今江克隆のルアーニュースクラブR「コレ、ホンマに釣れるな!な2大ワーム『ハドルブレスギル』と『MJシャッドテール』を紹介」 第1239回
MJシャッドテールと三原直之
さて、イマカツTOP50チームが青野ダムで首と肩凝りに悩まされているころ、イマカツのアナログアングラー代表、時代の反逆児・三原直之プロはフツーの釣りで、このところガンガンええバス釣ってます…。
その三原プロがこのところ絶好調なのが、夏にもリリースが決まっているイマカツ初の本格派シャッドテールワーム・WAZAMONOシリーズ第3弾「MJシャッドテール」。
こいつはWeb販売限定だった異端の「スラッシュバンビ」とは対極の、いわゆる最強ベーシックを極めたシャッドテールワームだ。

WAZAMONOワーム「バスフラット」に続き、夏前連続リリースになる「MJシャッドテール」。満を持して基本にして究極のシャッドテールになりそうな予感がする
すでに各メーカーのド定番となっているシャッドテールとしては最後発となるが、それだけに痒い所に手が届く工夫が各所になされている。
特徴としては…
- ボディを不自然にクネクネと振り過ぎない、されどパワフルなキックの効いたナチュラルウォブルを発生させるスモール&ヘビーテール。
- バイト時に口腔内に折りたたまれて吸い込みやすく、フッキングの良いジョイントボディ。(これはスイムジグ系トレーラーとして使った時にとても有効。)
- ヘッドアップを抑え水平姿勢を維持するVカットヘッド。
- ベタボトム攻略用の高比重設定と、水面直下攻略用の「SG-1」水比重設定のレンジ別比重展開。
といったところだ。

一見、奇妙なヘッドデザインだが、水をヘッド面でとらえることでシャッドテールにありがちなヘッドアップを最小限に抑えて水平姿勢を維持させている

三原をして「神セッティングです!!」といわしめる「レインボーブレード」と「MJシャッドテール」のコンボ。互いに能力を相殺せず、相乗になるのが理由だ
すでに自分がテストした「SG-1」素材の実釣では、表層系ライトスイムベイトとしてのアクション、使いでのよさもピカイチであることを実感しており、こちらも「ハドルブレスギル」同様に誰もが定番の一軍戦力としてとても使えるベーシックにして強力な武器になると確信している。

準フローティング素材である「SG-1」モデルは、水面直下のライトスイムベイトとして秀逸だった。デッドスローでも感動的なレスポンスで泳いでくれる
直近では、5月17日20時~初回放送&VOD配信となる釣りビジョンの新番組「U-35 NEXTAGE#2 バス界の異端児・三原直之34歳」で「MJシャッドテール」の実釣映像を見ることができる。

釣りビジョンの新番組でも、ルアマガの取材でも、「MJシャッドテール」が大活躍。最後発シャッドテールだけに全てを超えるベーシックになりそう
この釣りビジョンの新番組は、各釣りジャンルで異端ともいえる35歳以下の次世代を背負う若者達のライフスタイルに迫るドキュメント企画だ。
その中でTOP50を引退しライブサイト全盛期のバス界に敢然と立ち向かう?時代の反逆児・三原直之の釣りスタイルや生き様、考え方を密着で追ったものだ。
ちなみに自分もこの番組内で三原直之のNEXTAGE推薦人?として忖度抜きに三原評、三原裏話を語りまくっているのでそちらもお楽しみに!
ライブサイトは今やプロとして避けては通れないバスフィッシング新時代の潮流だが、今江的にはステゴロで自然に挑むアナログバスフィッシングこそがバス釣り本来の楽しさ、想像力を最も凝縮したCOREであり、その魅力は今も昔も永遠に不変だと思っている。

「U-35・NEXTAGEバス界の異端児 三原直之」は5月17日20時~釣りビジョンにて配信開始。ワシの毒舌三原評も必見です