方ない場合もあるだろう。
とはいえエギ自体も決して安い買い物ではないし、当たりカラーの場合もある。できることならば何とか針先の鋭さを回復させながら使いたいところだ。そんな時には針先をシャープナーで研ぐことである程度までは鋭さを回復させることができる。

しかし、トレブルフックと違って針数が多く間隔が狭いカンナ針を研ぐというのは容易ではない。一般的なシャープナーで試みると意図せず隣の針まで研いでしまいがちだ。タッチアップを要する1本だけを研ぐことは結構難しい。
2006年の発売以降、愛され続けるロングセラー
難易度の高いエギのカンナ部分のタッチアップを容易にするために開発されたのが、スミスのエギシャープナーだ。

エギシャープナーは2006年に発売された。すでに20年もの間、エギング愛好者から支持を受けているロングセラーアイテムなのだ。
カンナ針の中の1本をしっかり研ぎ上げる先端のV字形状
エギシャープナーは小型で、かつその砥面がV字形状をしているのが特徴だ。これによってカンナ針の中の1本だけを包み込むように研ぎ上げることができる。限られた方向にしかシャープナーを前後できなかったとしても、多方向(外側だけでなく内側から)のタッチアップと同等の効果を得ることができるのだ。
さらに砥面はダイヤモンド加工が施されており、その研ぎ性能が長期間にわたって維持される。



曲がったカンナ針を修正できる付属パイプ
また、根掛かり等でエギのカンナ針が開く、曲がるといったケースもよくあることだ。これももちろんそのままの使用はNGだ。せっかく掛けた獲物をバラして後悔することのないように、曲がった針先はすぐに修正して使うことが重要だ。

エギシャープナーに付属している金属パイプは、カンナ針の曲がりを修正するためのツール。プライヤーでつまんで曲げ直すよりも針自体のダメージを抑え、安全簡単に曲げ直すことができる。

エギだけじゃない!

実はこのエギシャープナー、バスアングラーの中にも愛用している人がいる。その人達はブラシガードのラバージグや、小型スピナーベイトの針先を研ぐのに重宝しているそうだ。
確かにラバージグやスピナーベイトも針の交換はできない。エギ同様に針先が鈍ったら研ぐことでしか延命できないが、ブラシガードやワイヤーアームが妨げとなり一般的なシャープナーは使いにくい。エギシャープナーであれば小さく先端が細いため、フックポイントまでしっかり届いて研ぎ上げることがしやすいのだとか。
20年にわたって愛されるのには、確かな理由が存在するのだ。
標準小売価格:¥900+税
スミス公式「エギシャープナー」詳細ページはこちら



























































