もはやすっかり全国区のイカメタルゲーム。ライトなタックルで繊細な駆け引きを楽しむのが面白い。けれど、どんな時でも同じやり方でイカを狙えるわけではないですよね。
群れのサイズや活性、潮の動きや水深など、ちょっとした条件の違いで釣果が大きく変わる、まさに“奥深い”ターゲット。それだけに、専用ロッドには「とにかく色んな状況に対応してくれる」懐の深さが求められます。
TENRYU・ブリゲイドトバリに注目だ
そこで注目したいのが、天龍(TENRYU)の「ブリゲイドトバリ」。2025年には掛けのNEWモデルが追加機種となることで、さらにバリエーションを増やす。
イカメタル・オモリグのために開発されたこのロッド。今回はそのティップセクションについて! ブリゲイドトバリは細分化されてきたゲームに合わせ、3タイプのバリエーションがティップセクションに採用されています。今回は、その3種類のティップがどんな釣り方や状況にマッチするのかを詳しくご紹介します。
ブリゲイドトバリの3種のティップと使いどころ

インスタ 穂先形式
スペック表からも分かる通り、穂先形式には何やらアルファベットが並ぶ。ティップセクションを表しているのは、「MF/GT」「MF/CT」「MF/CS」の部分。
それではその3種がどんな意味で、どんなアプローチにマッチしているのかをご紹介!
品名 | タイプ | 全長 ( m [ft]) |
継数 (本) |
調子 | 仕舞寸法 (cm) |
穂先形式 | スッテサイズ (号/g) |
錘負荷 (号/g) |
ライン (PE/号) |
リアグリップ (mm) |
先径 (mm) |
自重 (g) |
使用繊維 カーボン/グラス (%) |
本体価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
BT5103B-MLS | B | 1.78[5’10”] | 3* | EXF | 69 | MF/CS | 8-30号(30-120g) | 10-35号(40-135g) | 0.4-1.0 | 380 | 0.7 | 88 | 98/2 | ¥45,000 |
BT682B-L | B | 2.03[6’8″] | 2 | RS | 105 | MF/GT | 5-25号(20-100g) | 8-30号(30-120g) | 0.4-1.0 | 380 | 1.2 | 87 | 95/5 | ¥42,000 |
BT682B-M | B | 2.03[6’8″] | 2 | F | 105 | MF/CT | 8-35号(30-135g) | 15-40号(60-150g) | 0.4-1.0 | 380 | 1.2 | 88 | 96/4 | ¥43,000 |
BT662B-MHS | B | 1.98[6’6″] | 2 | EXF | 102 | MF/CS | 15-40号(60-150g) | 20-50号(80-190g) | 0.4-1.2 | 380 | 1.0 | 100 | 95/5 | ¥45,000 |
BT642S-M | S | 1.93[6’4″] | 2 | F | 100 | MF/CT | 8-35号(30-135g) | 15-40号(60-150g) | 0.4-1.0 | 425 | 1.3 | 89 | 96/4 | ¥42,000 |
BT6102S-MHS | S | 2.08[6’10”] | 2 | EXF | 107.5 | MF/CS | 15-40号(60-150g) | 20-50号(80-190g) | 0.4-1.2 | 425 | 1.0 | 98 | 94/6 | ¥44,500 |
①MF/GT(マグナフレックス / グラスチューブラ)
一言でいうなら「ロングステイが得意なモデル」です。
マグナフレックス製法は弾性率の異なる素材や異なる素材をシームレスにひとつのブランクスにすることができる技術。MF/GTはティップセクションにグラス素材のチューブラを採用し、そこから低弾性カーボンへと移る。
つまりは実にしなやか。軟らかさを活かし船の揺れをも吸収してくれるため、しっかり長めにナチュラルにリグをを止めてイカにしっかりアピールしたい時にバツグン。また、繊細なティップは小さなアタリにも反応し、目感度も実は高い。
「活性が低めのイカを、じっと待って乗せたい」「イカが仕掛けを持ち上げたり押さえ込んだりする微妙なアタリをしっかり見極めたい」という方にぴったりなティップといえるでしょう。
②MF/CT(マグナフレックス / カーボンチューブラ)
MF/CTはマグナフレックス / カーボンチューブラを指す。こちらも同じくチューブラだがティップセクションは低弾性カーボンチューブラ。そこから中弾性カーボンへ…とつながっていく。つまり、グラスと比較しやや張りがある(もちろん低弾性なので硬いわけではな)。つまりは、その張りを活かした掛け、アグレッシブな釣りにうってつけ。当然グラスに比べて反発力があるので、フッキングレスポンスも高いわけです。
特に、イカの活性が高い時間帯や、しゃくって落とすテンポを速めて誘いたいときに威力を発揮してくれます。
③MF/CS(マグナフレックス / カーボンソリッド)
このモデルの目玉は、なんと言ってもカーボンソリッドティップならではの繊細さ。チューブラでは実現しにくい細い穂先を採用しており、わずかな変化や本来なら伝わりにくい深場からのイカのシグナルを的確に捉えられる。
イカメタルをとことん楽しむために
天龍のブリゲイドトバリは、「とにかくイカメタルをとことん楽しみたい」というアングラーのニーズにしっかり応えてくれるロッドシリーズです。
「ロングステイなど待ちの釣りをするならMF/GT」
「テンポよく誘いまくる攻めの釣りなら、張りのあるMF/CT」
「深場や微妙なアタリを見逃したくないなら、超繊細なMF/CS」
これは一例だけれど、釣り方や状況…さらにそもそも狙うイカの種類に合わせて自分にぴったりなモデルを選べるのは大きなアドバンテージです。
多様化の一途をたどるイカメタルシーンに幅広く対応できる“最先端のイカメタルロッド”として、ブリゲイドトバリ、あなたの相棒に検討してみてはいかが!?
天龍公式「ブリゲイドトバリ」詳細ページはこちら
