この秋の登場を予定しているエコギアのNEWソフトベイト「CELT(ケルト)」。
少し前、その簡単な特徴についてはオーリーこと折本隆由さんに解説してもらったので、そちらをチェックしていただければ幸いです。
エコギア・ケルト、サーフにドンピシャなのでは!?
そんな発売が待ち遠しいケルト。かなり活躍するシチュエーションも幅広いであろうと予想できるソフトベイトなんだけれど、少し前に山崎辰也さんに同行したサーフフィッシングでも、こりゃドンピシャなのでは!?と思わせてくれた。
飛距離が出る
というのも、まず飛距離が出る。
ケルトは、やや硬めのマテリアルを採用している。ボディには張りがあるのだ。
キャスト時、折れ曲がり過ぎない程よい硬さのマテリアルが空気抵抗を抑え、スパッと姿勢よく飛んでいく。飛距離に関していうならば、エコギアの釣れるど定番「バルト」以上なのは間違いない。
それでいながら、そのシャッドテールはしっかりと水を受けてアクションし、生命感溢れるアピールでターゲットを魅了。
サーフにおいて飛距離はやはり重要で、ブレイクの向こう側へ…あと数メートル飛ばせれば…という状況は思いのほか多い。そうしたポイントを狙い撃ち、かつアクションの妨げにならない絶妙なマテリアルとなっている。
レンジキープのしやすさ
また、ケルトはウォブリングとともにローリングアクションも色濃い。きりもみ状に直進安定性にも優れ、レンジキープ力にも優れた設計。フラットフィッシュを狙うサーフゲームであれば、基本的にはボトムから離れ過ぎないことが求められ、そのレンジキープ力がメリットになるはずだ。
扱いやすさもバッチリ
それから、めちゃくちゃ装着しやすい。これはサーフフィッシングに限らずだけれど、フックポイントを抜くガイドスリットも設けられていて、ハッキリ言って初めてでも正確に装着できる。
いくら飛距離が出る&食わせアクションが出せるケルトとはいえ、正しいセッティングができなければそのポテンシャルは発揮できない。確実にセットできるからこそ、その恩恵をフルに感じられるハズだ。
ジグヘッドとの一体感あり
また、今回使用したサーフヘッドとの一体感も抜群。やや斜めにカットされたケルトのヘッド部分は、そのままサーフヘッドとの接地面にフィットする。
簡単に正しくセットできて、なおかつジグヘッドとの一体感もある。
また、彩色豊かで見た目にもベイトフィッシュライクなカラーが多数ラインナップされる予定だという。このあたりは同じくエコギアのシャッドテール系であるパワーシャッドと比較しても、かなりきめ細やかなカラーリングがされているといえるのでは? なんとなく手にしちゃいたくなるビジュアル…という面でもアングラーに刺さりませんか(笑)?
また、冒頭の動画でもご紹介している通り、やや体高のある丸みを帯びたシルエットのベイトや、やや遊泳力の弱いベイトを捕食しているのであればバルトが効果的になりやすく、細長いシルエットのベイトや遊泳力をのあるベイトを積極的に追うような状況であればケルト、そんな使い分けもしやすい。
とにもかくにも、発売が楽しみなケルト。もちろんサーフだけでなく、さまざまなシチュエーション・状況で投入できるアイテムだ。