【夜なのになぜ…?】池内修次が解説、イカメタルにケイムラが有効なワケ
皆さん、こんにちは! デュエルの池内です。
今週も、アオリイカ情報はもちろんのこと、デュエル&ヨーヅリの最新情報をお伝えしたいと思いますので、よろしくお願いします!

池内 修次 (Shuji Ikeuchi) プロフィール
さて、今週のイカ曜日は…!
イカメタルにおける「ケイムラ」の有効性についての説明と新発売されたドロッパーの「ぷっか」を紹介します。
なぜ「ケイムラ」なのか
そもそもなぜ夜の暗い時間帯にケイムラ? 新月で暗いのに、どうしてケイムラを使うの? と疑問に思っている方も少なくないはずです。
ケイムラとは、太陽から発せられる紫外線によって光るものになります。そのため、太陽がない夜にケイムラを使うことに疑問を持つのは当然です。

デュエルのウキスッテ(ドロッパー)「ぷっか」ケイムラパープルヘッド
しかし、ここ数年ケイムラの有効性が日本全国の遊漁船の船長から聞かれます。
その理由は、エギングでも同じことがいえるのですが、実はすぐ近くに紫外線を発しているものがあり、それを受けてケイムラが発光しているからなんです。
紫外線を発しているもの、それは「船で焚かれる煌びやかなライト」になります。このライトの光には紫外線が含まれており、その光で海の中のプランクトンが集まり、それを食べに小さな魚が寄ってきます。そして、その小魚を食べにイカが寄ってきます。
もちろん、満月の夜は月明かりによって紫外線が降り注いでいますが、新月の時や曇っていて月が出ていない時などは船のライトによって紫外線が出ています。
ケイムラの有効性
前々回お伝えした夜光、前回お伝えしたブルー夜光やスーパーブルー夜光が有効なのはもちろんのこと、今回お伝えしたケイムラも船のライトの紫外線を受けて発光するためイカメタルには有効です。
残念なことに、人間の目には紫外線で光っている色はブラックライトを使わないと見えませんが、実は紫外線によって紫色に光っています。
この紫色は赤と青の混合色で、赤はシルエットとして、青は深海でも色が残りアピールとなります。

デュエル「ぷっか」ケイムレッドヘッド
私の場合は、まだ少し明るい時間帯や、夜光やブルー夜光でアタリが少なくなったタイミングなどでケイムラを使用します。 日によってはケイムラしかアタらない時もあり、ケイムラを必ず持ってきてくださいといわれる遊漁船もあるくらいに有効なケイムラ、ぜひ試してみてください。
新発売の「ぷっか」
そして、次に紹介するのは新発売のシリーズ「ぷっか」です。2種類のサイズが展開されています。
小さい方が75ミリメートルで、大きい方が90ミリメートルになります。
見た目からボリューム感のあるぷっくりボディで、抜群の潮つかみで安定し、思わずイカが抱きつきます。
イカメタルは、その日によって活性が頻繁に変わることもあり、小さなシルエットが効果的な時や、逆に大きなシルエットが効果的な時があります。
スッテをしっかり見せたい状況の時には、このぷっかがピカイチにアピールをしてイカを寄せてくれます。カラーも全16色で、人気のカラーからアピールカラー、今回紹介したケイムラや新色のゼブラ柄などもラインナップされています。
デュエル公式「ぷっか」詳細ページはこちら
ぜひ何本か忍ばせて、周りの方と違ったことをしてみてください。釣果に繋がりますよ!
ではまた来週の「毎日イカ曜日」をお楽しみに!
