【ロッド感度が重要】タックルセッティングや使い分け、魚種別アクションも細かく解説!ジャッカル“伊賀拓実”直伝「秋のサーフゲーム攻略」
皆さんこんにちは! ジャッカルフィールドスタッフの“伊賀拓実”です!
暑さも少しずつ落ちつき、釣りがしやすい時期になってきました。さて、今回はそんなタイミングにピッタリな「食欲の秋!サーフゲームフィッシュイーター攻略!」を解説! タックルや誘い方を詳しく説明させていただいているので、初めての方はぜひ参考にしてみて下さい。
伊賀 拓実(Takumi iga) プロフィール
宮城県サーフで狙える魚種
ここ宮城県で狙えるフィッシュイーターは主に2魚種。“ヒラメ、シーバス”が狙いやすく、ポイントも数多く存在します。フラットフィッシュに関しては、東北で1番の魚影ということもあり、全国から多くの釣り人で賑わいます。特に“仙南サーフや仙台サーフ”が魚影も濃く、秋はヒラメ狙いで来る方が大半。
シーバスを狙うなら間違いなく“旧北上川と北上川”です。全国でも上位に入るほどの魚影で、とにかくサイズがデカく、ランカーシーバスも夢じゃありません!
ロッド感度が重要!タックルセッティングについて
そんな秋のサーフゲームで普段から使用しているタックルがこちら!
ロッド:サーフロッド9ft〜10ft9in(ML〜MH)
リール:スピニングリール(3000〜4000XG)
ライン:PEライン(0.8〜1.2号)
リーダー:フロロカーボンライン(20Lb)
フラットフィッシュやシーバスを狙う際、重要になってくるポイントが“ロッド感度”。自分がオススメするロッドは、ジャッカルの「SABULL(サブル) 」(SB-109MMH、SB-107MLM)です。この2本は私が考案した、サーフゲームで絶対に欲しい番手で、フラットフィッシュ専用に設計されています。
Name | Length | 継数 | Weight | Power | Lure Weight | Line | Price |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SB-109MMH | 10’9” | 2 | 201g | Medium – Medium Heavy | MAX 50g | PE #0.8~#2号 | ¥40,700 |
SB-107MLM | 10’7” | 2 | 184g | Medium Light – Medium | MAX 40g | PE #0.8~#1.5号 | ¥40,700 |
ジャッカル公式「SABULL(サブル)」詳細ページはこちら
ロッドの使い分けについて
では、挙げさせていただいたロッドの使い分けを紹介。
こちらは長さが10ft9inもあるので、サーフゲームの遠投に適したロッドになります。PEライン0.8号を使用した際の平均飛距離は110m以上。バットがMHティップがMになっているので、チョットしたショートバイトも逃すことなくシッカリ掛けることができます。扱うルアージャンルで言えば“ジグヘッドワーム、メタルジグ、シンペン”が扱いやすいです。「ビッグバッカー ワグシャッド」は22gと28g、「ビッグバッカーフォールトリック」は103mmが安定してキャストしやすい。
「サブルスイムメタル」や「ビッグバッカージグ」を使用する際は、30g〜45gの重めを使用します。遠投に特化したロッドなので、沖ブレイクをストップ&ゴーで探り、プレッシャーの掛かっていないフレッシュな魚を狙います。
近年のサーフゲームは、シンペンやミノーを使用したアングラーが増えています。そういった中で、巻きモノはモチロン「サブルセンシージグヘッド」+「サブルセンシーテール」のようなジグヘッドリグなどを細かい操作で操れるロッドを作成しようと思い考案。長さは10ft7inと少し長めに設定していますが、それは空気抵抗を比較的受けやすいけど外せない、ジグヘッドリグや軽めのプラグなどを少しでも遠くに飛ばすため。
また、MLMはサーフゲームだけでなく、リバーシーバスでも威力を発揮します。ティップがMLティップになっているので、ルアー本来の動きを引き出すことができます。巻きをメインとするアングラーに向けたロッドになっているので、ティップが入りやすくバレずらい設計にしています。特にエラ洗いが激しいシーバスゲームは、しっかりと食い込みパワー負けしないのでこのロッド1本でサーフもシーバスも出来てしまいます。
アクション方法
タックル紹介と使い分けについてお伝えしたトコロで、今度はアクション方法について紹介させていただきます!
ヒラメを狙う際に心掛けることは、レンジキープを意識する。
ヒラメはフィッシュイーターと言われる部類に入るので、生きた魚(イワシ、キス、コノシロ)を捕食します。なので、魚の目線は常に上を向いているため、ボトムべったりではなくルアーを20cm~100cmほど浮かせ、魚の視界に入るようにした方が釣れます。
マゴチは巻きスピードとカラーシルエットが重要。フィッシュイーターではないため、ヒラメほどエサを追いかけて捕食する習性ではありません。ワームやシンペンなど、シルエットをハッキリさせ、ボトムをゆっくり引いてくることを意識した方が良いと思います。
シーバス
リバーシーバスの基本アクションはタダ巻き。
ですが、少し難しいポイントは魚のレンジを見つけること。リバーシーバスは“トップ、水面直下、ミドルorボトム”など、多くのレンジを探る必要があるので、魚のポジションを見つけることが最優先になります。広範囲に手返しよく全体をサーチする必要があるので、タダ巻きがオススメ。
以上が秋のフィッシュイーター攻略でした。
暑さも落ち着き、釣りがしやすい環境なので、存分に楽しめると思いますが、その分しっかりと安全を確保して釣りをしましょう。
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