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【20g~300g】種類が多いのも愛されてきた証。今さら聞けない遊漁船生まれの「グローエンペラー」

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グローエンペラー。

お馴染みの方も居れば、初めましての方も。鹿児島県の錦江湾がホームの遊漁船「日登美丸」が展開するルアーブランド「ON THE BLUE」の小イカ型メタルジグ。魚の口から、吐き出されるベイトの中でもイカが多いという発見を元に製作されたメタルジグ。

見た目のリアルさと確かな実釣性能でシリーズも大幅に拡大。先行してSLJで需要のあるオリジナルモデルをリリース。その後2022年にショア対応の「グローエンペラーショア」が登場。昨年2023年にはヘビーウエイトモデルとして、青物ジギング、アラジギング、マグロジギングなどに対応したヘビーウエイトモデル「グローエンペラージャーク」も発売。全て合わせると20g~300gまでの大幅ラインナップに。これも各分野のアングラーから絶大な支持を得てきたと共に、SWのターゲットはイカが大好物であるという証明にも。今後も多くの方に愛用されるON THE BLUEの定番アイテムの1つ“グローエンペラー”。今回は改めて魅力をこちらでお届けしていきたいなと思います。

グローエンペラー【ON THE BLUE】

40g/60g/80g/100g/120g/150g

グローエンペラーショア【ON THE BLUE】

20g/30g

グローエンペラージャーク【ON THE BLUE】

180g/210g/250g/300g

釣れる秘密① ヒレを搭載したリアルボディ

グローエンペラー」シリーズが何故ここまで多くの方に支持されて実際に釣れるのか? その最も大きな理由の1つとして挙げられるのが“ボディにヒレが搭載されていて、リアルかつ独自アクションを演出”するから。

リアルな見た目

文頭でも述べたように魚の口から、吐き出されるベイトの中でもイカが多いという発見をもとにボディがイカ型にデザインされています。ヒレも付けることによってリアルさはさらに向上。“全ての魚族に大体ヒレがあるのに、メタルジグには何故ヒレが付いていないのか?”、”イカに似せたジグを作ったら釣れるのでは?”という2つの疑問と発想を形にしたことで、まずは視覚的に魚を引き寄せることに成功。リアルに再現された生命感宿る“眼”にも必見。

 

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独自アクションを演出する

ボディに施されているヒレは見た目をリアルにすると共に、“エンペラ”、“オーバルアイ”、“脚ヒレ”による効果で独自アクションも演出してくれます。オリジナルモデルと「グローエンペラーショア」に関して言えば、水平かつ毎回不規則なフォールアクションを演出。ジャーク時とタダ巻きはフォールとはまた異なり、水をシッカリと押して飛びすぎない規則正しいアクションを演出。タダ巻きではパドり(ヒレをばたつかせる)追尾させて食わすということも可能。

フックセット位置で動きが変わる!グローエンペラージャークのアクションに関して

グローエンペラージャーク」に関してはシャクる動作の際に引き感を軽くして、疲れにくくすると共にイカ型シルエットを保った状態でその他パターン時にも対応できるようにセミロング形状に設計されています。つまりオリジナルと動きも異なります。見出しの通りフックセット位置によってアクションを切り替えることができ、青物攻略の場合はフロントフック仕様で、スピード感のある不規則フォール、ジャーキングでは立ち上がりに優れ、あえてダートを抑えた、直進的な動きを生み出してくれます。

根魚やマダイなど青物に比べてスローな誘いが重要になる魚種に対しては、フロント&リア両方にフックをセットすることで、スロージギングのようなユッタリとした誘いができ、フォール時は水平フォールを演出。フロントフックをセットしている時とは異なる姿勢で、ターゲットを誘います。ただ、青物の食いが渋い時に、こちらのセッティングが吉と出る場合も。

共通して言えることはアクション後にジグがスグに横を向いてくれるので、食わせの間をシッカリ与えることができます。フォールの滞空時間も長く、不規則に動いてターゲットの追える速度で見切られにくい。ジグの存在感も際立ち、ジャーキング時も抜けが良いため、長時間シャクり続けても同クラスのジグと比較して、疲労感が圧倒的に少なく、集中力も持続。釣果に結びつく大きなファクターに。

