トップウォーター祭！シーズン到来！【水野浩聡のワンモアフィッシュ】

2025年06月12日連載：水野浩聡のOne more fish

寄稿：水野浩聡

こんにちは‼︎　水野浩聡です！
いよいよ今年も梅雨入り。連日ぐずつく天候が続いており、今後は突然のゲリラ豪雨なども含めて、雨量が多くなるタイミングや、雨後の増水した河川などでの釣行は安全第一で釣りをしましょうね！

水野浩聡（Mizuno Hiroaki）プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー！ジャッカル・プロスタッフ。

いよいよ梅雨入り！　トップの出番ですよ！

さて、バス釣りで梅雨時期といえば、トップウォーターという代表的なルアーが存在します。
季節的にしっかり水温が上がったフィールドでは、ローライトになると上を意識するバスが多くなります。アフター回復期には、トップウォーターの中でも、ボリュームや速さに対する対応力も付いてきて、様々なタイプのトップウォータープラグで楽しむことができます。この時期の良いバスを釣るための、シーズナルなストロングパターンとして“旬な一手”と言えるでしょう。

地元岐阜県のメジャーフィールドの一つ、大江川水系では、ボラの稚魚であるハクを捕食する個体がいたり、エビをガンガン食べていたりします。そこに加えて水質や水位によるアピールの強弱、ルアーのスピードなどを考慮し、ルアーセレクト（選択）をしていくことが必要になります。

シャローのエビ食いバスに
小型クローラーベイト「スイセン」が炸裂

今週は、水深20cmしかない超シャローにエビ食いバスが差してきていたので、ルアーセレクトの理由としては、

エビ食いなのでシルエットは抑え気味
とにかく浅いので着水音を極力抑えたアプローチができるもの
アフター引きずってるような季節感だったので、止められるもの
ということから、「スイセン」というソフトボディーの小型ハネモノをセレクトしました。

ジャッカル公式スイセン　詳細ページはこちら

Name	Length	Weight	Type	Quantity	Price税込
SUISEN/スイセン	43mm	5g	Floating	1	¥1,980

移動距離を抑えて虫やエビのように誘うことができるタイプのルアーで、さらにソフトボディーなので、着水音が変に大きくなりにくく、わずか数十cmしかない激浅シャローでもプレッシャーを抑えて誘うことができるのが強みのあるルアーです。狙い通り、グッドサイズが反応してくれました。

サイレント系・小型クローラーベイト「スイセン」に新色２色が2025年6月登場

縦スト狙いで「リッピンポッド」投入すると…

さらに別日には、まもなく発売（6月12日メーカー出荷）の「リッピンポッド」というダブルスウィッシャーでもキャッチ！

こちらは、まとまった雨が降っているタイミング
見えバスがいるなど、バスの浮き具合があまり感じられない
という、一見トップには不利な条件かとも感じましたが、ルアー自体のボリュームをまず上げること、そして音や水飛沫などをしっかり立ててアピールを高められるもの。なおかつ、カバー周りや縦に伸びる杭などの縦スト付近にアプローチすることで、縦の動線が張られている場所なら下から引っ張り出せるのではないか？という思考回路で「リッピンポッド」をセレクトした結果の一本でした。