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【各色の特長とは】エギの下地“どう使い分ける?”

寄稿:堤 洋一
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皆さんこんにちは! KEYSTONE(キーストン)スタッフの“堤 洋一”と申します。

突然ですが、エギを購入する時、皆さんはカラーセレクトに迷われますか? また、釣行時のカラーローテーションで悩まれたりしますか?

さて、今回はそんなエギのカラーを選ぶ際に参考にしていただきたい、キーストン製エギの主な下地について紹介したいと思います。

堤 洋一(Youichi Tsutsumi) プロフィール

キーストン・ダイレクトショップでの対応と、通信販売業務を務めている。長崎西海~平戸のショアエギングに精通。過去数々のモンスターを仕留めてきた実績の持ち主。ショアプラッキングも得意とし、2022年3月にはショアからヒラマサ16.97㎏も釣り上げている。

キーストン製エギの下地とは

良くエギの下地を○○テープと言いますよね。

赤テープとか、虹テープとか、金テープとか…。大手のエギメーカーさんは、ほとんどがこのテープを使って下地を作られますので、○○テープと表現します。

ただ、キーストン製のエギはテープを使わず、箔(ホログラム)を貼り付けているため、下地はテープではありません。だから○○下地とか○○ベースと表現します。

さらにこの下地に色や夜光を加えたり、布を貼った上に色を入れたりしますので、カラーの組み合わせは無限大に作ることができます。では、ここからはそんなキーストン製のエギで代表的な計5色のカラーそれぞれについて解説していきたいと思います。

レッドベース

お馴染みの赤下地“レッドベース

レッドベースと呼んでいます。シルエットが強いベースカラーなので、ナイトはモチロン、ローライト時や濁りがある時に試していただきたい下地となります。

ナイトでは闇夜と月夜どちらでもオススメします。「エギシャープ」に採用されているカラーであれば“レッドベースピンク”、“BGオジサンオレンジ”、“ギャラクシーグローグリーン”などが挙げられます。

ゴールドベース

こちらも人気の高い下地の“ゴールドベース”。

反射系のベースカラーで日中、月夜の光量が多い時に活躍するベースカラー。ゴールドベースにも種類があり、クラッシュホロゴールド、マグマホロゴールドがあります。

採用カラーはゴールドベース“ゴールドアジベースピンク”、クラッシュホロゴールド“ギャラクシーグローオリーブ”、マグマホロゴールド“ななつぼしブルー”です。

グリーンベース

あまり馴染みがないと思いますが、ハマると不思議と釣れる“グリーンベース”。

オールマイティーに使える下地ですが、特に低水温期や澄み潮に強いカラー。ぜひ、一度試していただきたいベースカラーになります。

採用カラーとしては“グリーンアジベースブルー”、“グリーンアジベースパープル”に使用されています。

ドットホロシルバーベース

まるでスパンコールのようなギラギラ感の強い反射系の“ドットホログラム”。

魚のウロコのようなフラッシングでアピールするため、ベイトの多い時に試していただきたい下地になります。

採用カラーは“リアルベイトブルー”、“リアルベイトオリーブ”、“リアルベイトブラウン”…主にリアルベイトシリーズに採用されています。

メキシコRBベース

反射系の下地ですが、オイルマーブルのようなヌメリ感があり、不規則な反射をするベースカラー“メキシコRBベース”。

日中の光量が多い時にオススメで、特に高活性な夏イカに効果の高い下地だと個人的に思います。

採用されているカラーは“メキシコRBベースイエローグロー”、“赤侍ブラウンタイガー”になります。

下地カラーは無限大

上記で紹介した代表的な下地カラー以外にも、グロー下地やブルー下地、マーブル下地、その他ホロ系下地もあります。

それらの下地に塗装を施すと下地は無限大。例えば下地シルバーにパープル塗装を施すとパープル下地に、グロー下地にピンクやイエローを塗装すると、ピンクグローやイエローグローに。ゴールド下地にマーブルを追加すると、ゴールドマーブルベースに。

下地カラーの違いによるイカの反応の違いもありますので、ぜひ様々なエギの下地ローテンションを考え、イカ釣りを楽しまれては如何でしょうか。

KEYSTONE

1999年創業のイカ釣り用品専門メーカー。 量産の難しい硬質発泡ウレタン素材をエギボディに採用し、純日本製クオリティで世界中のイカを魅了している。2012年にはメーカー直営ショップを本社近くにオープン。店頭での販売はもちろん、オンラインストアの運営も行っている。
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