ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

「Gáメタルジグ」に見る、ジグのタイプ別使い分け【パターン・シチュエーション・ターゲットetc.】

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

まだまだ、その登場が記憶に新しいGalápagosのジグメタルジグスライドタイプメタルジグロングタイプ

オフショア用のジグとして登場した2種類のジグですが、そもそも既存ラインナップとしてメタルジグショートタイプが存在。

つまり、ブレード系など特殊なモノを除けば、スライド・ロング・ショートの全3種類のラインナップになったと。

という訳で、それらの特長や使い分けなどを少し整理すべく、広報担当の髙島さんにお話を伺いました。

ビギナーからベテランまでが納得するジグ

まず、3種に共通して「ビギナーからベテランまでが納得するジグ」というのが共通のコンセプト。

聞けば、Gáジグ3種のこだわりはフォール姿勢。例えば、これからジギング始める方や、何度かやってみたもののうまく動いているか自信がないような方にとっては、シャクるアクションに自信がない訳で、美味しそうなフォールアクションをジグ自らが演出できれば釣れる=オートマ車のようなイメージのジグであるという。

だからといってシャクれば動かないのか、というとそうでもない。セッティングやシャクり方によって、様々なアクションを演出できるように設計してあり、ベテランが使っても十二分に楽しめるジグだという。

どう使い分ける?

あえて3種のタイプの異なるジグをラインナップするからには、それぞれに狙いがあるはず。そこで「どんなシチュエーションで使うことを想定して作られたのか」伺いました。

①:メタルジグショートタイプ

ウエイト カラー 長さ 価格(税込)
130g 全5色 117mm ¥1397
160g 全5色 126mm ¥1485
180g 全5色 130mm ¥1584
200g 全5色 135mm ¥1683

ショートタイプは全国・全シーズン・全状況に対応すべく開発された、いわば「スーパーオールマイティ」

そのシルエットの小ささから特に強いのは“ベイトが小さいとき”。小型のイワシベイトを偏食し、大きなジグに反応が鈍いときや、イカベイトの時は特に有効で、フロント、リア両方にフックをセットすると水平フォールになりスロージギングにも対応。魚の他、甲殻類なども捕食していることも多い根魚ジギングにも実績多々。大型のフックを使ってもフォール姿勢が崩れにくく、4本イカリ針を使ったタチウオジギングにもオススメのジグとのこと。

…1つ持っておけばアレコレ使える感じ。初めてのジギングでジグを揃えるときや、実釣時にどれを使うか悩んだ時なんかは間違いなさそうです。

出典:YouTubeチャンネル「Galápagos -ガラパゴス-」

さらにカラーラインナップが豊富になっているのだとか…?

出典:YouTubeチャンネル「Galápagos -ガラパゴス-」

②:メタルジグスライドタイプ

ウエイト カラー 長さ 価格(税込)
160g 全7色 197mm ¥1507
180g 全7色 204mm ¥1595
200g 全7色 210mm ¥1694

スライドタイプは、水深が浅いエリアでのキャストして斜め引き、また100m前後までのバーチカル&ドテラジギングを想定して開発。

細いノーズが鋭く水を切り、フォールは変則的はヒラヒラフォール&切り込むようなスライドフォールで、特にリアクションの釣りを得意とするジグ。日本海ジギングを始め、大阪湾のイワシ・イカナゴパターン、もちろんヒラマサジギングにも効果的。浅い水深では横方向への大きなスライド幅で猛アピールし、深い水深では引き抵抗の軽さを武器に、楽に長い距離をシャクりきることができ“丹後ジャーク”のようなコンビネーション技も得意とのこと。

③:メタルジグロングタイプ

ウエイト カラー 長さ 価格(税込)
200g 全6色 255mm ¥1793
230g 全6色 267mm ¥1892
260g 全6色 278mm ¥1991

ロングタイプはズバリ「タチパターン」に特化したジグ。タチパターンは大阪湾のブリ狙いの定番パターンで、新子のタチウオが大阪湾(特に明石、泉南地域)の強い流れに流されポイントに溜まってしまい、ブリ族がこぞって捕食するする秋冬の代表的な釣り。そんな特殊なパターンにドンピシャで開発されたジグがこのロングタイプ。

新子タチウオはうまく泳げず激しい動きはしないため、このジグもあえてアクションは抑えめ。頭を回転させながら短い距離を滑るように移動し、フォールは流れに押されてヒラヒラ&ローリングフォール。一見難しそうなタチパターンでも、ゆっくりしたワンピッチとフォールを入れるだけで釣れるジグに設計したという。

ミノーやトップ、バイブレーションなど、いろんな性能を持つルアーがあり適材適所使い分けることによって釣果に結びつけるのがルアーフィッシングの醍醐味。ジグだって形状やタイプによって使い分ければ、もっともっと魚が釣れる…かも。

関連動画もチェック

出典:YouTubeチャンネル「Galápagos -ガラパゴス-」

出典:YouTubeチャンネル「Galápagos -ガラパゴス-」

Galápagos最新情報

Galápagosの公式HPでは “コラム記事も連載中です!

開発スタッフならではの視点で語られる製品のこと、開発中のプロトのこと、釣行記など盛りだくさんで更新中!ぜひご覧ください!

Galápagos(ガラパゴス)

「フィッシングリテーラーならではのブランドを立ち上げよう」と2021年にブランド設立。 あらゆる釣具に触れてきた実績と経験を活かし、より新しく、より良い釣具を作るフィッシングブランドとして独自の進化を目指している。バス・ソルトという2大ジャンルでルアーやロッド他、様々なアイテムを発表中。