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【イカメタルシーズン到来】その楽しみ方とイカをもっと釣るために

連載:池内修次の毎日イカ曜日♪
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皆さん、こんにちは! デュエルの池内です。

今週もアオリイカ情報はもちろん、デュエル&ヨーヅリの最新情報をお伝えしたいと思いますので、よろしくお願いします!

さて、今週のイカ曜日は…!!

池内 修次 (Shuji Ikeuchi) プロフィール

デュエルプロスタッフで、エギング界のスペシャリストの1人。エギング釣行回数は年間150日以上。 中層エギングをメインに多彩なシャクリパターンを使いこなし、両眼2.0というおっそろしいまでの視力でサイトフィッシングも得意とする、笑顔がステキな寝ても覚めてもエギング! なアツいオトコ。 WEB動画番組「スマイルエギング」にも出演中 https://www.youtube.com/watch?v=fXWFLBamzkQ https://www.lurenewsr.com/32671/

今年のイカメタルの状況とおすすめのイカメタルアイテムの紹介をします!

今年のイカメタルの状況

いよいよ夏本番といった感じになってきましたね。中部地方までは梅雨も明け、毎日30度超えの真夏日が続いています。

暖かくなってきたこともあり、九州地方では連日連夜、デイイカメタルでも好釣果が出ているようです。

そして、中国地方の日本海側、鳥取県あたりは軒並み100パイ近い釣果が出ていて、しかも大剣や中剣サイズもしっかり釣れているとのこと。

そのまま日本海を上がり、丹後・小浜エリアでのイカメタルももう秒読みといった感じでしょうか。

北陸エリアも徐々に釣果が上がり始めていて、これから本格的にシーズンが始まりそうです。

エリアや船のルールを確認しよう

イカメタルは、地域や乗船する船によってルールが存在することがあります。事前にメタルの重さやドロッパーの数の規制、メインラインの太さ、潮が速くなった時のオモリグの使用可否などをしっかり乗船前に聞いておかないと、潮が速すぎて釣りにならなかったり、隣や反対側の方とオマツリになったりしてトラブルになる可能性があります。必ず確認しておきましょう!

まずは体調管理!

年々賑わいを見せるイカメタル! 夏の暑い昼間に釣りをするのではなく、涼しくなった夕方からの釣りなので思いっきり楽しめます。

ただ、これから始めてみたい方で、「船酔いが心配…」という方もいるでしょう。酔ってしまいそう…という思いから前日に食べ物を口にしないことや、不安で睡眠不足…という状況は良くありません。

しっかりと食事を取り、前日はしっかりと睡眠時間を確保することを本当におすすめします。また、乗船前1時間ほど前にアネロンなど酔い止め薬を服用しておくと効果的だと思うので参考にしてみてくださいね。

スタートは夜光系から

ここからは船上でのおすすめのアイテムと、人より釣るための戦法を紹介します。

イカメタルは、一番下にオモリの役割も兼ねるメタル(鉛スッテ)を付け、その少し上に浮きスッテとなるドロッパーを付けます。

メタル(鉛スッテ)は、当日の潮のスピードに応じて重さを決め、まずはできるだけアピールが強めの物を選びます。シルエットを強くしたり発光系を用いることでアピール力を上げることができます。

発光系とは、メーカーによりますが、紫外線発色の「ケイムラ」やライトによって発光(蓄光)する「夜光」や「ブルー夜光」があります。また、発光とは別にシルエットを目立たせるカラーや、逆にシルエットをぼかすカラーなどが存在します。

一番基本となるのは、夜光ベースの「赤緑」や「赤白」です。

△デュエルの鉛スッテのひとつ「イージーベイトメタル」。写真㊤はリアル夜光レッドヘッド、㊦はリアル夜光レッドグリーン。この他にも多彩なカラーラインナップを誇る

同じ夜光ベースですが、赤緑と赤白ではその日によって釣れ方がガラッと変わります。まず、赤緑より赤白の方が同じ夜光でも強く発光し、高いアピール力を持ちます。

一方の夜光の赤緑は赤白と比較すれば発光が抑えられるもののしっかりとアピールしつつ、「シルエットをしっかり出せる」という強みがあります。

つまり、赤白は強い発光でアピールをし、赤緑は程よい発光とシルエットでアピールをします。

このように同じ夜光ベースでも異なる強みがあるため、日によって釣れ方が変わります。

同様の理由から、同じ色でも夜光があったりブルー夜光があったり、ケイムラなんかもあったりします。今回は、夜光のことをメインにお話ししますが、来週からはブルー夜光の話やケイムラの話をしていきたいと思います。

難しい時こそ小まめに

夜光系のイカメタルとドロッパーなのですが、可能であれば船の集魚灯で10秒ほど蓄光させてから海に沈めてください。釣れ続いていたり、逆に全く釣れていない時にしがちなのが、蓄光させずにずっと海に入れっ放しにしていることです。

また、釣れていない時間帯こそ、その時使っているイカメタルやドロッパーが何色で、ベースカラーが何であるかを確認し、全く反対のカラーやベース発光を選んでください。色を変えたりやベース発光を変えたりすることが数を釣るための秘策にもなります。

そして釣れていない時だけでなく釣れている場合でも、時にカラーを変えたり、サイズを変えたりしてみてください。その時釣れていると思っていたカラーやサイズ以上に、もっとイカが乗ってくる本当にマッチしたものがあるかもしれませんので。

そうそう、カラーはもちろんのこと、釣れていない時や逆にもっと数を釣りたい場合、ルアーのサイズを変えることもオススメです。

サイズを変えるといえば、今年のDUELの新作ドロッパー「イージースリム」にも70ミリサイズが仲間入りしています。

出典:デュエル公式

スレ始めた時などに一番効力を発揮してくれるのがサイズダウンですので、ぜひ試してみてください。また、ベイトサイズが小さいエリアでも有効になりますので、ぜひ!

 

来週は、ブルー夜光の有効性と新発売されたドロッパーの「ぴっか」を紹介しますね。

ではまた来週の「毎日イカ曜日」をお楽しみに!

DUEL

1967年創業の老舗! 福岡県福岡市を拠点とするバス釣り&SW各魚種向けのルアー、エギ、フィッシングライン中心に手掛ける釣り具の総合メーカー。 デュエルの人気主要ブランドは3つ! 国内向けのルアーと釣り糸を主に扱う「デュエル(DUEL)」 主にイカ釣り製品と海外向けルアーを中心に扱う「ヨーヅリ(YO-ZURI)」 ラインやルアーを主に扱う「ハードコア(HARDCORE:釣糸、ルアー)」
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