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【アパレル特集】“普段の釣行をより快適”にするために「ギア」に拘ってみませんか?

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アパレル特集

突然ですが、普段どのような装備で釣りを楽しまれていますか?

ロッド、リール、ライン、ルアーなどに拘るのも当然ですが、装備にこだわることで“普段の釣行がより快適”になり、結果として釣果にも繋がるのではないでしょうか。例えば、冬の寒い時期には防寒対策をシッカリ行い、逆に夏のような暑くて日差しの強い時期には、接触冷感・吸汗速乾・UVカットに優れたアイテムを着用することで集中力が向上し、釣りをする時間が長くなり=釣果につながる…といった具合です。

さらに、好きなメーカーのウェアやお洒落な服を着てモチベーションを高めることで、「あと1投、もう1投しよう」という気持ちになったり、必携のライフジャケット、偏光グラス、帽子など、安全面を確保するという意味でも装備は怠れません。さて、ついにバナーオープンとなります「アパレル特集2025」。こちらでは、装備の必要性や選び方などをお伝えできればと思います。ぜひ参考にしていただければ幸いです。

INDEX

ライフジャケット

命を守る必携アイテム「ライフジャケット」。

釣り人のマナーであり必須アイテム。ショアの釣りも同様ですが、オフショアの場合や沖堤防へ渡船を利用して渡る場合は、“桜マーク付きのライフジャケットの着用”が義務。桜マークは、国土交通省が定めた安全基準に沿ったものにだけ付与されていますので、ご購入の前に是非ご確認をお忘れなく。

また、桜マークは航行区域や乗船する船の種類により使用できるタイプが分けられていて、その区域・船種に合ったライフジャケットを着用する必要があります。TypeAであれば、小型船舶の全ての航行区域で、法定備品として使用可能なため、船に乗って海釣りに行くならTypeAをお選びください。

膨脹式ライフジャケット

ライフジャケットも使用するシチューエーションに応じたモノを選んでいただく必要が。まず、紹介するのが“膨脹式ライフジャケット”。

膨脹式には「自動膨脹式」と「手動膨脹式」の2タイプがあります。その名の通り、落水時に自動で開くタイプと手動で開くタイプなんですが、手動膨脹式だと落水時にパニックになる場合もあるため、「自動膨脹式」がオススメ。特にお子様用のライフジャケットだとなおさら。身軽で動きやすい腰に巻くタイプ「腰巻きタイプ」は、バスフィッシングやショアSWなど…移動の多い釣りにオススメ。

 

Ré モーゲットウエスト【ブルーストーム】

BSJ-7300RS Reカリフウエスト【ブルーストーム】

一方、「肩掛けタイプ」は体にフィットしやすい点が特長、落水時も安定しているので、安全面をより重視したい方はこちらを。季節や服装によって熱く感じることもあるので、状況に応じて上手く両タイプを使い分けてみてください。

Re’ティバノ【ブルーストーム】

Ré モーゲット【ブルーストーム】

それから、フィッシングベストと共に使える点が特長の「首掛けタイプ」。近年だと、アユルアーやネイティブトラウトなど…水に浸かりながらの釣りとの相性が良いです。

インテグレート【ブルーストーム】

固型式ライフジャケット

磯やウェーディングでは「固型式ライフジャケット」を。

理由は、シチュエーションによって異なりますが、磯の場合、足場が不安定で水中は極めて流れが強くて複雑。万が一苔や海藻で滑ってバランスを崩した場合に、岩に頭を打ってしまうリスクと、膨張式だと流されてしまった時に、外装が引っ掛かったり破れる可能性があるため、転落してもスグに体が浮くため救助がしやすい、または岩にぶつかった際のクッション性もあることで、結果的に固定式がオススメ。

一方、ウェーディングの場合、流れによる転倒やぬかるみなどで足を取られたり、ウェーダー内に水が入ってしまったりして、胸まで沈んでしまうこともあるため、おぼれない為、低体温症などを防ぐためにも、ウェーダー内に水が入っても沈みにくく、体をシッカリ浮かせてくれる「固型式ライフジャケット」がオススメ。

膨張式だと、水に濡れて誤作動が起きることもあるので、そういった面でも固型式を。

ライフジャケットの着用で1.8倍以上生存率が高くなる

過去5年間(平成29年から令和3年)の船舶からの海中転落者のライフジャケット着用・非着用別による死亡率は、着用者で11%、非着用者で51%。非着用者の死亡率は着用者に比べ高くなっていることから、ライフジャケット着用の有無が、海中転落した場合の生死を分ける、大きな要因となっています。(国土交通省資料より抜粋)

国土交通省が公開しているデータを見ると、ライフジャケットを着用することにより、なんと1.8倍以上生存率が高くなるという結果が出ています。

 

