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【冬でも釣れる!】堤防から狙えるお手軽ロックフィッシュの基本ポイントを解説!

寄稿:ハンター塩津
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塩津 紀彦 (ハンター塩津)(Norihiko Shiotsu) プロフィール

ホームフィールドは東北、北海道だが、大型ロックフィッシュを求めて全国を飛び回るロックフィッシュハンター。磯からモンスタークラスを狙う豪快なスタイルに「ハンター塩津」の愛称で多くのファンに親しまれている。茨城県出身、1977年生まれ

こんにちは! ハンター塩津です。

いよいよ海水温も下がり秋〜冬ロックフィッシュシーズン真っ只中の北日本エリア。

今年はシーズンの進行が著しく遅れていたのと、夏場の高水温の影響による海藻の激減等のため浅場へ接岸するロックフィッシュの数が少なく非常に難しいシーズンになっております…。

しかし!そんな難しい状況であってもシーズナルパターン・ポイントの見極め・ルアーセレクト等を基本通り攻めれば、ちゃんと魚の顔を見ることはできます♪

そこで今回は堤防から狙えるお手軽ロックフィッシュの基本ポイントを解説したいと思います。

ロックフィッシュを狙うなら海藻、地形、人工物などの変化を狙え!

ロックフィッシュは変化を釣れ」と昔から言われる通り、岩礁や海藻などに身を隠してエサを待ち構えるためストラクチャーをタイトに攻めるのがロックフィッシュ釣りの基本になります。

では実際にはどのような場所を攻めるのか?と言いますと基本的なポイントは↓この様な場所。

①堤防の先端

②スロープ

③堤防の切れ目&凹凸、角

④テトラポット等人工物まわり

⑤底質が変化する境界線

⑥常夜灯まわり

①堤防の先端

言わずもがな代表的なポイント。大人気ポイントなので常に人的プレッシャーがかかっていますが、潮通しが良くエサも豊富に回って来るため定期的にロックフィッシュも入って来ます。

ロングキャストで沖の船道などのブレイクラインを攻めたり、足元に沈む堤防の基礎まわりをライトリグで探るのがセオリーです。

②スロープ

漁港内で最も波の影響を受けない場所にあるのがスロープ(船下ろし場)。

変化に富みゴロタ石や敷石等が敷き詰められていることが多く海藻も比較的多く生えているためハイシーズンには外せないポイントです。

水深が浅いため干潮時よりは満潮時に魚が入ってくるので満潮時に狙いたいポイントです。

重めのシンカーを使用したリグだと根掛かりが多発してしまう事が多いのでライトリグで探りましょう。

③堤防の切れ目&凹凸、角

堤防の切れ目&凹凸、角は潮流の変化が起こるためベイトが溜まりやすくロックフィッシュ達の格好の餌場になっています。

また、底に入っている基礎や敷石等も変化し、海藻類も多く付着するためロックフィッシュが身を潜める場所も多いのもプラス要因。

活性が低い時は少し重めのシンカーで敷石の穴の中を狙い、活性が高い時は壁際の中層をライトリグで探りましょう。

④テトラポット等人工物まわり

堤防まわりで最も隠れる場所が多く一年を通してロックフィッシュのストック量が多いのがテトラポット等の人工物まわりになります。

重めのシンカーで穴の奥の奥までリグを落とし込んで攻めるのがセオリー。

ベイトフィッシュが回遊してくる時は障害物の外にロックフィッシュが出てくるためスイミングで狙うのもオススメ。

急激な水温の変化や真冬の渋い時にでも反応が取れる「最後の砦」的なポイントです。

⑤底質が変化する境界線

堤防内の底質(ボトムマテリアル)はドロ、砂、砂利、岩礁、人工物になりますがそれらの境界線にベイトが溜まりやすく、海藻が繁茂し地形変化も出来るためロックフィッシュ達の良い棲み家になっています。

