【沼るアンフラーが続出!】ルアーマンだからハマる船釣りとは?
WEB連載「トモ清水のガッ釣りソルト」第214回
【沼るアンフラーが続出!】ルアーマンだからハマる船釣りとは?
こんにちは!トモ清水です。
3月21日埼玉の現在、この原稿を書いている最中、埼玉では最大震度5弱の地震が発生。最近、地震が多いですね。やはり一番の対策は、日頃から震災に対する備えをすることに尽きるかと思います。
釣りに関する天候はというと、春らしい風の強い日も多く、昨日予定していたマダイ狙いの一つテンヤ釣行も強風のため中止に。しかしながら先週末、関東では20°近く気温が上がり、海も穏やかな日に、千葉県飯岡へ、久しぶりの一つテンヤ釣行へ。
今回は、その釣行の様子を今回レポートしたいと思います。
久しぶりの一つテンヤ釣行へ
「Abu ルアーケース リバーシブル」に、一つテンヤ6号から10号まで準備。このケースは両面に綺麗にテンヤが収まるので超がつくほどお気に入り!
アブガルシア公式「Abu ルアーケース リバーシブル」の詳細ページはコチラ
釣行当時の前日釣果は、残念ながら、うねりが残っており、本命のマダイの釣果が芳しくない状況。ただ明日は、うねりが収まり、海上が穏やかになるので、釣り易く、魚の活性も上がることを期待し、ワクワクしながら準備を進めていました。
早朝5時出船、海上は穏やか!
今回お世話になったのは梅花丸さん。4時半、船宿で受付をし、5時に港を出航。天候は晴れ。最高気温予測17度。
ポイントに着く頃にはちょうどお日様も昇り、海上も穏やか! こんな日は期待が膨らみますね!
そもそも一つテンヤとは?
名前の通り、仕掛けは非常にシンプル。
ルアーマンにとっては、「一つテンヤ=ジグヘッド単体の釣り」と思っていただいて全く問題ありません。よって、バスアングラーやアジンガーは、初めての一つテンヤでも問題なくエントリーできるはず。問題ないどころか、ルアーマンならかなり良い釣果を出すのは容易いことだと思います!
お世話になった梅花丸さんでは、活きたエビをエサとして配ってくれます。このエサ代は乗船代に含まれているのでご安心を。仮にエビが切れても、無料で補充してくれるので大丈夫です。
まずは活きたエビの尻尾をカットし、その尻尾からフックを通していきます。
メインフックを刺した後は、孫針をこのようにエビの頭などにチョン掛けでセットすればOK
動かし方は、まずボトムまでフォールさせ、着底したらリフト&フォール。ただこれだけです(笑)。ねっ簡単でしょ!
アブガルシア公式「黒船 テンヤマダイ」の詳細ページはコチラ
アジングと一緒で、テンションフォール中に「コツコツ」「ガツっ」というアタリが出ますので、積極的に合わせてフッキングしていきましょう。
小さいエサ取りのアタリも出ますが、基本一つテンヤは掛けていく釣りです。アタリが無くなったな、と思ったらエサのエビが取られている可能性が高いので、回収して確認し、エサを付け直します。
朝からアタリ多発!
結論から申し上げますと、この日は爆釣!
