厳しい暑さが続く真夏は、アングラーにとって少しタフな季節です。
しかし、この時期の琵琶湖でしか味わえない、爽快でエキサイティングな釣りがあることをご存知でしょうか。
その主役は「ケタバス」。
琵琶湖やその周辺水系に生息し、「ハス」とも呼ばれるこの魚は、美しい白銀の魚体とは裏腹に、性格は極めて獰猛なフィッシュイーターです。
その強烈なアタックと激しいファイトは、一度味わうと誰もが虜になります。
今回は、そんな夏の風物詩、「ケタバス」釣りの魅力と、この釣りを一層楽しくするタックルについてご紹介します。
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舞台は灼熱の琵琶湖!でも、釣りは驚くほど爽快
ケタバス釣りのハイシーズンは、梅雨明けから8月いっぱいの真夏。
主なポイントは、琵琶湖北湖に流れ込む河川の河口部周辺です。
「真夏の日中に釣り?」と思うかもしれませんが、この釣りの最高の魅力は「ウェットウェーディングスタイル」にあります。
Tシャツに短パン、足元はウェーディングシューズなどで、そのままザブザブと湖水に立ち込めば、ひんやりとした水が体をクールダウンさせてくれます。
まるで水遊びの延長のような感覚で、夏の琵琶湖の自然と一体になれるのです。
クリアウォーターの中、きらめく魚体を探す時間は、これ以上ないほど気持ちのいい体験です。
カッ!と襲い来る衝撃。ルアーフィッシングの面白さが凝縮
ケタバスは、大きな口で小魚を追い回す生粋のハンターのため、ルアーへの反応は抜群です。
使用するのは、スプーンやスピナー、シンキングミノーなど。
キャストして少し早めにリトリーブしたり、キレのあるトゥイッチを加えたりすると、どこからともなく現れたケタバスの群れがルアーに猛然と襲いかかります。
「カッ!」「ゴンッ!」
手元に伝わる明確なバイトの瞬間は、ルアーフィッシングの面白い要素が凝縮されています。
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ケタバスゲームを120%楽しむための相棒
この釣りに専用タックルは必須ではなく、手持ちのトラウトロッドやライトなスピニングタックルで十分に楽しめます。
しかし、「もっと快適に、もっと深く楽しみたい」と考えるなら、タックル選びに少しこだわりたいところです。
例えば、ゴールデンミーンからリリースされているパックロッドは、このケタバスゲームに驚くほどマッチします。
繊細な操作で喰わせる「シンフォニアトラウト SPS-T-510 KT」
携帯性に優れ持ち運びに便利な4ピーストラウトロッド。
軽量ルアーを軽快に扱える汎用性の高い設計で、しなやかなティップがルアーに生命感を与え、ケタバスの激しいバイトを弾かずにフッキングへ持ち込めます。
品番 | 全長(ft/m) | 自重(g) | 仕舞寸法(cm) | 継数 | 適合ルアー(g) | 適合ライン(lb.) | 価格(税別) |
SPS-T-510-4 KT | 5’10” / 1.79 | 88 | 48.0 | 4 | 3〜10 | 4〜8 | ¥25,800 |

持ち運びに便利な筒状のハードケースとケース内でロッドを保護する布製の竿袋を付属されています
遠投性と機動力を両立する「パックマン PMS-610ML」
「重めのルアーを遠投して広範囲を探りたい」。
そんな時に頼りになるのが、この4ピースのパックロッド「パックマン PMS-610ML」です。
品番 | 全長(ft) | 自重(g) | 仕舞寸法(cm) | 継数 | 適合ルアー(oz) | 適合ライン(lb.) | 価格(税別) |
PMS-610ML | 6’10” | 106 | 56.5 | 4 | 1/32〜3/8 | 4〜12 | ¥16,500 |
6フィート10インチのレングスは遠投性能に優れ、取り回しも良好。不意の大型魚にも余裕で対応できるパワーも魅力です。
そして何より、仕舞寸法56.5cmというコンパクトさは、ポイントを移動するラン&ガンスタイルに最適。
神出鬼没なケタバスを追いかけるための最高の相棒と言えるでしょう。
この夏、最高の思い出を
夏の琵琶湖でしか味わえない、爽快でエキサイティングなケタバス釣り。
冷たい水に浸かり、美しい魚と全力で遊ぶ時間は、きっと忘れられない夏の思い出になります。
この記事を読んで興味が湧きましたら、ぜひタックルを手に琵琶湖へ足を運んでみてください。
シルバーボディのファイターたちが、あなたを熱く迎えてくれるはずです。