釣り人なら誰もが常備している“プライヤー”。
挟んだり、掴んだり、切ったり、開いたり…色んな機能が上手く1つにまとめられた道具だなと、記者は昔からつくづくと思っている訳ですが、前途させていただいた機能に加え、ありとあらゆるギミックを搭載したこちらのプライヤー、初めて見た時は本当に衝撃を受けました。ここまで仕事をしてくれるプライヤー…見たことありますか?
計測マルチプライヤー【ハピソン】
1つで7つの機能。
PEラインカット、スプリットリングオープナー、アイチューナー、フックシャープナー、カシメ機能、ピンオンリール、計測マーカー。充分…いや、それを上回っている完全に、その名は「計測マルチプライヤー」。持ち手がエラストマー素材のハサミ型で、握りやすい&手に馴染みやすいのも特長。
7つの機能それぞれを解説
最大の特長である多機能さ。
各機能それぞれを順番に解説していきますね。
折角なら珍しい機能から…まずは“アイチューナー”を紹介。ご存知の通り、ルアーアイを曲げてプラグの動きを調整するパーツ。青物ゲーム、シーバス、バスフィッシング、エリアトラウトのグリグリジャークなど、高速リトリーブやジャーキングなどが特に問われる場合も動きの微調整が可能。因みに溝によって幅0.9mmと1.5mmで太さが異なるので幅広いルアーに対応! 手に取りやすい所に置く身近なアイテムに搭載されているからこそウレシイ。実際に前途したジャンルから広く支持されているとのこと…。
青物ゲームやタチウオ&サワラといった大型魚や歯の鋭い魚などを釣る時に行うことが多いスリーブ締め、それからガン玉つぶしなどにも活躍“カシメ機能”も標準装備。大型青物を狙われる方、タチウオ釣りでワイヤーリーダーを自作するという方にも◎。
ジグやプラグ、ワーミングなども。
使っているうちにフックが鈍くなってきた…そんな時、作業と同時にフックも研げるという便利な機能“フックシャープナー”も標準装備。フックが傷めばスグに交換! と言いたいトコロですが、そもそも予備のフックが無かったり時合の真っ最中だったりで、交換できないことも当然。そんな時にこちらでサッと研ぐだけでフッキング率がUP。溝に沿わして数回研ぐだけなので簡単&スピーディー。
ハピソンならでは! 様々なアイテムに採用されている計測マーカーも採用。
こちらのマークと一緒にアプリを使って魚を撮影するとサイズの測定ができるという。「App Store」か 「Google Play」で「釣り計測, ハピソン, Hapyson」のいずれかを検索して「釣り計測アプリ」をインストール。メジャーを忘れた時にも役立ちますね。
PEラインがスッパスパ切れる“PEラインカット”。特に注目していただきたいのが、刃の幅が長いため、とにかく切りやすくなっています。
約#1~#4までを想定されたスプリットリングオープナーも装備。使用頻度の多いスプリットリングサイズが考慮されており、幅広いルアーゲームに対応してくれます。
ライフジャケットやバッグなどに吊り下げるための“ピンオンリール”も採用。万が一の紛失に備えて、スグに手に取るためにも装着をオススメします。
カラーも2色から選べる
カラーも“ブラック”と“カーキ”2色からセレクト可能。
サイズ | 質量 | 最大計測サイズ | 付属品 |
約91×129×20㎜ | 約88g(ピンオンリール含む) | 50㎝まで | ピンオンリール |
こちらでも特長を詳しく解説!
1つで7つの機能…ここまで仕事をしてくれるプライヤーも、そうそうないハズ。ぜひ、使い勝手の良さを体感してみては?