【難易度MAX！？】今シーズンのロックフィッシュ攻略の傾向と対策
塩津 紀彦 (ハンター塩津)（Norihiko Shiotsu） プロフィール
こんにちは！ ハンター塩津です。
前代未聞の高海水温の影響に振り回されている今年の三陸ロックフィッシュ…。
高水温の影響でスポーニング（産卵）シーズンが遅れたり、更には産卵場所となる海藻エリアが死滅してしまったために浅場に魚が入ってこなかったりと非常に難しいシーズンとなっております。
産卵後（アフタースポーン）攻略のキーは？
1月、産卵直後のアイナメやベッコウゾイ等の冬にスポーニング（産卵）をするロックフィッシュ達は、体力を完全に消費してしまっているため、物陰にジッと身を潜め体力温存に努めながら目の前を通るエサを捕食する…いわゆる「居食い」をメインとしながら甲殻類や虫エサ等の動きの鈍いベイトをメインに捕食し体力の回復に臨みます。
そしてロックフィッシュは今年のように同一フィールド内にいる個体数が少なくなると、ライバルとのエサの取り合いがなくなるためエサをゆっくりと吟味出来るようになります。
そうなると普段は視覚や振動覚（側線）をメインとした捕食行動をとっているロックフィッシュ達であっても、嗅覚や味覚もしっかり使いエサかどうかを確認…ひとつプロセス挟んでから捕食行動に入るようになります。
つまり、もともとアフター（産卵後）直後を攻略するキーとなるのが「匂い」と「味」ですが、今年はより一層例年よりも「匂い」と「味」のファクターが重要になって来ると言えるでしょう。
アフタースポーン（産卵後）攻略のオススメワーム
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甲殻類を捕食しているロックフィッシュに絶大な効果を発揮するのがこの「ガルプ！ソルトウォーター パルスクロー3in」。ボリュミーでアピール力を一切落とさず太軸フックにも対応出来るボディー。
無駄にバタつき過ぎないツメが艶かしくロックフィッシュを誘います。
タフコンディションになればなるほど活躍するロックフィッシュ専用定番ワームです。
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あらゆるロックフィッシュに対し、様々なシチュエーション＆コンディションにアジャストしロックフィッシュを誘い出す万能ワーム。
ドーナツ状のパドルテールをカットする事でツインテールやカーリーテールに変身！
1つのワームで様々な動きを演出でき、現場で瞬時に状況に合わせる事ができるので事前情報の少ないフィールドでの釣行時に重宝するお助けワームです。
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マックスセントシリーズ特有の柔らかなマテリアルがしっかりと水を掴むため、派手なアクションをくわえなくてもユラユラと動きアピール。
フワッとスローにフォールさせ、ヤル気のないロックフィッシュに口を使わせるフリーリグを使用した釣りが得意で低活性時の喰わせワームとして欠かせないワームです。
今シーズンの展望
黒潮大蛇行の影響で想定外の高海水温の続く三陸界隈。
例年ですと水温が下がりぼちぼちシーズン終盤戦！っと言ったタイミングですが今年はまだしばらくはハイシーズンが続くような感じになっています。
湾内は水温の低下が早いため、先に冬ロックシーズンがオフになると思いますが、外洋側の岬付近の海水温はしばらく下がらないでしょうから、2月以降もまだまだシャロー中心の釣りが楽しめそうなので、寒さに負けず是非フィールドに足を運んでみて下さい！
使用タックル（ボートロック）
ロッド：ソルティーステージ プロトタイプ ロックフィッシュ（XHRC-672MH）【アブガルシア】
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リール：ゼノン BEAST【アブガルシア】
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ライン：フロロカーボンライン（16Lb）
シンカー：バークレイ スイベルシンカー（28g）【バークレイ】
フック：オフセットフック（#1/0〜3/0）
