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「スピードバイブ5g」のリフト&フォールで連発のチャンス【リザーバーでは1カ所で30尾以上も!】

連載:水野浩聡のOne more fish
寄稿:水野浩聡
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水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

こんにちは‼︎ 水野 浩聡です!
毎年クリスマスになるとやっぱり寒波がしっかりきますねぇ。
12月に入ってからしっかりと冷え込む日が多くなってきていて、ここにきて連続で寒波。そして年末にかけても強烈な寒波がくるとのことで、いよいよ年の瀬を肌で感じるような季節感となってきました。

これからの季節は突然の雪などに見舞われる日もあったりしますので、特に寒気の流入があるタイミングなどの釣行には気をつけましょう‼︎
水野は、基本雪道の運転が嫌すぎるので、積雪の場合は完全休業します笑
それくらい、無理をしないように安全第一で冬の釣りを楽しみましょう‼︎

大江川水系の現在の状況は⁉

デカいのを狙い撃つなら、アラバマ系などパワーのある釣りで魚を引っ張るか、カバー内をパワーフィネスでじっくり丁寧に誘うのが◎

さて今週は普段から通っている大江川水系をサラッと見に行ってきました。
毎年この時期は冬水位で、減水傾向になるんですが、今年は12月中旬くらいからまた極端に減水してしまい、例年の冬よりもさらに低い水位となっています。
そこに加えて、水質のクリアアップも重なっているので、
・バスが岸に寄りにくい、
・寄ったとしても朝夕の一瞬
・もしくは水深のあるカバーにタイトに付いている
といった感じで、デカいのを狙い撃つなら、アラバマ系などのパワーのある釣りで魚を引っ張るか、カバー内をパワーフィネスでじっくり丁寧に誘うか…の2つの攻めがメインとなっているのが現状です。

また、ここのところの寒波を皮切りにアベレージサイズが口を使いにくくなり、水温変化に順応できるBIGバスが浮ける傾向にもなってきているので、そろそろBIG I字系の釣り「クルーバーSF」を使った中層のビッグベイトなども旬なタイミングとなってきました。
この辺は、僕自身も年末年始はガッツリフィールドで釣り込むのでまたタイムリーなレポートをお送りしますね‼︎

ということで、今週は今後のことも思って、アベレージサイズが固まり出す越冬場になりうるスポットを重点的にチェック。
こういったバスを狙うに当たっては、北西風ブロック、水深があり、ボトムの沈みものやカバーがあればタイトに付く、といったようなキーワードがあるので、そういった場所を「スピードバイブ5g」のリフト&フォールで探っていくと、朝から連続バイト。

【スピードバイブ5g】のリフト&フォールで連続バイト🙋‍♂️
ショートリフトでボトムをトントン🎵と優しく叩くイメージでOK👍

一本バレちゃいましたが、狙いのスポットに確実にバスが固まり出していて、今後さらに水温が下がってくると、少しだけ…サイズ感がアップします。
冬の間、大きく場所は変わらないので、冬でもたまーに連発するくらいの場所となり、BIGバスのフィーディングタイムになりそうではない晴天無風などの天気的に安定したタイミングに入るエリアとして有効になります。
どうしてもデカいのは荒れた天候の方が狙い撃ちしやすいですからね。その狙いの真逆となるのがこういった越冬系のバスです。

しっかり場所が分かれば、移動距離を抑えた、リアクション効果の高い攻めで拾っていけるので、こういう場所もしっかり把握しておくと、冬の色んな天候に対応できるかと思います。

とあるリザーバーでは、スピードバイブのリフト&フォールにて1カ所・半日で30尾以上キャッチ

先日は、とあるリザーバーに行き、同じようにバスが固まりそうな場所を「スピードバイブ」のリフト&フォールでチェックしていくと、1ケ所からザクザクと出てきて笑、半日で30本超え…。

特に水深変化があり、ショアラインがプアなフィールドでは、その前後にいるほとんどの魚がその場所にストックされるくらい固まることもあるので、冬でも数を釣っていくこともできてしまうんですね。

いつも行っている大江川や五三川にもそういったスポットはいくつかあるのですが、ボトムの沈みものが多かったりするので、その分、居場所が散ってしまい、ホントに局所的に釣れるということはあまりありませんが、攻める上での基本線として、しっかり水深が確保されているようなエリアでは必ずそういう傾向になりがちなので、釣りのベースとして捉えてもらえれば良いかと。

ちなみに、この水系は連日多くのアングラーさんで賑わっているので、そういう固まりがあったとしても、ポロポロと多くの方に釣果が分散されるので、今回のリザーバーのような釣れっぷりになることは大きくは望めません。

ただ、その時釣れたバスがどの傾向にあるバスなのか? を推測してもらうと、似たようなスポットや同じスポットでもう1本…もう2本…と追加できる可能性は大いにありますので、冬の定番の縦のリアクションをかけれるようなタイプのルアーは、やはり持っておいて損はない‼︎ですね。

さぁ、年内もいよいよラストスパート‼︎
僕自身も良い締めくくりができるように年末ガッツリ釣りに行ってきます‼︎

スピードバイブ5gタックル

・ロッド…ポイズンアドレナ270L+-2
・リール…ツインパワー2500SHG
・ライン…PE0.6号(リーダー:フロロ8ポンド)

品番 全長(ft.) 全長(m) テーパー 継数 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径(mm) ルアー(g) ライン(lb) ラインPE(号) グリップタイプ 本体価格(円)
ポイズンアドレナ270L+-2 7’0″ 2.13 RF 2 109.5 92 1.6 3-12 3-6 MAX 1 カーボンモノコック 42,700円

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