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【可動域が増える】誘い方の幅が広がる!ワーム素材だからこそのメリットも多数!「KAREN180」リングチューンが動きも釣れ方もヤバイ/堀江陸斗

寄稿:堀江 陸斗
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皆さんこんにちは!

霞ヶ浦で活動しているO.S.Pフィールドスタッフの“堀江陸斗”です!  今回は、ハードベイトが持つ波動とソフトベイトのナチュラルさを高次元に融合したビッグベイトでお馴染み、「KAREN180」のチューニングについて紹介させていただきます!

O.S.P公式「KAREN180」詳細ページはこちら

通常セッティングでも実釣性能は非常に高いですが、チューニングを施すことで、より釣れる魚も増えるハズ! ぜひ参考にしてみてください!

堀江 陸斗(Rikuto Horie) プロフィール

365日フィールドに立ち、あらゆる釣りで霞ヶ浦の陸っぱり最強の釣り人を日々目指す?  霞ヶ浦水系の次世代を担う超陸っぱり特化型バサー。主に霞ヶ浦水系を中心に活動、流入・本湖、小さいルアーから大きいルアーまで、種類問わず状況に応じて使い分ける。また、SNSを活用しながら、日々新鮮な 霞ヶ浦水系の情報を動画や画像を用いて発信中。

“可動域が増える”チューニング

まず、概要をお伝えすると「KAREN180」のプラボディ側の接続アイ上下に、スプリットリングを2つ繋げて“可動域を増やす”というチューニング。

付属のPEラインに関して、以下写真の場合ハードボディ本体側のアイに装着してしまっていますが、スプリットリング(ワーム素材側)に装着するようにしてください。動きやセッティング方法詳細は、以下Instagram投稿と画像を参考にしてみてください。

 

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①スプリットリングのサイズ

#3サイズのスプリットリングを使用。

②フックサイズの変更

可動域が増える分、オリジナル仕様に比べて重心バランスが少し悪くなります。 コレを解消するため、フロントフックを#2、リアフックを#6と小さい針に変更することで、アクションとレスポンスの向上に繋がります。

③テールのV字カット

テール部分をV字になるようにハサミで切り込みを入れます。

尻尾での水の受け方が変わり、よりレスポンスの高い首振りアクションが生まれます! 軽い力で首振りさせるためには、テールV字カットが必須! (低速巻きメインで使う場合はテールカットしない方が、より多くの面積で水を受けるため艶かしいです。)

④顎下やリップにイタオモリ

通常だと頭上がりになる姿勢のため、自分は現場でサスペンド~スローフローティングになるように、顎下かリップに板オモリを貼り付けています!

また、オリジナルに限らずSWモデルでも同様のチューニングができます!  SWモデルは、リップが短く浮力が高いので、オリジナルよりも、よりシャローレンジで使う際や、トップウォーター的表層での首振りなど、使い分けすることも可能!

KAREN180 SW

O.S.P公式「KAREN180 SW」詳細ページはこちら

チューニングによる具体的なメリット

可動域を増やす”とお伝えしましたが、具体的なメリットを以下にまとめましたので、ご覧になってみてください。

・低速引きでも艶かしく動くようになる

・ロッドワーク、リーリングによる首振りが可能となる

・タダマキ+首振りの組み合わせ技ができることにより、首振りだけで見切る魚も食わせる力がある

後ろがワーム素材であることによるメリット
他の首振り系ビックベイトとの差別化も!

・バイトが弾かれず口の中に収まりやすい(フッキング率が高い)

・スキッピングがしやすく、カバーの奥も攻略可能

・首振り、タダマキのアクションともに、薄く広いリアルな魚に近いテールがアクションの艶かしさをより向上

と、長い間使っている自分はカナリ好反応を得られています!

オススメアクションについて

オススメアクションも紹介いたします!

①着水直後に2.3回首振り!その後ハンドルを一回転させて逃がしを入れてから、再び2.3回首振り

このアクションのメリットは、従来の首振りだけで見切る魚、スイッチの入りきらない魚に対し「KAREN180」の強みである、艶かしい巻きのアクションの逃がしを入れて、次の首振りで追いつかせて本気食いさせるアクションです!

②惰性を利用した首振り

一度首を振らせたら、3秒ぐらいポーズを入れ、再び首を振らせるの繰り返しアクション。 シッカリと惰性で振った首に対し、テールが時間差で付いてくるアクションも「KAREN180」ならではです!

オリジナルとの使い分け

リングチューンは小技、巻き+首振りの組み合わせ技。

中から低速域、ライトカバーでの使用が得意です!(オールシーズン使用可能!)

一方、オリジナルは、安定した巻き主体のアクション。中から高速域、フロントフックのみでそれなりに強いカバーにも打ち込んでいける強みがあります! 巻き主体でオープンエリアを素早く探る際はオリジナルの方が向いていると思います!

タックルについて

タックルについて紹介させていただきます!

自分の中で、使い続けてきて最もシッカリきたタックルがこちらです。

ロッド:WILD SIDE(WSC69MH “Frog Game Special”)【レジットデザイン】

リール:20 メタニウム HG【シマノ】

ライン:アブソルート BBM[ナイロン](25Lb)【バリバス】

ロッドはロッドワークで首振りしやすいフロッグ用の竿。かつ、粘りもあり、巻きもこなせるレジットデザインさんの「WILD SIDE」(WSC69MH “Frog Game Special”)が非常に使いやすいです! リールはHGとXGどちらでも使いやすい方で構いませんが、耐久性のあるリールの方が掛かる負荷的にも無難だと思います! また、ノーマルギアよりもHGやXGの方が、リーリングでの首振りもやりやすいです!

ラインは、フロロカーボンラインよりもナイロンラインがオススメ。普段25Lbを使用しています。ロングキャストした時のレンジ調節や、ド近距離でフルフッキングした際も、合わせ切れが少ないためです。

長くなりましたが、リングチューンの全貌を解説しました。

チューニングの重要なポイントをおさらいすると…

#3のスプリットリングを使う

テールにV字カットを入れる

フックサイズを変更/フロント:#2 リア:#6

…以上になります!  シッカリとセッティングをすれば武器になること間違いなしなチューニング!  皆さんもぜひお試しください!

O.S.P(オー・エス・ピー)

2000年6月設立。日本のみならず世界で活躍した並木敏成が代表として自身の経験を活かし、「10 Years Standard(10年基準)」をコンセプトにモノ作りを行う。日々生み出されるルアーは定番となり、多くのバスアングラーから熱く支持されている。
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