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晩秋アジングサイズアップ法と北陸アジング最新情報【寄稿by蔵野雅章rockfishjunkie】

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はじめまして、北陸を拠点にアジメバやロックフィッシュなどを中心に活動をしています蔵野雅章です。

今回は現在、例年になく好調が続いている最新の北陸のアジング情報をお届けさせていただきます。

蔵野雅章(Kurano Masaaki)プロフィール

富山県在住。富山湾や能登半島をはじめ北陸を中心に、ロックフィッシュやライトゲームを得意とするアングラー。アジング・メバリングには黎明期から力を入れており、さまざまなタックル開発にも深く携わる人物。サポートメーカーは天龍、レイン社、ジャクソン。雑誌やSNSで現場からの濃密情報を発信中。

蔵野雅章の公式ブログインスタ

 

北陸・能登島アジング現場レポート

北陸エリアにおけるアジング釣果は例年にはなく好調で、8月中旬から20センチクラスが釣れている状態

北陸も晩秋の気配が漂う11月初め、石川県の能登島へ仕事帰りにアジングに寄ってみました。

今年の北陸エリアにおけるアジング釣果は例年にはなく好調で、8月中旬から20センチクラスが釣れている状態。

9月から10月にかけて台風が通過した際には一旦落ち着いたものの、群れが入れ替わり、サイズも少しずつ上がってきて、アングラーもそれに伴い増えてきている状況。

当日は能登島西部の水深のある潮通しのよい漁港へ!

そんな中での釣行。当日、能登島の漁港に到着。

ここは水道が走り、潮通しがすこぶるよく、また水深もあり、アジが回遊しやすい一級ポイント。先端には常夜灯があるためアジのベイトとなるプランクトンや小さな小魚が集まりやすい。

この日は先端にアングラーが3人入っていたので様子を見てみると、
どうも中層で15~18センチクラスが釣れている。

魚はいるようだが数を狙うか、サイズに絞るかここで一考。

僕と友人は先端から20メートルほど手前の位置で探ってみることに。
狙うは体高のあるいいサイズ。

NEWルナキアのLK582S-LSを使った1gジグ単で探る

タックルは今秋発売のニューロッド、TENRYU ルナキアの「 LK582S-LS」。

LK582S-LS NEW
超フィネスゲーム向けショートモデル
1g未満のリグの存在を感じられる超繊細なカーボンソリッドティップと、ターゲットの引きを堪能出来るアクションが魅力。 操作時は超ファーストアクションに感じ、負荷を掛ける毎に徐々にスローアクションに可変していきます。 超軽量のジグヘッド単体から、2g程までのスプリットショットリグと好相性。 フロロカーボンやエステルといったモノフィラメントラインの使用と、軽量化を狙ってバット部にはATガイドを採用。

出典:テンリュウ公式ルナキア詳細ページ

 

超高感度だけではなく、釣り味そのものを楽しめるまさに通なロッド。

ジグヘッド単体で1gをセットして様子を伺う。

 

当日のTackleData

Rod : Lunakia LK582S-LS

Reel : 月下美人2004

Line : アジングマスター・エステル0.3号 & ショックリーダー3lb

Jighead:アジリンガーJHタイプ2

Worm:アジリンガーピピリング

 

豆アジの多い中層でのバイトを拾わずにボトムへとJHを送り込むと良型が連続バイト

潮は緩いながらも右から左に効いている状況。

たしかに中層で豆アジが当たってくるがこのバイトを極力無視してさらにボトムへと送り届ける。

豆アジを避けていいサイズのアジのいるレンジへアプローチするには、潮の流れを読んでリグを潮に乗せていく操作が必要になってくるが、これをするかしないかで釣果に圧倒的な差が出てくる。

その潮を呼んでボトム付近でもたれ込むようなバイト。22センチが真っ先に顔を出してくれた。

ここからは同じパターンで連続バイト。

1gのジグヘッドにワームはレイン アジリンガー、ジャクソン ピピリンガーの使い分け。

この日はクリアー系よりもオキアミ系の淡いカラーに好反応を示した。

友人もボトムを攻めてこの日最大の25センチをキャッチ。

晩秋の能登島はこれからしばらくはアジング一色になりそうな予感です!

 

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