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難解なマイクロベイトパターンを攻略!シラスパターンでも使える!ダイワの「サムライジグR TG」

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シーバスやショアジギング、サーフなど様々な釣りにおいて難解とされる“マイクロベイトパターン”。

シラスやハクなど、わずか数センチの極小サイズのベイトパターンであり、それらを捕食している場面ではルアーで口を使わせるのは至難の業と言われています。

実際、マイクロベイトで起きたナブラの中にジグを通しても、反応すらしてもらえない…なんてことは多々あります。

先日、ダイワフィールドスタッフの池田 雄一郎さんとのロケの終盤にて、岸寄りでナブラが発生。打ち上げられたベイトは5cmにも満たないシラスなどの小魚たちでした。

そんな状況で池田さんがチョイスしたルアーは…

池田 雄一郎(Yuuichirou Ikeda) プロフィール

神奈川県茅ヶ崎産まれで茅ヶ崎在住。西湘と湘南エリアがホームグラウンド! 本家が船宿で、記憶もない位小さい頃から祖父に釣りに連れてかれてから現在に至るまで釣り三昧の生活を送っているという生粋の釣りマニア!ショアジギング、エギング、ロックゲームSWゲームを中心に、様々な釣りをこなすマルチアングラー! 

サムライジグR TG

マイクロベイトのナブラで使用したのが、ダイワの「サムライジグR TG」の20g!

サムライジグR」といえば、ダイワが誇るショアジギの王道のメタルジグであり、「サムライジグR TG」はそのタングステン製のモデル。

なかでも池田さんがチョイスした20gは「サムライジグR TG」の最小のサイズで、全長も57mmと非常にコンパクトなシルエット!

鉛製の「サムライジグR(20g)」は75mmに対し、「サムライジグR TG(20g)」は57mmと18mmも小さいサイズとなります。

ナブラの正体は…

ナブラの正体は、かわいいサイズのカマス!

本命の青物ではありませんでしたが、しっかりと口を使わせることに成功!

今回ロケをした西湘エリアでは、春から夏にかけて80cmオーバーのブリも回遊するため、このナブラについていたカマスがブリに変わることも珍しくないのだそう。

実際、ロケの数日前にはブリのナブラも多数発生しており、複数釣り上げたとの報告も上がっておりました。

池田さんも過去に何度もブリを釣り上げており、その時もイワシなどの小さなベイトが打ち上げられていたとのこと。

ブリのナブラの様子はコチラ

 

遠投性×コンパクトシルエット

「サムライジグR TG」の魅力はベイトにマッチしたコンパクトシルエットだけではありません。比重の重いタングステンを使用することで、飛距離が出しやすく、それでいて風の抵抗を受けにくいメリットも挙げられます。

というのも、このナブラが発生する条件というのが南風(向かい風)が吹いたとき。西湘エリアでは、午後から夕方にかけて南風が吹きやすく、その風に流されて沖にいたベイトが接岸します。

それらを追ってフィッシュイーターも接岸するため、基本的に向かい風の状態でキャストしなければなりません。

ここで生きてくるのが、「サムライジグR TG」の遠投性能。

前述したように、比重とシルエットで飛距離が出しやすく、向かい風であってもしっかり飛ばすことができます。

鉛製のジグに比べても飛距離の違いは明らか。また風の強さによっては、ベイトの接岸する距離・ナブラの発生位置も変わるため、数メートル沖でジグが届かなかった…なんてケースも多々あります。

今年3月に「サムライジグR TG」が登場したことで、「サムライジグR」では狙えなかった沖までカバーすることができ、池田さん曰く「サーフゲームでは欠かせないジグの一つ」なのだそう。

遠投先でもしっかり喰わせられる性能

さらに注目したいのが、喰わせ力の高さ。

従来タングステン製のジグというのは、コンパクトにできる分、その重さからスローリトリーブでアクションさせるのが困難とされていました。「サムライジグR TG」では、ボディ全体を肉薄扁平形状に設計。

これにより、スローリトリーブでも安定したアクションと水平フォールを演出することができるようになったのだそう。肉薄扁平のボディで水を受けるので、フォールスピードも抑えることができ、喰わせの間も確保。

イワシの弱った様子やマイクロベイトのきらめく様子もリアルに再現することができるとのこと。

実際、このエリアのナブラは長くて30秒から1分程度がほとんど。そうした僅かな地合いの間でも、「サムライジグR TG」であれば、しっかりアピールして、喰わせられる力も備わっているのでチャンスを逃がしません!

タックルボックスに一つあるだけで非常に心強い存在といえるでしょう。

西湘エリアに限らず、「サムライジグR TG」はマイクロベイトパターンや風が強い場面など様々な状況下で活躍します。ぜひ、サーフゲーム・ライトショアジギングで使用してみてはいかがでしょうか?

サムライジグR TG スペック

サイズ 自重
(g)
全長
(mm)
色数 フロントフック リアフック メーカー希望
本体価格(円)
TG20 20 57 9 イセアマ#11 太軸トレブルフック#8 1,450
TG30 30 67 9 イセアマ#13 太軸トレブルフック#6 1,550
TG40 40 74 9 イセアマ#13 太軸トレブルフック#4 1,700

ダイワ公式「サムライジグR TG」詳細ページはコチラ

ダイワ(DAIWA)

1958年の創業、リール、ロッド、ルアー、用品などあらゆる釣り物のフィッシングタックルを扱う総合ブランドとして、国内、海外に多くのファンを抱えている。ジャパンクオリティの品質の高いアイテムを日々開発、その過程で、世界初となるテクノロジーも数多く輩出している!
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