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【春のバス釣り特集】基礎講座②「ミッドスポーン~アフタースポーン」

春のバス釣り特集

前回はスポーニング全体の流れとプリスポーンについてお話してきました。

前回の記事:基礎講座①「スポーニングとは?全体の流れとプリスポーン」

今回はその続き、ミッドスポーンからアフタースポーンについてお話ししていきます。

ミッドスポーニングとは

基礎講座①でもお話した通り、スポーニング(産卵)には段階があります。

こちらがその流れ

今回のミッドスポーニングは「産卵中」のこと。

しかし、実際「産卵中」といっても産卵行動自体はすぐに終わるものなので、ココでは「ミッドスポーニング=産卵直前から産卵直後まで」とします。

産卵の準備

前回説明したように産卵が行われるのは基本的にシャローのハードボトムです。

他にも卵が流れてしまわないように水の流れが強すぎないということも大切な条件です。

産卵場所をネスト(巣・産卵床)やスポーニングベッドなどと呼んだりします。

産卵間近になるとまず最初にオスがネストを準備します。

具体的には尻ビレでゴミや泥などの堆積物をキレイにします。

産卵床ができたらメスを誘い入れます。

産卵開始

メスがネストを気に入ったら産卵を行います。

オスが放精し受精させます。

産卵の間、オスとメスのペアはピッタリひっついて泳いでいます。

こちらの動画をみてもらえばイメージしやすいと思います。

出典:nenkatsuYouTubeチャンネル

産卵直後

産卵が終われば体力を消耗したメスは深場へ移動します。

一方でオスは卵を守るためその場に留まり続けます。

孵化してからもしばらくはオスが守り続けます。

このときのオスはエサを食べずに守り続け、外敵がくると攻撃します。

体当たりしたり、泳いでいってどかせたり、バイトすることもあります。

出典:funsea17YouTubeチャンネル俗に言う「ネスト撃ち」というのはこの習性を利用してバスを狙う方法です。

ネスト撃ちでキャッチしてもリリースしたあと元のネストに戻ると言われていますが、戻れない場合もあるでしょうし、生まれゆくバスを守るという観点からもあまり積極的には狙わない方が無難です。

アフタースポーン

ミッドスポーニングのところでも述べたように、産卵直後のメスは体力を消耗しているので活発にはエサを追いかけません。

そこでライトリグなどのスローな釣りが効果的になります。

具体的にはノーシンカーでのフォールや軽めのジグヘッドワッキーなどがオススメです。

ゲーリーインターナショナル・カットテールワーム

O.S.P ・ドライブクローラー

ジャッカル・フリックシェイク

デプス・キンクー

そしてだんだん身体が動くようになってくると体力を回復させるために積極的に荒食いを始めます。

オスもネストを守るという役目を終え、体力回復のためにエサを追いかけるようになります。

ここまでくると割と様々なルアーで釣れるようになります。

特にトップウォーターなどでも釣れるようになってきますよ。

デプス・マツバズ

O.S.P・ヤマト

イマカツ・アベンタクローラー

実際はあらゆる段階が混在している

前回のプリスポーンに続いてミッドスポーン、アフタースポーンのお話をしてきたわけですが、実際は個体によってスポーニングの段階はバラバラです。

早ければ3月ごろから産卵を始めている個体がいると思えば、6月に産卵をしている個体もいます。

つまりそれぞれ段階のバスが混在している状態なのです。

そのため1つの方法で探していくのではなく、さまざまな方法を試していきながらバスを探していきましょう。

同じフィールドに通い続ければ、スポーニングの移り変わりや、そのフィールドではどういった個体からどんな場所でスポーニングが始まるのかといった特徴も見えてくるでしょう。

デカバスが狙える季節、春。

ぜひ自己ベスト更新を目指してバスを探してみてくださいね。