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ジグ&プラグでイカや魚(メバルやカサゴ)両方を狙うというチューン

連載:加来 匠レオン「ライトゲームマニア」
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今回はフックチューンのご紹介です。

フックチューンですので方法は至ってかんたん。手っ取り早く言えば、フックを交換するだけでイカも魚も狙えるルアーができあがります。

レオン 加来 匠(Kaku Takumi) プロフィール

加来匠(かく たくみ) 中国&四国エリアをホームグラウンドとし、メバルやアジ、根魚全般の釣りを得意とする生粋のソルトライトリガー。レオンというのはネットでのハンドルネームとして使い始めたが、いつの間にか、ニックネームとして定着。ワインドダートやSWベイトフィネスなどを世に広めた張本人、新たなスタイルを常に模索中! 「大人の遊びを追求するフィッシングギアを提供する」ことを目的としたプライベートプロダクション「インクスレーベル」代表もつとめる。

イカも魚も一網打尽

このチューン、実は20年近く前から個人的に行ってました。メバリングやアジングに行った際、ジンドウイカ・仔スルメイカ・マツイカ・ケンサキイカ・ヤリイカなどが堤防の明かりに付くことが多く、魚を釣りながらイカが見えたらそのまま釣ることが可能になるため常にタックルボックスへ「カンナチューン」のプラグを数種忍ばせて、一人で良い思いをしていたのです(笑)

そして2023年11月過日、僕の地元広島で、例年にないほどケンサキイカが入ってきている事が判明しました。インクスAPGメンバーである女流釣り師ヤスコさん(X旧Twitterではy@suko)が地元ポイントへデイのライトゲームに出かけてSPM65で遊んでいたら、ケンサキイカの猛攻に遭ったとポスト。気になってみていたら行くたびに釣っておられるので、カンナチューンを教えて差し上げたら…そこから先はもうぼこぼこに釣られてまして(笑)

そこで諸々調べてみますすと、どうやら山口・愛媛・広島と瀬戸内随所へケンサキイカが大量に入り込んでいるようで、試しにとボートで出たアングラーさんもかなりの好漁だったのこと。

これは本格的に取り組まずにはいられませんよね^^

と言うことでまずは説明動画ををご覧ください。

ライトゲーマー必見!!【アジもメバルもイカもコレ一本で釣ってやる!!!的なルアーの作り方教室】〜レオン加来のワンポイントアドバイス〜

出典:YouTube「INX tv」

はい、ということでイカから魚まで連日カンナチューンで釣っているヤスコさんの投稿を見た東北インクスメンバーが、無実績ながらカンナチューンを携えていつもの津軽半島の堤防へ行くと…↓

いやいや素晴らしい。普段のリグではイカが居ることが分からなくとも、カンナチューンを使えばこんなに釣れると言う好例ですよ。これから日本海側では各地でヤリイカの接岸もあり広範囲で楽しめそうですな^^

カンナチューンに必要なもの

ルアー

プラグのおすすめはSPM75&65、ミニマル、シュガーミノー50辺り。

ジグはSPM同様水平フォールが得意なナッゾジグが圧倒的に良いようです。

このラインナップがあれば、表層直下からボトムまで広範囲に探れます。

カツイチの「イカつ〜る」S S〜S

もう銘柄的にサイズも形も「コレしかない」ほどプラグカンナチューンにピッタリの「環付きカンナ」です。3.5〜5.5gのナッゾジグやシュガーミノーにはSS。SPM75やミニマル65などにはSがピッタリ。

熱収縮チューブ3mm,4mm,5mm,6mm

ナッゾジグには3mm〜4mm、プラグには5mm〜6mmのパイプが必要。

ルアーのアイにはスプリットリングを付けておき、適切な長さにカットしたチューブをぐっと奥まで差し込んでからカンナをリングへ接続。次にチューブをカンナ側へずらしてライターなどで満遍なく炙りながら真っ直ぐになるように調整してできあがりです。