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【シーバス釣れスギ注意!?】マリエラ68Sの〝友達をなくす使い方〟とは!?

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釣れスギ注意! マリエラ68S

皆さんこんにちは。トレフルクリエーションの高橋です。

2024年の7月にあまりの釣果から『トモダチヲナクスバイブ』と題して発売したバイブレーションプラグ「マリエラ68S

発売よりありがたいことに多くのお客様に手にしていただき、連日、全国のお客様より釣果報告が届いております。

友達をなくす…。つまりは、周囲で厳しい状況の中、マリエラ68Sだけが独り勝ちをすることも少なくない…と。

ランカーシーバスをはじめ、90cm台のモンスターシーバスを釣られた方もおり、無事、友達をなくされた方も多いようです。(笑)

しかし、中にはあまりの微波動アクションのため、「これはバイブレーションプラグなの?」であったり「使い方が分からない」というお声もいただきました。

そこで今回は、改めて「マリエラ68S」の特徴や使い方、さらには「友達をなくす使い方」を紹介します。

早巻きしてもブルブルと振動は来ない?適切な巻き速度とは

マリエラ68Sはルアージャンル的にはバイブレーションプラグですが、早く巻いてもほとんど手元にブルブルと振動はきません。

「ボトム用シンキングペンシル」をイメージすると分かりやすいと思います。

そのため巻いた感覚は、バイブレーションプラグというよりは、シンキングペンシルのような巻き心地に近いと思います。

お使いいただいた方の中には、マリエラは動いているのか?と疑問を抱く方もいるかもしれませんが、しっかりと泳いでおります。

そのため、ブルブルと振動がくる巻き速度を探すのではなく、デイゲームでは他社様のバイブレーションプラグと同様の速度で巻いてみてください。

ナイトゲームでは早巻き、ミノーやシンキングペンシルを巻く速度でもOKです。

また、マリエラ68Sは、手元にブルブルとした振動がこない反面、流れに入ると巻きが重くなり、魚が好むスポットの把握をしやすく設計しております。

お客様からも「ドリフトがしやすい」「バイトゾーンが分かりやすい」などのインプレを多数頂いております。

釣り始めたての方でも投げれば釣れる!エキスパートの方は様々なテクニックを扱え病みつきになる!

そんな懐の深いルアーになっております。。そんな新感覚ルアー「マリエラ68S」はタダ巻きで抜群に釣れます。

プロスタッフ・テスター直伝!「本当に友達がいなくなったメソッド」

しかし、タダ巻きで食わない時や、さらに釣果を出すためのメソッドがあります。トレフルクリエーションのプロスタッフ・テスター直伝の、題して「本当に友達がいなくなったメソッド」をご紹介します。

プロスタッフ大坊の場合

まずは、マリエラ68Sを監修し、激戦区である東京湾をホームにするプロスタッフ・大坊のメソッドを!

ボトムに着底後、1度リフト&フォールを入れてタダ巻き

イベント前日の涸沼での釣果

ベイトが沈んでいるとき、トップ・中層で魚が口を使わない時に使うメソッドです。

マリエラ68Sをキャストし、ボトムを取り、一度ロッドをしゃくり、リフト&フォールをします。その後、巻き始め直後や、ミディアムリトリーブや早巻きをするとシーバスにひったくられ、一人勝ちすることが多いです。

ホームの東京湾ではプロトの段階からランカーシーバス、良型シーバスを沢山釣りました。先日のイベント前夜の涸沼でも、ベイトが少なく、ノーボイルでも良型シーバスを釣っています。

S字アクション&千鳥アクション

実はマリエラ68Sは低速で巻くと、S字蛇行をし、流れに入った瞬間に千鳥アクションが出ます。特に先行者が居た時の河川の橋脚や、足場が高い場所、ウェーディング時の時合が終わった時に多用するメソッドです。

ホームの鶴見川や多摩川をはじめ、今年の8月に初めて行った長崎県大村湾でも、真夏の低活性なシーバスが口を使ってくれました。

白石テスターの場合

続いては白石テスター。ホームは熊本県河川。ランカー率も非常に高いフィールドで彼が考えていることは…。その声をお届けします。

水位・ベイトのレンジに合わせ地形変化を探す

熊本県内河川でのメーターシーバス

私のホームは潮の干満差がとても大きいエリアです。

その日の水位やベイトのレンジに合わせて、巻きスピードやロッドの上げ下げでレンジをコントロールします。マリエラ68Sは、レンジのコントロールがしやすいので、1尾釣れば大体連発します。

