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ハイシーズン突入!ボートシーバスゲーム釣果UPタックルセレクト術

寄稿:杉浦 永(すぎうら はるか)
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こんにちは! 愛知県三河湾エリアのボートシーバスゲームを主として活動している杉浦永(すぎうら はるか)と申します。

杉浦 永 (HARUKA SUGIURA) プロフィール

愛知県三河湾エリアのボートシーバスゲームを主として活動。三河湾内専用ボート ゼブラー号を操船しながらターゲットを追いかける船長アングラー! 得意分野は海の障害物の隙間にルアーをピンポイントで撃ち込んでシーバスを狙いピンスポット撃ち(スト撃ち)。

20フィートの三河湾内専用ボートを所有しており、操船に徹しながら釣りをする船長アングラーです。

得意分野は主にシーバスのストラクチャー撃ち(スト撃ち)と言われる、海の障害物の隙間にルアーをピンポイントで撃ち込んでシーバスを釣るというメソッドです。

活動するエリアの最新のシーバス事情について

僕のホーム・三河湾エリアのシーバス事情はというと…。

かつてないほどの当たり年!」です。

9月の後半あたりから急激な気温の低下とともに水温も落ち込み、ベイトとなるカタクチイワシが大量に入ってきてくれたおかげで、それらのベイトを追ってシーバスも大量に湾内に入港しております!

ベイトとなるカタクチイワシ・X-80Jr.SWとほぼ同じサイズ

ここ最近の釣果では2時間ほどの釣行でも1人20本以上の釣果を出せるほど状況がよく、シーバス入門にも最適なシーズンとも言えます。

秋のボートシーバスゲームのルアーオススメ3選

ここで絶対に使用してほしい激推しルアー3選をご紹介いたします。

①:X-80Jr.SW【メガバス】

Item Length Weight Type Hook Price(税別)
X-80Jr.SW 65mm 6g Sinking #8 x 2pcs 1,650 円

メガバス公式「X-80Jr.SW」の詳細ページはコチラ

大人気ハチマルシリーズで最も小型モデルの「X-80Jr.SW」。

三河湾のベイトサイズにマッチしていて、シーバスが捕食しやすいサイズという利点があり、ナイトゲームでも数釣りで威力を発揮します!

サイズが近い「マーゲイSW」と比較して、短いリップで水深30cm~水深50cmの浅いレンジをトレースすることができるため使い分けが可能です。

浅いレンジから、まずはサーチベイトとして使うなら、「X-80Jr.SW」と決めていますね!

②:フラップスラップSW LBO【メガバス】

Item Length Weight Type Depth Hook Price(税別)
フラップスラップSW LBO 77mm 13g Slow Floating Max 1.8m #6 x 2pcs 1,890 円

メガバス公式「フラップスラップSW LBO」の詳細ページはコチラ

主にベイトキャスティングでボートシーバスゲームをしてみたい!という方に激推しするルアーです。

77mmの長さに対して、13gのウエイトがあり、ベイトキャスティング上級者にはモチロン、ベイトキャスティング入門にも扱いやすいウエイトとなっており、ビシバシ手返しよく撃ち込みたいという方にオススメ。

フラップスラップSW LBO」はローリング&フラッタリングアクションで海水を掻き分ける力(ブルブル感)の強いルアーです。大潮の潮が速く流れているタイミングでも横潮を受けてもしっかり泳ぐ様は抜群の安定感があります。

細身のミノーでは生み出せないフラットサイドフォルムによる鮮烈な「強フラッシュ」によるインパクトで渋い時こそリアクションバイトに持ち込めるルアーですね。

③:マーゲイSW【メガバス】

Item Length Weight Type Price(税別)
マーゲイSW 68mm 7g Sinking 1,600 円

メガバス公式「マーゲイSW」の詳細ページはコチラ

恐らく何十年前から三河湾内エリアで「マーゲイSW」に勝てるルアーは存在しないでしょう。そのくらい釣果に絶大な差が出やすいルアーです。

理由としては、三河湾内でのイワシのベイトサイズは7cm前後が平均で、「マーゲイSW」がマッチザベイトしていることは明らかなのですが、

最大の強みは着水地点から、リールを巻いてすぐに水深1m~1.5mまで潜ってくれるので、キャスト距離が短くてもしっかりと狙いたいレンジとポイントをトレースできる。

これが「マーゲイSW」の最大の利点!

これほどまでにボートシーバスで使いやすいモデルはないでしょう!

各ルアーの使いわけについて

各ルアーを使用する場合、最初は浅いレンジから調査して行き、だんだんとレンジを下げていくルアーローテーションをオススメします。

理由として、例えばサーフェス付近に活性高いシーバスが多くいるのに、初めからレンジが深いルアーを使っていては、シーバスとルアーのレンジが合わないので、ヒット率が下がるとともにシーバスのレンジも下がるので釣り難くなってしまいます。

そのため、浅く潜るルアーからサーチしていくのがセオリー通り。

①X-80Jr.SWは水面下50cm前後をトレース

②フラップスラップSW LBOは水面下80cm前後をトレース

③マーゲイSWは水面下1.2m前後をトレース

このように少しずつ刻んでレンジを下げていき、シーバスのヒット率を観察していると、その日のシーバスに適したレンジをサーチすることができます。

カラーチョイスについて

デイゲームのヒットカラー

DDベイサイドグリーンPBやDDイワシといったイワシ系のカラーや地味目のカラーを使うことが多いですね!

デイゲームは太陽の日差しを直で受けているポイントも多々あるので、やはりナチュラルカラーでシーバスにアピールした方が安心の釣果となりやすいです。

ナイトゲームのヒットカラー

湾岸レモンやGGチャートバックレインボーPBといったチャート系が強いように思えます。ナイトゲームで暗闇の釣りなのでシーバスの視認性を高めるためにもチャート系を使うことをオススメしますね!

ただし、シーバスはカラーだけをみてルアーにバイトしているとは考えづらく、レンジやルアー波動などの要素も肝心です。

カラー・レンジ・波動」の3要素でルアーを使い分けながら、その日のシーバスにアジャストしてみてください。

使用時のワンポイントアドバイス

 

私のルアーは全てアイを絶妙に曲げて同じルアーでも「真っ直ぐに泳ぐタイプ」「右に泳ぐタイプ」「左に泳ぐタイプ」と3種類に分けてあります。

これはどういうことかというと、例えばルアーのアイを少し左に曲げるとルアーは左に泳ぎます。

キャスト方向の左側に岸壁があり、左にチューニングしたルアーがあれば必然的にルアーは岸壁を超タイトに泳ぐわけです。壁に当たることでイレギュラーアクションが生まれ、よりシーバスがルアーを壁ギリギリで追い込みやすくなるので、釣果も必然的にアップします。

自然界のシーバスを観察していても、岸壁やシャローに追い込んでエサを捕食しているシーバスは多いように感じます。

そのようなパターンに対応するためにルアーのアイを曲げてどんな状況でもシーバスが最もルアーを食べやすいように気遣いしています。

次ページではタックルについて解説
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