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デイゲームでビッグシーバスを獲るための2つの選択肢

寄稿:福嶋 信悟
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こんにちは! 福嶋 信悟です。

絶賛ハイシーズン真っ只中の宍道湖(島根県)、中海。

エリアや地形によって、タイプ別のルアーで楽しむことができる季節です。メインベイトは、サッパ、サヨリ、ハク、など様々ですが、デイゲームでの狙い方を紹介します。中でも、数あるメガバスルアーの中から、今秋なくてはならない「鬼丸」と「ホムラ86」を紹介します。

福嶋 信悟(Shingo Fukusima) プロフィール

宍道湖・中海(島根県)のシーバスをメインに様々な釣りを楽しむアングラー。とにかく釣りの経験が豊富。まずはハゼやメバルのエサ釣りからスタート、その後はブラックバス、渓流、チヌ落とし込みを経てソルトゲームの世界にドップリ。現在はショアから狙える魚は何でも狙うマルチ系アングラーとして活躍中!本職は料理人でミシュランガイド2つ星料理店での修行経験があるという経歴も。広島出身、島根県在住

①デイゲームでの鬼丸が有効なシーン

鬼丸【メガバス】

メガバス公式「鬼丸」の詳細ページはコチラ

8g、12g、20g、30gの4タイプがリリースされている「鬼丸」!

これにより、ベイトサイズに各サイズをアジャストさせやすいことが特徴。細かく分けられた重さの使い分けにより、幅広く使用でき、スピーディーにサーチすることが可能です。

言ってしまうと、状況を選ばない最強のパイロットルアーでもあります。遠投し、ポイントの水深をチェックしながら、水流の当たりを感じる。

細かい情報をキャッチしながら、レンジをどう攻めるのか、ゆっくり見せるか、スピーディーに狙いスイッチを入れるか、強い水押しで、スローに見せて寄せるのか、などなどを把握できます。

重さの使い分け

水押しが弱く小さなベイトには8gと12g! 対して水押しが強く、中型から大型のベイトには20gと30gを使用します。

4タイプあることにより、レンジを細かく刻むことができるのも特徴の1つですが、シャローだから軽いグラムをチョイスするのではなく、ベイトサイズに合わせ選ぶのが福嶋流!

シーバスに限らず、ボックスに入れておくと沖磯や、堤防から青物などでも使える万能メタルバイブレーションです。

バラシ難いのも特徴の1つ

もう一つの特徴として、スイベルフロントアイによりバラシを軽減させてくれること。

鉛タイプのルアーは、その自重の重さからシーバスのエラ荒い時に振り子の原理によりバラシにつながりやすいですが、同システムにより軽減されます。

貴重な1本をしっかりキャッチできる安心のシステムですね。

①ホムラ86が有効なシーン

ホムラ86【メガバス】

メガバス公式「ホムラ86」の詳細ページはコチラ

続いて「ホムラ86」はシンキングペンシルのカテゴリーなので巻かなければ沈みます。

一般的な従来のシンキングペンシルであればレンジが入り過ぎてしまったり、沈下スピードが早く、流れの少ないエリアでは、巻きスピードでコントロールしなければいけないルアーも多い中、「ホムラ86」の場合、低速巻きで超水面直下を引いてくる事が可能です。

これにより、流れが少ないオープンエリアでも使いやすく、シンキングペンシルが苦手な方にも扱いやすいのが特長。

もちろん、河川のように流れが出やすいポイントではドリフトにもオススメです。

巻くだけではもったいない!

ですが、巻くだけではもったいないのが「ホムラ86」!

福嶋的にはトップのペンシルベイトを操作するようにアクションさせ、イレギュラーな首振りアクションで使用するのがオススメ!

デイゲーム、ナイトゲームに限らずカラーバリエーションなどで使い分けると幅広く使えますので、是非お試しを!

ロッドについて!

使用ロッドは「Cookai 空海」。

Cookai 空海【メガバス】

メガバス公式「Cookai 空海」の詳細ページはコチラ

Cookai 空海」に関して、個人的に「曲がる」と言う伝え方を良くします。ただ柔らかくて曲がるのではなく、程良い張り感と靭やかに、粘り強く曲がるブランクス!

曲がりを感じる、キャスト、ルアーの水を噛み感、魚の重み、首振りに追従する時。今まであったロッドをベースとして考えると全くイメージが違うものになってしまいますが、5Dグラファイトという新素材ブランクスの新たなベースが「Cookai 空海」にはあると感じています。

スタイルに特化したロッド「Cookai 空海」

特に空海は、「一本で何でも…」的なロッドではなく、より自分のスタイルに特化したロッドと言うイメージです。

鬼丸12gを使用する時に「Cookai CK-92MLS」や「Cookai CK-93MH+S」を使用。鬼丸12gの繊細な部分を感じとるのであれば「Cookai CK-92MLS」

「Cookai CK-92MLS」の場合MAXウェイトは30gですが、気持ち良く使うのであれば15g前後がベスト。

ですがナイトゲームになり、飛距離を必要とする展開で、橋脚周りや明暗、河川の流芯を狙わなければならない時、ルアーのウェイトも必然的に上げなくてはいけません。その場合は「Cookai CK-93MH+S」を使用します。

先程も書きましたが、「スタイルやシチュエーションに特化させたロッド」バス釣りでいうなら、フィネス、巻物、カバー用など、その釣に特化したロッドをチョイスするのと同じ感覚です。

空海の個性をいかに引きだし、自分のスタイルに合わせるのか!?

実際に触って確かめていただくのがベスト。気になるロッド(タイプ)は実際にお店などで触って感じていただけたらと思います。

福嶋流カラーチョイス

個人的にカラーバリエーションは1タイプにつき2個〜3個を使用します。

水質に合わせてナチュラル系とアピール系があればローテーションも組みやすいと思いますが、「アピール系カラー」の選び方は皆さんどうされていますか?

私は、濁りに強い色として、ゴールド、チャート、黒などを使うことが多いですね。

デイゲームであればゴールドベースのホログラム系!

ハイシーズン真っ只中ではありますが、これからシーバスのポテンシャルも上がりもっと面白くなるシーズンです!

今回紹介した鬼丸、ホムラ86の使い方などが参考になれば幸いです。

メガバス(Megabass)

1986年8月15日設立、静岡県浜松市を拠点とするルアーメーカー。デストロイヤーをはじめとする各ロッドシリーズ、各種バス、ソルトルアー、リールなど、あらゆるフィッシングタックルを輩出。 同社のCEO伊東由樹氏はアングラー、そしてルアー、ロッドデザイナーとしても有名で、同氏の手掛けるタックル&ルアーは実釣力の高さに加え、優れた機能美、造形美を放ち、国内外で高い評価を受けている。