メタルジグ。
ベイトフィッシュに寄せられた形状がオーソドックスで、中にはイカの形をした物などもありますが、皆さん…“蟹”の形をしたメタルジグは、流石に初めて目にするのでは?
カニじゃんウォーカー
カニじゃん スイマー【ガイドサービス セブン】
本物の蟹と見違えるくらい“蟹”。
“全ての人に、釣りの楽しさを”、“実績以外、信じない!”をモットーに、遊漁船ルアーブランドとして、釣りの楽しさと釣れる物を提供する「ガイドサービス セブン」が手掛ける新作ジグ「カニじゃん」。
2タイプが揃い、底を這う岩蟹のように、ボトム攻めの使用を前提とした画像右側の「カニじゃん ウォーカー」と、ワタリガニのようにスイミングで中層攻略を視野に入れて開発が進められた画像左側の「カニじゃん スイマー」。共通して40g、60g、80g、100g、120gまでのウエイト展開。
今後30gも追加予定とのこと。それにしてもリアルスギませんか?
発売開始と共に全国にコレが放たれるとなると
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リアルな見た目/様々な魚種を魅了する多彩な動き
“リアルな見た目と様々な魚種を魅了する多彩な動き”。
コレが「カニじゃん」の魅力。まずは一目瞭然なリアルな見た目について。そもそも、何故このような蟹型メタルジグを作ることになったのか?
実際に「フィッシングショーOSAKA2024」の会場で“宮崎 晃”さんにお話を伺うと…。
釣った魚の口からベイトが吐き出される。
遊漁船が一番見ている光景と言うても過言ではないハズ。
日々フィールドを案内する中、釣られた魚の口からベイトが吐き出される光景を目撃するのは毎日のこと。その中で多いベイトの1つが“蟹”。
特にマダイや根魚、フラット系など…ボトム周辺を遊泳する魚からすれば“蟹”は恰好のエサ。そんな遊漁船だからこそ実現できる、現場での発見をルアー開発に落とし込み、今回は“蟹”をリアルに再現したジグを作ることに。
当然、ただ単にリアルなだけでなく、遊漁船開発という訳で釣果もお墨付き…正に「実績以外、信じない!」という言葉通り、これまでの経験や実績から得たことを1つの“釣れるルアー”として形に。さて、そんな気になるアクションは…。
動きについて
では、気になる動きを解説。
まず、フォールアクションは両モデル共通してストンッと、直線的な動きで落ちます。
他のジグと比較してコンパクトな分、フォールスピードはカナリ速め。真っ先に落下してくれるので、ボトムまたは中層で遊泳する魚種をイチ早く誘います。
つまり「カニじゃん」両タイプ共通して、フォール後の巻きで食わすことが大前提。“宮崎 晃”さんは「スプーンと思っていただければ…」とおっしゃっており、タダ巻きすることでボディが水流を受けて、左右に揺らめきながらスイミング。
遊べる3つのラインアイ
ラインを結ぶ位置で動きが変わる。
自由に使って遊んでほしいという想いも込められている「カニじゃん」。本体上部の2カ所がラインアイで、結ぶ位置でリトリーブ時の動きを変えれるという。
まず、左側のアイにセットすると、左右のふり幅が小さいタイトアクション。こちらへのセッティングが基本とのこと。
一方、右側のアイへセットすることで、今度は左右のふり幅が大きくなります。アピール力をさらに高めたい時、前述したアイで反応がイマイチな時にぜひ。
リア側のアイには初めからブレードが標準搭載。
ただ、このブレードだけを使ってほしくないと“宮崎 晃”さんは考え、ココにスカートやラバー、それから同じブレードでも様々な形状のモノを、装着して色々遊んでほしいという想いが込められています。
両モデルそれぞれの使い方と動き
最後、両モデルの使い方と動きについて解説していきます。
ボトム攻めに特化した「カニじゃん ウォーカー」は、お伝えしているように底を這う岩蟹をイメージし、超デッドスローリトリーブがオススメ。巻く回数も底から浮き上がり過ぎない程度。静かにリフト&フォールさせるのも◎。
アクション自体は「カニじゃん スイマー」よりタイトな動きが特長。正にボトムを這ったり転がっている蟹そのもの。
中層攻めに特化した「カニじゃん スイマー」はベイトが浮いていて、中層に浮く魚を狙いたい時に活躍。使い方はタイラバのようにタダ巻き。巻き速度も「カニじゃん ウォーカー」より若干速め。
動きは「カニじゃん ウォーカー」より左右のふり幅が大きいのが特長。
こちらでも特長をチェック!
本物の蟹にソックリな新感覚メタルジグ。
ボトム攻めに特化した「カニじゃん ウォーカー」と、中層スイミングに特化した「カニじゃん スイマー」。甲殻類食いの魚種からの反応は特に凄まじいんだとか。
発売までしばらくお待ちを!