闇磯に潜む“尺メバル用”スーパーロングロッド「Staccato101LMS-HX（スタッカート101LMS-HX）」
世界各地の様々なターゲットに標準を合わせたロッドをリリースしているツララ。
そんなツララからトリッキーなメバリングロッドが登場！
Staccato101LMS-HX（スタッカート101LMS-HX）【ツララ】
闇磯に潜む“尺メバル用”スーパーロングロッド
磯に点在する急傾斜ブレイクをかわし、アプローチする為に。三年の月日をかけて磯場に特化させ誕生した長尺ロッドが「Staccato101LMS-HX（スタッカート101LMS-HX）」。
| Model | Action | Length (ft) | Folded Length (cm) | Rear Grip Length (cm) | Rod Wt. (g) | Mono Line (lb ,MAX) | PE (# ,MAX) | Cast Wt. (g) | Price (¥ ,税別) |
| Staccato101LMS-HX | RF | 10’1″ | 156.5 | 31.5 | 174（サンプル数値） | – | 1 | 2~23 | 74,000 |
ツララ公式「 Staccato101LMS-HX」の詳細ページはコチラ
尺メバルに口を使わせ仕留める為の10ft1in
ルアー、フィールドなど多岐にわたるメソッドが確立されているメバリングという釣り。そんな中でも磯でのプラッギングではロングロッドというカテゴリで、専門性のあるロッドの必要性が突出して高くなる。これは、磯という起伏に富んだフィールドにおいて、掛けた魚を地形に巻かれることなく取り込むため。
実際に9ft代のシーバスロッド、エギングロッドで代用しているアングラーも多いだろう。ただ、使用してみるとメバリングで使用する軽いプラグやジグヘッドを使用するにはティップが太く、硬さが出すぎる。このために飛距離が出なかったり、軽量ルアーでの潮流の変化を感じにくかったり、バイトがあっても竿が強すぎて弾いてしまったりなど、やはり代用品の枠を超えることができない。
また、ただ単に操作性を考慮し、ロッドの軽量化やレングスダウンしたものに変えると、今度は磯という起伏に富んだロケーションがキャッチ率を大幅に減少させてしまうことになる。
そんなジレンマを解消すべく開発がスタートした「Staccato101LMS-HX（スタッカート101LMS-HX）」。
軽量リグを遥か沖へはじき出すキャスタビリティ、遠投した先での高次元にアプローチできる操作性、魚を潜らせない為の10ft1in長尺レングスとパワー。闇磯に潜む尺越えを引っ張り出せるロッドに仕上がっている。
操作性とパワーを両立するストローガイドセッティング
「ルアーを高次元にアプローチできる操作性」「磯場の急な地形変化に魚を潜らせない為の長尺レングスとパワー」という一見相反する要素を実現するために「ストローガイドセッティング」を搭載。
小口径ガイドを多連結させるこのガイドセッティングによって、ロッドパワーを最大限に引き出しパワーを確保。ロッドとラインの接点が増えることによって、感度も向上している。
ゲストとして登場しがちなシーバスも取り込めるロッドパワー
さらに、ガイドとガイドの間が詰まることで風によるライントラブルも抑制。ロングレングスに特異なガイドセッティングを施すことで、極細PEを使い繊細なアプローチを行う磯メバルゲームの決定版と言えるロッドが誕生にいたった。
一緒に夢の40cmオーバーを追いませんか？ by山浦良明
私の住む九州北部では毎年40cmクラスのメバルが市場に水揚げされるそうです。そんな夢のある海域ですが、冬場は北寄りの風が吹き荒れチャンスは多くありません。
また大型メバルの多くは外海に面した磯に潜んでいることが多く海辺に立てる回数が限られてきます。
数少ない出撃のチャンスに大型メバルに出会う確率を上げるため、より遠くにキャストできるように、大型メバル特有の根に潜ろうとする強烈な引きに耐えられるように長く強いロッドの必要性を感じました。
やりたかったことは、波が来ればロッドを立ててかわし、風が吹けばティップを水面に着けてラインが引っ張られないように多少荒れた状況下でも釣りが成立する状況に持っていけること。
また寒い時期の釣りがメインとなるため、冬用のアウターにライフジャケットを着た状態でグリップエンドが引っ掛からず、脇にも挟める取り回しのいいグリップの長さに拘りました。
これによりリールシートからティップまでの有効レングスを長く確保できました。
長く強いロッドでありながら極小プラグでの感度も高く潮流の変化や、アフター、偏食期のショートバイトも容易に感じ取れます。ファイト時にはしっかりベリーまで曲がり、硬いロッドにありがちな身ぎれによるバラしも軽減されています。
これまでにこのロッドで数多くの尺メバルを釣り上げてきましたが、根の荒い場所や破天荒時でも“攻められる安心感”は、集中力をもたらしココぞという場面で活躍してくれました。
テスト終盤では各方面のテスターの方々にも触ってもらい、多くのお褒めの言葉も頂き作って良かったなと思えるロッドに仕上がりました。
闇夜の海辺に夢のサイズを求めるメバルアングラーにぜひ使用していただきたい一本です。一緒に夢の40cmオーバーを追いませんか？
闇磯から尺メバルを狙うアングラー必見のアイテムが登場。ぜひチェックしてみてください。
