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フィッシュマンのパックロッド「BC4シリーズ」に長尺モノ?「BC4 96MHプロト」テスト釣行へ

寄稿:渡邉 智浩
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みなさまこんにちは。静岡のフィッシュマンテスター渡邉 智浩です。

11月の静岡は週末ごとに横風・爆風・波浪続きでなかなか釣りが成立しない日が多く、ポイント探しが難しい状況でしたが、それでもやっぱり少しの空いた時間で釣りに行ってしまうのが釣りバカというもの。

西風爆風でシケているサーフから少し河口に入っていくと、防潮堤が風を緩くしてくれて波の影響が少ないポイントがあるので、そこで短時間釣行をしていきます。

プロトロッドのテストで短時間勝負

ここは防潮堤が後ろにあり足場が2mぐらいしかなく、バックスイングがほぼできない場所。しかしヒラメやマゴチがいるのは50mほど先の流心の真下。ルアーウエイト30gぐらいを想定し、ロッドはショートキャストの遠投からドリフト着底させることができるcomodo 75Hや BC4 80MH、MARINO 80Mなどのファーストテーパー寄りのロッドが理想…ではありますが、手元にあるのは今テスト中の「BC4 96MHプロト」

バックスイングが取れない状況で投げられるか?

使うルアーは30gのメタルジグやスピンテールジグ、同じく30gのジグヘッドワーム。バックスイングがほぼ取れないので、垂らしを10センチぐらいにして真上から少し後ろで止めた状態からコンパクトに右手の肘の押し出しと、左手の引き付けだけでティップを曲げてキャストします。それでもティップセクションを少し柔らかくしているので30gのジグがしっかり飛んでいきます。

そこから流しながら着底させてリフト→ドリフトフォール→着底を繰り返していると…サイズは小さいながらもヒラメが出てくれました。

このぐらいサイズだと、アカハタ40オーバーをぶち抜く力を持った BC4 96MHでは全く勝負にはならないので、すぐに表層に浮いてサーフィン状態になります。おまけでメッキも釣れましたが一瞬でサーフィン。

普段はしっかりバックスイングをとってぶち曲げてキャストすることができるロッドですが、ショートキャストも20gぐらいからならしっかり対応できます。まだ開発テスト中なので、この辺りもより快適にキャストできるようにテストしていきます。お楽しみに!

Fishman

「ゼロバックラッシュ」「飛距離」「高精度ピンスポット撃ち」を追求したベイトロッド専門メーカー。 怪魚ハンターとしても知られる赤塚ケンイチ氏が代表を務め、同氏の豊富な経験がフィードバックされたロッドは、繊細な渓流から秘境のモンスターまでさまざまなスタイルに対応するラインナップ。