釣れる秘密② 全カラーにグローとケイムラを使用

釣れる秘密はまだあります。

名前の通り全カラーのエンペラ部分にグローが採用されていて、裏面甲部分にはケイムラコーティングも施されています。遠い所もしくは深場でも、目立ってくれますよ。

良く刺さって強いアシストフック

オリジナルモデルと「グローエンペラーショア」に関してはアシストフックが標準装備されています。120g/150gはフロント&リアの上下にツインフックを採用、40g/60g/80g/100gはフロントにティンセルが施されたツインフック、リアにティンセル仕様のシングルフックを採用。ショアモデルに関しては、従来モデルより強めのフロントツインフック仕様に。「グローエンペラージャーク」に関しては、アングラーそれぞれが好みのフックを装着することが多いと考慮し、あえてフックを標準搭載しない形に。その分、幅広いフックに合うように緻密なボディ設計が施されています。

グローエンペラー

グローエンペラーショア

カラーは全6色展開

カラーは全モデル共に6色展開。

こちらもオリジナルモデルと「グローエンペラーショア」が共通、「グローエンペラージャーク」だけカラーが異なっておりますので、順番に紹介していきたいと思います。

グローエンペラー&グローエンペラーショア

#01 マグマシルバー

スタンダードでマストなシルバー×マグマホログラム。生命的なフラッシングで喰わす。青物が混じるフィールドには必ず用意したい1本。

#02 ラスタオレンジ

グリーン×オレンジの相対的な人気カラーを大胆にMIX、アオリ柄のグローをオン。
ラスタで陽気に誘うならコレ!

#03 ホタルイカ

ホタルイカをリアルに再現し、凹凸グローラメを散りばめたナチュラルな存在感、イカをメインベイトにしたターゲットに効果絶大。

#04 レッドゴールド

マダイやロックフィッシュにはコレ、夏秋の高水温期や浅場のフィールド、陽が高い日中の時間帯にオススメ。

#05 グリーンゴールド

通称ミドキン。冬から春の低水温期や深場のフィールド雨天、曇天のローライト時にオススメ。

#06 アオリパープル

怪しく目立つ紫×アオリ柄グロー、海中が暗いマヅメ時や濁り潮。タチウオなどにもオススメ。

スペック

ウエイト カラー 税込価格
120g、150g、100g、80g、60g、40g、30g、20g 6色 120g(税込2,239円)、150g(税込2,360円)、100g(税込:1,755円)、80g(税込:1,634円)、60g(税込:1,513円 )、40g(税込:1,392円)、30g(税込:1,155円)、20g(税込:1,045円)
グローエンペラージャーク

#01 マグマシルバー

スタンダードでマストなシルバー×マグマホログラム、生命的なフラッシングで食わす。青物には特に有効。

#02 ジギングソウルブルーグロー

オフショアジギングの情報を扱うWEBサイト“ジギング魂”監修カラー。これまでのラインナップには無かった「グローエンペラージャーク」から新採用となるカラー。

#03 ラスタオレンジ

グリーン×オレンジの相対的な人気カラーを大胆にMIXし、アオリ柄のグローをオン。ラスタで陽気に誘うならこちらを。

#04 レッドゴールド

夏秋の高水温期や浅場のフィールド、陽の高い日中の時間帯にオススメ。ロックフィッシュも視野に入れている時などにオススメ。

#05 パープルマジック

怪しく目立つ紫×アオリ柄グロー。海中の暗い深場やマヅメ時や濁り潮、それからタチウオジギングなどにも◎。

#06 スピードシルバー

ボディ全体をシルバーで大胆に覆ったアピール重視カラー。スピード感のある誘いで攻略したい時にオススメ。また、タチパターンなどにも効きそうな…。

スペック詳細

品名 ウエイト カラー 備考 税込価格
グローエンペラージャーク 180g、210g、250g、300g 6色 フック無し 180g(2,530円)、210g(2,750円)、250g(3,080円)、300g(3,410円)

多くのアングラーに支持されてきたからこそ、ここまでのラインナップに。多用されるのも良く釣れるから。良く釣れるということは多くのSWフィッシュイーターがイカを好んで捕食しているということ。まだお使いになられたことがない方、ぜひお試しを。

ON THE BLUE

2019年に設立。年間釣行300回超えの遊漁船による船上開発ブランド。タイラバ/SLJ/ライトジギングをメインに「どうしたらもっと釣りが面白くなるだろう?」を常に考え続け、「これは釣れる!」と「これで釣りたい!」の両立、「コレはありそうで無かった」を開発の流儀としている。