最初の投入から、アタリが多発。一投目から本命の真鯛が釣れました! ちょっと軽くテンヤをキャストしてボトムまで沈めます。この日の水深は35m。
深すぎず、浅すぎず、ちょうど楽しい水深ですね。
メインで使用したのはタングステン製の8号テンヤ。
マダイのサイズは、0.4~1.5kg。この日は魚の活性が高く、小型も多かったです。本当にラッキーな日に恵まれましたが、この日は終日アタリが出まくり。
こんなコンスタントにアタリが多い日は、一つテンヤを始めてからトモ清水も、はじめてではないでしょうか。
とっても楽しい日にあたりました♪
コスパ激高!すべてのテンヤアングラーにオススメしたいロッド
この日はあるロッドのテストや、試したいことが多く、たまたま釣果の良い日にあたったので、色々試して遊ぶことが出来ました。
まずは黒船シリーズ、「黒船テンヤマダイ」の先調子7:3KTMSー250Mと、同じく黒船マダイテンヤのベイトモデルKTMC-240M、この2本を使い分けして釣果を出すこと。
そして今回採用したリールが、スピニングリール、ベイトキャスティングリールのどちらとも超ハイギア。
このハイギアで、テンヤの回収を早め、効率よく快適なテンヤを試したくて。使ったスピニングリールの「レボ SP ロケット(4000S)」、一巻きナント124cm! 水深35mからテンヤの回収は、計算するとハンドル約28回転でテンヤ回収可能。
体感的には、あっという間に回収出来てラクチン。
アブガルシア公式「レボ SP ロケット」の詳細ページはコチラ
また、使ったベイトキャスティングリールも同じく「レボ5 ロケット」も一巻き112cmと、電動リール顔負けの楽さ、速さでございます。
アブガルシア公式「レボ5 ロケット」の詳細ページはコチラ
この日は、乗船しているお客様すべてスピニングタックルオンリー。一人もベイトタックルを使った方が居なく、一人でベイト一つテンヤを楽しんでいました。
このアブガルシアの黒船シリーズ、何と言ってもコスパがヤバ過ぎなんです!
エントリー価格ながら、竿頭を狙える完成度の高さが魅力で、これから船釣りにチャレンジしてみたい、というアングラーや、ちょっとメインにはならないけどサブとしての使い分け用として、持っているロッドを追加したい、というベテランのアングラーまで、気軽に手に取れるロッドです。
見た目も落ち着いた黒ベースですので、どんなリールにも合わせやすく、量販店さんでお求めやすくなっていますので、是非手に取ってみてくださいね!
アブガルシア公式「黒船」の詳細ページはコチラ
一つテンヤにおけるベイトタックルのメリット、デメリットとは?
ここでベイトキャスティングロッドを使った、テンヤでのメリットとデメリットを簡単に箇条書きしてみたいと思います。
・ワンクラッチ操作で簡単にフォールさせられる手返しの良さ
・フォール中の感度は、スピニングタックルより高い
・巻き上げトルクが高い
・ベイトキャスティングリールのドラグ性能が、スピニングリールよりまだ劣る
・使用するベイトリールは高性能なものを使用しなければならない。安価だとスプールの回転が遅く、フォールスピードが遅くなり効率が悪くなる。また重いリールだと感度や操作性が悪くなる
このように、ベイトタックルならではのメリットは大きく、ベイトリールの性能さえ良ければ、一つテンヤにベイトタックルの選択肢の可能性は高まります。
今後ベイトキャスティングリールのドラグ性能は、各社リールメーカーさん、スピニングリール並みのドラグ性能に上げてくると勝手に予測しています。そうなると、現場では半分近くの乗船客がベイトタックル、という日も近いかもしれませんね。
タックルデータ
ロッド:黒船 テンヤマダイ(Kurofune TenyaMadai KTMS-250M)【アブガルシア】
リール:レボ SP ロケット(4000S)【アブガルシア】
ライン:ナノフィル カラード(0.7号)【バークレイ】
テンヤ:6号~10号(タングステン、鉛)
ロッド:黒船 テンヤマダイ(Kurofune TenyaMadai KTMC-240M)【アブガルシア】
リール:レボ5 ロケット【アブガルシア】
ライン:ナノフィル カラード(0.8号)【バークレイ】
テンヤ:6号~10号(タングステン、鉛)
釣行後の楽しみ♪
やはりマダイは海の王様。その風格はもちろんながら、食味も王様だとあらためて感じます。
刺身、炙り、お茶漬け、塩焼き、カルパッチョなど、どんな料理にでも使えるマダイ。今回は一つのクーラーに入らなかったので、発砲スチロールの2箱積み。
釣れ過ぎて、後半2時間はキャビンで寝ていました(笑)。
沢山釣れたので、お知り合いやご近所さんに配りました。マダイはもらって喜ばれる魚。上げるほうも嬉しいですよね。今回、小型のマダイを塩麴漬けにしてみたのですが、これがまた美味! 塩麴漬けと炙り、この二つが今回の一番飯でした!
アブガルシアのリバーシブルケースは、このようにジャブ洗い出来るので便利。釣りから帰ってから、道具のメンテナンスも楽しいトモ清水でした~。
トモ清水でした!
See you next time!
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