偏光グラス

魚を見つけたり、水中の変化を捉えたり、眩しさを軽減。

さらに、ルアーが飛んでくるなど、危険から目を守るという重要な役割も果たす、まさに必須アイテム「偏光グラス」。使うだけで釣果に差が出ると言っても良いでしょう。

選ぶ際の基準としては、大きく「フレーム」と「偏光レンズ」の2点があります。

選ぶ際の基準「フレーム」

まず、フレーム選びについてですが、素材としてざっくり分けると「メタル」と「プラスチック」の2種類に分類できます。細かいことを言えば、それぞれ細かく種類があり、メタルであればチタンやステンレス、アルミニウムなどがあり、プラスチックであればアセテートやTR-90など、さまざまな素材が存在します。

フレーム素材が決まれば、フレームのカーブも選びましょう。

カーブの浅い(緩い)フレームは“歪みの少ない視界”が特長。シルエットもカジュアルなモノが多く、普段使いでも使いやすいのが魅力。ただ、カーブの強いタイプに比べると、隙間から光が入ってきやすい点がデメリット。一方、カーブの強いタイプは顔の形にフィットしやすく、光や風などの侵入がカナリ少ない点が魅力。ただ、緩いカーブのモノに比べると視界の歪みが強くなり、中には気になる方も。対応フレームにも合う合わないがあるので、店舗で直接購入することをオススメします。

選ぶ際の基準「偏光レンズ

偏光レンズを選ぶ際は、まず素材選びが重要です。

大きく分けて「ガラス製」と「プラスチック製」の2種類があります。ガラス製はキズが付きにくく、ゆがみが少ないのが特長ですが、高価で重く、割れやすいため注意が必要です。一方、プラスチック製は軽量で割れにくく、加工がしやすいという利点がありますが、キズが付きやすく、経年劣化しやすい点がデメリットです。それぞれにメリット・デメリットがありますので、お好みに合わせてお選びください。

レンズカラーは特に拘るべきポイント。

釣りのジャンルやスタイル、その時の水質などによって様々ですので、一概にコレ! とは言えませんが、定番カラーを挙げると、明るさを保ちながらまぶしさを軽減する「ブラウン(茶系)」、自然な見え方で色調変化が少なく、長時間使っても疲れにくい、強い日差しにも対応する「グレー(スモーク)」、ブラウンより赤みが強く、さらにコントラストが強調され、障害物やストラクチャーが視認しやすい「コパー」、薄暗い場所やローライトコンディションで視界が明るくなる「イエロー / ライトブラウン」など…他にも様々なレンズカラーがありますので、ぜひ好みのモノをお選びください!

好みの偏光グラスが見つかるように
いくつかピックアップ

まだ何も決まっていないという方へ向けて、以下に過去に紹介させていただいた偏光グラスの記事も添付していますので、ぜひ選ぶ時の参考にしてみてくださいね!

【2025年新製品】勝負のときも普段使いも「ZEQUE by ZEAL OPTICS」の2025NEWアイテム情報!

【TORHINO(トライノ)】全レンズ偏光度98%以上!話題沸騰中のフィッシング用偏光サングラスブランド「注目アイテム総まとめ」

キャップ(帽子)

夏場の熱中症予防。

他にも、怪我防止や紫外線対策、雨風を凌いだり、偏光グラス着用時だとよりクリアな視界を保てたり、後は好きなメーカーやデザインのモノを被って、お洒落をしていけばモチベーション向上に! 「キャップ(帽子)」も釣行時にお忘れなく、蒸れにくいメッシュ素材を採用したタイプであったり、撥水性能に優れるモデルや防虫対策向けのモデルも…普段着用しない方はこの機会に!

Abu x ランカーキラー メッシュロゴキャップ【アブ・ガルシア】

DC-6725 CORDURA®ストレッチフィットキャップ【ダイワ】

 

 

DC-2225 PERTEX® シェードハット【ダイワ】

Abu x ランカーキラー バケットハット【アブ・ガルシア】

フィッシングウエア

寒さを凌いだり、時には雨や波による濡れを防いだり…。

これからの季節だと、紫外線を防いだり、虫刺されから体を守ってくれたりと、“寒さ対策”、“雨対策”、“紫外線対策”、“防虫対策”といった用途に応じて選ぶタイプも変わり、これからの時期は梅雨に向けて、レインウェアが活躍するシーズン。季節や用途に合った「フィッシングウェア」はお持ちでしょうか?

どの条件にしても、記者個人的にオススメしたい前提条件が“撥水性”、“防水性”、“透湿性”。そんな条件を考慮して選ぶ中で、やはり重要視したいのがゴアテックスやドライシールドなどをはじめとする、“防水透湿素材”のモノ。こちらを前提条件に、防水性能と透湿度それぞれ値の高いモノを選ぶとなおさら◎。防水性だと、20,000mm以上、透湿性の場合は、10,000以上が理想。ぜひ、お財布と相談しながらお選びください!

