今回も前回に続き、サーティフォーの定番ワームについてご紹介いたします。

紹介するのは「オクトパス」と「ジュニア」です。

家邊克己　Yabe Katsumi プロフィール

サーティフォーCEO、製品開発責任者。全国津々浦々、アジが釣れると聞けば、ドコへでも足を運び、実際に釣って、アジングの楽しさを広く世に伝える、まさに「アジングの伝道師」というべき人物。かなり頻繁に全国各地で参加費無料のアジングセミナーも開催中！　釣具メーカー「34（サーティフォー）※社名は［みんな幸せに！］に由来」を立ちあげ、自身のノウハウを詰めに詰め込んだ製品開発に没頭中。京都府出身、福岡県在住、1958年９月生まれ。

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ザ・スタンダード！絶妙なサイズ感と微波動が魅力「オクトパス」

まずは「オクトパス」から。

現在のラインナップの中でも一番スタンダードといっても良いワームです。

サーティフォー公式「オクトパス」詳細ページはこちら

開発当初は色々とサイズを変えてテストをしている時、非常にタコに似た形になった時がありました。以来、開発ネームは「タコ」となり、開発ネームそのまま命名。

ボディに設けられたリブによって、魚のような細かな振動が生まれ、その動きがアジを誘います。水中に潜ってテストをした際も、その振動に魚が付いてくる様子を確認しました。サイズも長すぎず短すぎない絶妙な大きさ。迷った時に選ぶ方も多いです。

アミやプランクトンの塊に長く定位させるかを追求！「ジュニア」

そしてそのオクトパスから着想を得たのが「ジュニア」です。

プランクトンパターンとして現在は定着していますが、開発当時は食性の変化に合わせてリアクション系の釣りから、スローなアジングへと変化していたところでした。

サーティフォー公式「ジュニア」詳細ページはこちら

水中に浮遊するアミやプランクトンの塊の中に、いかに長い間ワームを置いておくか、いかにナチュラルに存在させるかが釣り方の基本になってきました。そういった状況下で誕生したのがこのワームです。

ただ単にオクトパスをダウンサイズした訳ではなく、 ノコギリ刃のようなギザギザの三角リブもジュニア1.3in専用に角度を変えてあります。

また、ワームがショート化することで、ワームのボディに張りが出て動きが変わるのを、片面だったスリット（溝）を両面に入れることで、柔らかさと動きを調整することに成功しました。

僕自身も良く通っている場所であれば最初からこのワームを使います。日本全国どこでも活躍してくれるワームです。

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