また、地形変化のある場所に魚はつきます。

マリエラ68Sのバンパーアイは、ボトム感知能力が高いため、地形変化のある場所を探し、今年もメーターシーバスを釣りあげています。

カラーローテーションでモンスターシーバスを飽きさせない

熊本県内河川での釣果

天候により河川は水の色が日々変化します。

その日の当たりカラーを探し、連発して口を使わなくなったときは、カラーローテーションをします。

通常はルアーを変更する場面でも、マリエラ68Sは色を変えるだけで口を使うことが多いです。

フラッシングが強いローチ系のカラーから、バックとベリーに色がついたミラー系に変えるだけでもおかわりがもらえます。

マリエラ68Sは釣れ筋カラーばかりなので、その日の水色・ベイトに合わせて使ってみてください。

飯島テスターの場合

最後は関東でも人気が高くハイプレッシャーフィールドでもある茨城県涸沼をホームに活躍する飯島テスター。

ボトムに沈め、ベイトの下をゆっくりと引く

涸沼で釣った89cmのランカーシーバス

今年の涸沼は猛暑の影響もあり、例年に比べ非常に厳しく、朝マズメの出勤ボイルや秋のカビボラパターンがありません。秋になっても涸沼名物のイナッコボイルもほとんど起きません。

そんな状態の涸沼ですが、デイ・ナイトゲーム問わずマリエラ68Sをイナッコにゴツゴツと当たるレンジより下に入れ、ハンドル1~2秒1回転程度で巻いてくると下からシーバスが突き上げてきます。

夏場でも10尾近く釣れる日があったり、先日はノーボイル・ノーベイトの中でも89cmのランカーシーバスを釣ることができました。

涸沼でシーバスを釣るならマリエラ68Sを使うことを本気でオススメします。

魚に嫌われる要素を徹底的に排除し、現場が求めるルアーづくり

トレフルクリエーション代表として、私(高橋)がルアー作成においてこだわる点は、「魚に嫌われる要素を徹底的に排除すること」です。

マリエラもそうですが、実はミラージュJTシリーズ、ラファルJTシリーズもそのギミックが入っています。

また、マリエラ68Sを監修・名付け親のプロスタッフ大坊は自身の経験から、「無駄に動きすぎないことが魚への最大のアピール」とし、マリエラにはアクションの他にも飛距離や巻き抵抗、誰にでも扱いやすくなるようテストを繰り返しました。

ちなみにプロスタッフ大坊にマリエラの名前の由来を聞いてみたところ、好きなハワイ語で「静か」という意味を持つ「Malie」と英語の「Era」(時代)の造語で響きが良いなと思いマリエラにしたとのこと。

まさに激戦区のスレたシーバス・クレバーな大型シーバスを釣るために、「時代が求めた静かなバイブレーションプラグ」そんな思いが名前にも詰まっています。

トレフルクリエーションは、まだまだ小さなルアーメーカーではありますが、

今後も「魚に好かれ、友達に嫌われるルアー」を続々と送り出していきます。

お楽しみにお待ちください。

マリエラ68S SPEC

ボディ長 重量 タイプ フックサイズ
68mm 18g シンキング #8

トレフルクリエーション公式「マリエラ68S」詳細ページはこちら

TREFLE CREATION(トレフルクリエーション) プロフィール

TREFLE CREATIONは、世界各国でルアーの販売と開発してきた高橋浩の集大成的なブランド。代表・高橋はフランスにて日本からのルアー輸入販売を成功させたのを皮切りに、フランス最大の撒き餌メーカーへ入社、そこでルアーブランドを立ち上げる。日本コンセプトのルアーの販路を築くと、続いてアメリカで某大手メーカーへ入社。ここでも数多くの実績ルアーを開発する。そして、その経験を母国である日本で…という想いから「TREFLE CREATION」を設立。MIRAGE(ミラージュ)JTシリーズをリリース。ジョイントボディながら飛距離が出せる「振子式可動部ロックシステム」を搭載した独創的なミラージュJTは衝撃を与えた。ブランド名のTREFLE (トレフル)はフランス語の三つ葉のクローバーを意味する。
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