DR-1925 GORE-TEX バーサタイルレインスーツ【ダイワ】

3レイヤー レインスーツ【シマノ】

メンテナンスもシッカリ行いましょう

使用後はシッカリメンテナンスを行うことも長持ちの秘訣。

使用後は水またはぬるま湯などで汚れをスグに洗い流しましょう。特に海で使用した場合、塩分は劣化・防水膜の損傷の原因になるため、シッカリ真水で洗うことがオススメ。洗剤を使わず、中性洗剤を薄めた水で、柔らかい布などで拭き取りましょう。

洗濯方法(定期メンテナンス)

撥水効果が弱まったり、汗や皮脂でムレると感じたら“洗濯+再撥水”のタイミング。

洗濯表示を確認し、ファスナー・面ファスナーをすべて閉じ、ネットに入れて、洗濯機で手洗いモードで弱流水。使用する洗剤ですが、NIKWAXやGRANGERSなどの専用洗剤もしくは、中性洗剤(無香料・柔軟剤なし)でも可能。

洗濯機を使わず手洗いもオススメです。

洗濯後は 撥水効果を復活させるため、乾燥機の低温モード(30〜40℃)で10〜20分。アイロン使用の場合は、外干しで水気を取り、タオル越しに低温で軽くかけましょう。

アンダーウェア

冬は防寒の効率を高める。

夏は暑さ対策の効果を高める。

そんな役割を果たすのが「アンダーウェア」。こだわることで、無駄に着込む必要がなくなり、機動力の向上や疲労感の軽減、集中力の持続などにつながるため、重要視すべきポイントです。注意点としては、“素肌に直接着ること”。こうすることで、効果をもっとも実感しやすくなるハズです。夏用のアンダーウェアに関しては、“接触冷感”、“吸汗速乾”、“ストレッチ性”、“UVカット”などに拘りたい。冬用の場合は、“遠赤外線加工”、“裏起毛”、“ストレッチ性”などに拘りたい。

好みのアンダーウェアが見つかるように
いくつかピックアップ

HYOON EX ヒョウオン アンダーシャツ【FREEKNOT】

HYOON EX ヒョウオン アンダータイツ【FREEKNOT】

MCクールムーバー アンダーシャツ【第一精工】

MCクールムーバー アンダーパンツ【第一精工】

光電子® レイヤーテック アンダーシャツ 超厚手【FREEKNOT】

光電子® レイヤーテック アンダータイツ 超厚手【FREEKNOT】

MCウォームムーバー アンダーシャツ【第一精工】 MCウォームムーバー アンダーパンツ【第一精工】

フィッシングシューズ

釣りはいつも水辺と隣り合わせ。

だから“滑りにくさ”、“防水性”、“撥水性”に拘りたい「フィッシングシューズ」。

釣りのジャンルや釣り場の種類によって様々。バスフィッシングやショアSWルアーなど、足場が比較的良好で移動の多い釣りに向いており、スニーカー感覚で履くことができる「シューズタイプ」。磯釣りでは「磯靴」。ウェーディングなど、入水するような釣りには「ウェーディングシューズ」。オフショアや雨天時、地面がぬかるんでいる時などは「ブーツタイプ」など…釣種によって様々。

ソール選びに拘りたい

ソールの種類も豊富。

ラジアル

フィッシングシューズの中で最も普段履きに近い感覚で履けるソール。足場が比較的良い場所を巡る場合の、バスフィッシング、それからショアSWルアーの釣りだと堤防やサーフなどで活躍。また、防水性に優れたシューズであれば船釣りにも対応。

DS-2301G(ラジアルソール) FOGLER GORE-TEX ミッドカット【ダイワ】

スパイク

主に岩場や磯で活躍。

デッキにキズが付いてしまうため、くれぐれもオフショアの釣りには履いていかないようにしましょう。また、ツルッとした岩場では逆に滑りやすいのでご注意を。

DS-3100TG(スパイクソール) TGロックショアシューズ【ダイワ】

フェルト

滑りにくさと安定感が特長。

ツルッとした岩場やゴロタ、サーフ、磯などに最適。

WS-2202C(フェルトソール) ウェーディングシューズ【ダイワ】

フェルトスパイク&スパイクフェルト

一言で万能。

こちらも主に磯や岩場などで履くことが多いですが、堤防やサーフなど、比較的どこでもOKな印象。ただ、先程と同様、オフショアの釣りでは履かないように。

WS-2502C(フェルトスパイクソール) ウェーディングシューズ【ダイワ】

TGロックショアシューズ ハイカット TGスパイクフェルト DS-3600TG【ダイワ】

デッキ

こちらは主に船上で使用。船の上での滑りを抑えます。

といった形で、各装備ギア関係の必要性と選び方を簡単に紹介しました。

今回の内容をご覧になっていただき、少しでも参考にしてもらえると嬉しいです!また、バナーオープンとなった2025年からの新企画「アパレル特集2025」。

ぜひチェックしてみてください!

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