水深の深い港では目視で判断することは非常に難しいので、重めのシンカーで遠投し手に伝わる感覚で変化を探しましょう。

基本的な攻め方はロングキャストでボトムをズル引くかリフト&フォールで広く探り、ピンポイントで変化を見つけられたらライトリグで探るのも効果的です。

⑥常夜灯まわり

夜間の堤防狙いの定番ポイントが常夜灯。灯に寄せられたプランクトンや小魚などのベイトを狙いロックフィッシュ達も集まって来ます。ロックフィッシュは暗い場所に潜み、明るい場所につられて入って来たベイトを捕食するため暗い場所と明るい場所の境界線を攻めるのが基本になります。

また、日中でも夜間に集まったロックフィッシュがそのまま居座る事があるため狙ってみましょう。

オススメルアー4選

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スイミングの中層狙いで使ってよし!リフト&フォールでボトムを狙ってよし!の定番ワーム。

3〜7グラムクラスのジグヘッドやライトテキサスで使いましょう。

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テキサスリグ、フリーリグ、ジグヘッドリグとあらゆるリグにアジャストしてドーナツ状のテールを真ん中からカットすれば甲殻パターン、テールの付け根の片側をカットすればカーリーテールになりスイミングでベイトフィッシュパターンを攻略。

これ一つあれば様々なシチュエーションに対応できるスーパーオールラウンドワームです。

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堤防ロックの最終兵器「Gulp!Saltwater Sandworm 2inch (ガルプ!ソルトウォーター サンドワーム 2in)」。1〜3グラムのテキサスリグで壁際や敷石まわりなどをフワフワと狙うのが定番の使用方法。

小型のロックフィッシュはもちろんですが思わぬ大物までも口を使ってくるワームです。

大物が来ても対応できる太めのフックを使用するのが使い方のキモになります。

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スイミングでの反応が良い時に率先して使って行きたいワームになります。一口サイズなのにワイドなボディーなのでアピール力を無駄に落としていない絶妙なバランス。主張し過ぎないテールの動きがスレたロックフィッシュを狙うには非常に効果的です。

3〜7グラムのジグヘッドや5〜28グラムのフリーリグなどで使うのがオススメです。

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堤防での甲殻パターンで使ってほしいのがこちらのワーム。3〜10グラムのライトテキサスや5〜28グラムフリーリグでの遠投の釣りにも対応。

ボトムを感じながらリフト&フォールやズル引きで使用したり、敷石やテトラの穴狙いで使いたいワームです。

タックルデータ

スピニング

ロッド:ソルティーステージ プロトタイプ ロックフィッシュ(XHRS-6102L+)【アブガルシア】

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リール:レボ SP ビースト(3000MSH)【アブガルシア】

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メインライン:PEライン0.8号

リーダー:フロロカーボンライン12Lb

ベイト

アブガルシア:ソルティーステージ プロトタイプ ロックフィッシュ(XHRC-772HML)【アブガルシア】

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リール:レボ5 ロケット【アブガルシア】

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ライト:フロロカーボンライン12〜16Lb

ハンター塩津からのお願い

近年、残念ながらゴミ問題や無断駐車問題など釣り人のマナー問題で釣り禁止エリアが多くなっております。

また、水難事故も多発する季節ですのでライフジャケットは堤防の釣りであっても必ず着用。今まさにロックフィッシュはハイシーズン!

ゴミの持ち帰りやライフジャケットの着用を心がけ楽しいロックフィッシュシーズンをお過ごし下さい!

ピュア・フィッシング・ジャパン( PureFishing Japan )

アブ・ガルシア、バークレイをはじめ、ペン、サベージギア、プラノ、ハーディなど世界的に有名な各ルアーブランドの企画・製造・販売を行っている総合ルアーメーカー。取扱っているアイテムはリール、ロッド、ルアー、アパレルほか多岐に渡る。
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