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【リアクションポッパーとは?】O.S.Pプロスタッフ“北田 朋也”に訊いた「LOUDER(ラウダー)シリーズ」で釣果を伸ばすアレコレ

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ポッパーの役割をフルスペックで表現。

ロングノーズ形状とBreak Water構造によるアピール力バツグンなスプラッシュ。

多彩なアクションに対応し、飛距離もバツグン…ここまで言えばお分かりでしょう。O.S.Pが手掛けるポッパー「LOUDER(ラウダー)シリーズ」。

O.S.P公式「ラウダー70/ラウダー60/ラウダー50」詳細ページ

スポーニングシーズンが終われば、増々トップの釣りが面白くなるタイミング!

さて! 今回はそんなトップゲームのハイシーズンに備えて、「LOUDER(ラウダー)シリーズ」を良く知る、O.S.Pプロスタッフ“北田 朋也”さんに伺った内容を、この場でお届け! 使うシチュエーションやルアー本体の魅力、使い方、それから本人が監修する新色などなど…色々教えていただきましたので、記者の質問内容に沿う形で、皆さんに詳しくお届けしていきたいと思います!

北田 朋也(Tomoya Kitada) プロフィール

2003年NBC陸釣りクラブ利根川戦優勝。2015年チャプター茨城ボート部年間3位。2016年チャプター茨城ボート部年間4位。また釣具店主催の大会でも数多くの優勝経験を誇る。幼い頃より地元の水郷エリアを中心にバスフィッシングを続けており、ロコならではのコアな情報や「霞水系」「利根川水系」の楽しさを発信中!

4月~5月、アフター回復までにかけて、活躍するサイズと有効なアクションを教えていただけますか?

まずはこちらについて伺うことに。

4月〜5月はスポーンや水温上昇、“北田朋也”さんのホーム霞ヶ浦では、シラウオやワカサギの産卵など、状況も頻繁に変化するため、読み解く釣りになるという。

少なからずベイトを追っているバスは居るため、アフターまでの季節は「ラウダー60」を、ステイ〜リアクションまでを状況によって幅広く。アフター〜アフター回復では「ラウダー50」をステイ含め、スローなアクションで使用することが多いそう。

ラウダーならではの魅力、他にはできないことは何ですか?

LOUDER(ラウダー)シリーズ」ならではの魅力を伺うと…。

ロングノーズ設計かつカップが深いため、より移動距離を抑えてアクションできるようになっているという。「近年の傾向として、良く動いて水押しがあり、移動距離を抑えられることが、釣果に繋がることも多く、LOUDER(ラウダー)シリーズは非常に近代向けだと感じています」というコメントも。

また、停止姿勢が垂直に近く、ステイ時のミスバイトが少ないのも魅力。

3サイズの使い分けについて教えていただけますか?

ベイトがボラの稚魚や小型のエビ、小さいカエルといった場合、もしくはアフターなどの吸込む力が弱い場合は「ラウダー50」を選択することが多いそう。陸っぱりでスピニングしか持ち歩かないような時に、持ち物をよりコンパクト化にしたい時も同様。

アフター以外、オールシーズン全体を通してだと「ラウダー60」の使用が最も多いそうで、汎用性の高いベイトフィネスやMクラスのロッドで使用できる事も理由の1つ。

基本アクションを教えていただけますか?

通常のポッパーと基本的には同じで大丈夫だそう。

ただ、より強いポップ音を出すことも可能なため、よりレンジが深い魚にもアピールできるように、強めのアクションも試してみると面白いとのこと。

YouTubeチャンネル「O.S.P」で公開中のリアクションポッパーも、夏の終わりから晩秋はカナリ楽しめるという、是非試お試しを。

ラウダーがハマる!秋のイチオシ・テクニック「リアクションポッパー」【秋の霞ヶ浦パターン】by 北田朋也

出典:YouTubeチャンネル「O.S.P」

「KTDリアクションフラッシュ KT44」の開発経緯

さて、ここからは2024年4月上旬に「ラウダー50」と「ラウダー60」に追加となった新色! “北田 朋也”さん監修の“KTDリアクションフラッシュ KT44”について。

まずは、開発経緯を伺うことに。

リアクションポッパーを行う上で、1番効果的なカラーとは? と考え、既存カラーより効果が出そうな色を思案したことがキッカケ。表層でパニック状態のベイトフィッシュを視覚的にも演出すべく、小魚ライクなデザインが施されているんだとか…。

「KTDリアクションフラッシュ KT44」の魅力&特長を教えていただけますか?

カラーの魅力を伺うと…。

昭和生まれの方や、バスフィッシング歴の長い方には馴染み深いカラーであると思いますが、ベースは黒銀です。近年では少なくなっていますが、元々多くのルアーで採用されていたカラーで、釣果も多く上がっていたと記憶しています。

霞ヶ浦や利根川水系には、クチボソやボラなどのベイトフィッシュが多く、そんな魚にも近いナチュラル要素の高いカラー。バスがボイル等で追いかけている際、逃げるベイトに最も近づけることを意識されたそうで、リアクションポッパーをしている時に“違和感を与えない”ことを追求。

また、黒と銀という、色の明滅が出るのでより見切られにくいそう。

初めてラウダーを使う方、「KTDリアクションフラッシュ KT44」を使う方へ一言

最後に初めて使う方へ一言を頂きました。

まずは今までのポッパーと同じように使っていただき、より特長などを感じていただければと思います。また、お時間があれば少し使い方を応用したリアクションポッパーの動画も観てほしいと思います。

トップウォーターの釣りは、古くからそれのみで楽しむ方が居るくらい奥が深く、楽しい釣りの1つだと思いますので、ぜひより充実感のある1尾を目指してみるのも面白いのではないでしょうか。

以上! “北田 朋也”さんに伺った「LOUDER(ラウダー)シリーズ」と、新色である“KTDリアクションフラッシュ KT44”に関する内容をお届けしました! これから増々面白くなるとトップゲーム。

ぜひ、今回紹介させていただいた内容をフィールドで実践してみてくださいね!

O.S.P(オー・エス・ピー)

2000年6月設立。日本のみならず世界で活躍した並木敏成が代表として自身の経験を活かし、「10 Years Standard(10年基準)」をコンセプトにモノ作りを行う。日々生み出されるルアーは定番となり、多くのバスアングラーから熱く支持されている。