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オーストラリア・ルアーフィッシング情報【チヌ・マゴチ・キスを狙ってみた】

寄稿:北城戸 碧 (あおちゃん)
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北城戸 碧 (あおちゃん)(Aoi Kitakido) プロフィール

1998年 大阪府出身 幼いころから海釣りをはじめ、紀州釣りやエビ撒き釣りなどの餌釣りからシーバス、ショアジギなどのソルトルアーに熱中。静岡県に移住してからはサーフのヒラメ、河川のシーバス、チニングなどのソルトルアーを中心に釣りをしている。現在はジャクソンスタッフ&釣りジャックで活動中。

こんにちは、Jacksonのあおちゃんです。
春になり、気温の上昇とともに魚の活性も上がり始めるころですが、皆さんの地域はいかがでしょうか?
話は変わりますが、皆さんは一度は遠征してみたい国などありますか?

実は私自身、かねてから遠征してみたいと思っていたオーストラリアに昨年12月に行ってきましたので、今回は海外(オーストラリア)の釣りについて書いていこうと思います。

オーストラリアのルアーフィッシング事情
今回は今回狙ったターゲットは、チヌとマゴチ、キス!

オーストラリアは動植物の固有種が多く、資源保護の行き届いた自然豊かな国です。そのため、魚のストック量も多く、ルアーに対してもかなりアグレッシブに反応してきます。
バラマンディやマーレ―コッドなどの怪魚も生息しており、釣り物には困らない釣り人にとっての天国です。そんな夢のフィールドで今回狙ったターゲットは、チヌとマゴチ、キスになります。

 

オーストラリアでのチニング

チニングは日本でもフリーリグで盛り上がりを見せていますが、今回はトップオンリーで狙いました。使用したルアーはMixture Py ポッパーとエビパニック。

エビパニックで!

オーストラリアのチヌは小さく最大でも35cm程度だけど引きはパワフル

牡蠣棚やマングローブ林に着いたチヌを3回ポップさせてステイを繰り返し、狙っていく釣りになります。浮遊している小さなエビを捕食しているそうです。日本のチヌは50㎝程になりますが、オーストラリアのチヌは小さく最大でも35cm程度。しかしパワーはケタ違いで年なしを思わせるようなパワフルさです。

 

オーストラリアでのキス釣り

オーストラリアのキスはポッパーにアタックしてくるアグレッシブさ

キスといえば恐らく皆さんは投げ釣りを思い浮かべるかと思います。しかし、オーストラリアのキスはポッパーにアタックしてくるアグレッシブさです。

こちらもチヌトップと同じく、Mixture Py ポッパーを使います。しかしアクションはチヌと大きく異なり、大きくポッピングさせ水しぶきを出しルアーを見切られないようステイさせないことが重要になります。大きさは最大50㎝程になり、引きも強烈で現地では人気のターゲットです。ティンセルチューンをして目立たせるのが重要です。

 

オーストラリアでのマゴチ釣り

日本とほぼ同じ釣りですが、サイズが規格外でメーターオーバーの超巨大マゴチもいるそうな

こちらは日本とほぼ同じ釣りですが、サイズが規格外でメーターオーバーの超巨大マゴチもいるそうで、通常サイズでも日本のマゴチと比べ物にならないほどです。

7g前後のジグヘッドにボーンベイトまたはプリエビをセットし、ボトム付近をリフトアンドフォールさせていきます。

現地の方曰く、リアルカラーやクリアカラーに反応がいいとのことです。青物のように走るファイトは一度体験すると病みつきになること間違いなしです!

 

最後に、資源管理について…!

海外に遠征する際は、現地のレギュレーションを前もって調べておくことが大切

オーストラリアではレギュレーションがかなり厳しく、魚の種類、サイズなどによって細かく規制がかけられています。その結果からか? 魚のストック量は驚くほど多く、動植物も多い自然豊かな環境です。
オーストラリアをはじめ、海外に遠征する際は、現地のレギュレーションを前もって調べておくことが大切です。
日本では現在ほとんどの魚に規制はかけられていませんが、一人一人が必要な分だけ持ち帰り、リリースを心がけることが今後釣りを楽しんでいくために必要なことかもしれません。