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FoxFireの新たな素材カテゴリー「X-PROOF」ってなんだ?

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防水性と防風性、そして高い透湿性と素材のしなやかさ…。何やらFoxFireが気になる素材カテゴリを開発したという。

それがX-PROOF(エックス・プルーフ)

防水性と防風性と着心地のよさと
X-PROOF

 

出典:FoxFire

このX-PROOFがどんな素材かを簡単に説明すると、高い透湿性・防風性・耐水性をもつWINDSTOPPER PRODUCT byGORE‑TEX LABSに、Foxfire独自のシーム(縫い目)処理を施すことで防水性をプラスしたもの。

これにより、レインギアとして着用できるレベルの防水性を手にしたのです。

ん?それだけ?…と思うことなかれ。これ、WINDSTOPPER PRODUCT byGORE‑TEX LABSに防水性がついた…というのが非常に大きなポイント。

ウィンドストッパーは、もともと防水性を謳っている素材ではなく(アイテムにより高い撥水加工を施したモデルは当然あります)、あくまで防風性と透湿性、素材自体のしなやかさで快適な着心地を全面に押し出した素材。

一方、GORE-TEX PRODUCTは素材自体に防水性を持ち、それはゴア社による厳しいレインテストや条件を満たした認定工場のみでの製造で徹底されています。ただし、その圧倒的な防水性と引き換えに、多少ゴワつく部分が素材にはあります。

つまり、ハードユースならゴアテックス、ライトユースならウィンドストッパーという選択がベースにあった。

防水性があって、快適な着心地

そこにX-PROOF。ウィンドストッパーの防風性・透湿性、快適な着心地を有しながらも防水性をプラスしたということで、フィッシングにはもちろん、非常に幅広いシチュエーションで使える新たな素材ということです。

分かりやすいのが以下の画像。

動きの妨げにはなってほしくない、けれどしっかりとした防水性も欲しいフィッシングにおいても、かなりドンピシャな素材となるのでは? もちろんゴアテックスの防水性は誰もが知るところで揺るぎないのですが、中間択ができたというのはセレクトする上でうれしい悩みになりそう!

ちなみに、環境への負荷が少ないフッ素フリーのフッ素フリーの撥水剤を使用しているので、地球にも優しく仕上げられているそうです。

X-PROOF採用ギア

X-PROOFを採用したギアは、ミズリープジャケットデューバウンシーコートの2種(いずれもメンズ・ウィメンズあり)。

ミズリープジャケット

デューバウンシーコート

以下、特設ページから製品の細かな特徴までチェックできるので、X-PROOFの詳しい解説とともにぜひチェックしてみてください。春本番…と思えばあっという間に梅雨時に…。今から準備しておいてもイイのではないでしょうか。

FoxFire公式「X-PROOF」特設ページはこちら

ティムコ(Tiemco) プロフィール

株式会社ティムコはフィッシング ・アウトドア関連用品の企画開発、輸出入、製造及び販売を行う。Fenwick(フェンウィック)のフィッシングロッド、そのフラッグシップモデルを刷新したACES(エイシス)、偏光サングラスのサイトマスター、フライフィッシングをルーツにするフィッシングギアFoxfireなど取り扱いブランド、ジャンルは多岐に渡る。ルアーにおいてもプロアングラーのアイデアを形にしたPDLから、ローカルエリアでの釣果に特化したロコイズムなど、独創的なアイテムをリリース。2019年には株式会社スノーピークと両社のアウトドア・ユーザー層のさらなる拡大を目指し、資本業務提携契約を締結、トータルでのアウトドアの魅力を発信し続けている。