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【遂に琵琶湖にもあのリグが】驚異的釣果を放つ爆釣セッティング“モリケンリグ”が琵琶湖でも炸裂!“永野総一朗”がその凄さを語る!

連載:永野総一朗「たまらんばいスポット大捜査」
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遂に琵琶湖にもモリケンリグの波がきました。ここ1週間、「コイケ フルキャスト」からの流れで、“モリケンリグ”がハマりにハマっています。

永野総一朗 Nagano Soichiro プロフィール

思い出に残る楽しいガイドサービスをモットーに連日出撃中の人気プロガイド「たまらんばい永野」とは彼のこと!! 巻きから繊細な食わせまで幅広く柔軟にこなす人物で、ご存知「高菜漬け」も好評発売中!!  1988年2月生まれ、滋賀で頑張る福岡県人!

そもそも、モリケンリグとは?

そもそも、モリケンリグとは「コイケ17mm」の直リグのことを指します。

ハイドアップ公式「コイケ17mm」詳細ページはこちら

ワーム本体に「ループモスキート」と「TGグレネードシンカー クイックチェンジャー」(3.5〜7g)をセットしたもの。元々琵琶湖ボートよりも陸っぱりメインなHUスタッフである、モリケンがやり出したリグで地元大江川、五三川、そして琵琶湖の陸っぱりも鬼のように釣りまくっている。

森田 健太郎(Kentaro Morita) プロフィール

HIDEUPフィールドテスター、VARIVASフィールドテスター。愛知県名古屋市在住の若手アングラー。バスはもちろんのこと、エリアトラウトやソルトウォーターもハイレベルにこなす。

当初は琵琶湖ボートで全然釣れず…。

他メーカーのプロやTOP50の試合でも使用されることも多く、これによりコイケ17mmはモチロン、対応フックである「ループモスキート」さえもあっという間に入手困難に。ただ、この“モリケンリグ”の波に乗っかろうとしていち早く琵琶湖ボートでも取り入れてみたのだが、言うほど釣れないのだ。

いやショック。あんなに釣っているのに自分が下手なのかと…。色々試してみるが確かに“モリケンリグ”本来の使い方は吊るしからの中層シェイクや、カーブフォールシェイクにミドストなど。岸から投げて手前に引いてくることで、足元の“壁”に追い込ませて食わせるような使い方が多い。が、基本的にオープンウォーターを釣る琵琶湖ボートだと、壁がない為ほとんどできない。強いて言えば、河川のカバー撃ちや取水塔、一文字の際を打ったりなどで実践はできるものの、約8割の人がショアラインではない所で釣りをする琵琶湖において、その使い方だと実践する人も限られてしまう。

そこで、この釣り方が広まった2023年春はボトムで何とか使えないかとズル引きやユスリング、痙攣アクション、ボトムジャークなどで試していたところ2、3ヒット(ただデカい)したものの、コイケでなければ、という絶対必要感はありませんでした。

釣れない状況がヒントに、破壊力を思い知らされる

しかし、6末〜7月初旬。初夏となり「コイケフルキャスト」での釣果が昨年夏同様にでてきました。

ハイドアップ公式「コイケ フルキャスト」詳細ページはこちら

その使い方は5〜7gシンカー、リーダー30cmを使ったヘビダンの痙攣アクション。これをサイズダウンした17mmのヘビダンもフォローという形で釣れるようになってきました。そして先週のとあるガイドの日、定番の南湖チャンネルライン下物沖。ライブスコープなどでもシッカリバスは映るが、「コイケフルキャスト」や「サカマタシャッド」など、夏の琵琶湖定番では口を使わせられないシチュエーションに直面することになる。それまでフォローで釣れていた「コイケ17mm」のヘビダン、またはミドストも不発で反応したルアーと言えば唯一ネコリグ。そのネコリグも朝は反応しましたが、午後は反応しなくなったタイミングで、それはもう何十ものルアーやリグを試してふとダメ元で投入してみた「コイケ17mm」のモリケンリグ。ただ、従来の5g、7gなどではボトムのウイードやリングビアウォーレイを拾ってしまうので、フワッとスタックしすぎないように2.5gの軽い「TGスリムシンカークイックチェンジャー」をセットし、軽めの痙攣アクションで引いてみたところ、これが一発で反応。

試して一投目で釣れた55cmオーバー

疑問と驚きのフッキングから上がってきたバスも55cmオーバーで、これはもしやとゲストさんにも投げてもらうと、これまた1投目からバイト! さらに連発とまさにこれはパワーのある釣りを発見した瞬間でした。

この日から南湖のガイドでは毎日「コイケ17mm」の“モリケンリグ”で魚が出ており、他リグで食わない時の切り札的リグになっています。ウイードが絡むのになぜヘビダンでなく直リグ? というトコロが自分でも不思議でしたが、直リグだとウイードが絡む故に軽めのシンカーをセットしたことが新しい反応に繋がったと思います。因みに今はキャストの快適さを考慮して3.5gの使用が安定。

タックルセッティング

タックルは「コイケフルキャスト」やボトムジャークで使うようなロッドだと少し強すぎる(動きすぎる)ので、今思うベストタックルは、

マッカ(HUMC-67MH)ボトムジャークより一段弱めの強さ【ハイドアップ】

●SLX DC XG(ハイギヤ、浅ミゾOK)【シマノ】

アブソルート AAA[フロロカーボン](14〜16Lb)(20は飛ばし辛い)【バリバス】

になっています。これを皆さんがミドスト、ネコリグ、サカマタシャッド、それから「コイケフルキャスト」を投げているような所へ投げて、同じように痙攣アクション。きっとこれまで釣れなかった魚が釣れるハズ。ただでさえ、入手困難なルアーではありますがHUを信じて買っていただき、持っている方には是非試してほしいです。

最後に少し

最後、先日「コイケ17mm」の素晴らしい収納セッティングを見せていただいたので思わず。キレイすぎ…。明邦化学工業の「VS-3043NDD」に収納すればこの通り!

最近感銘を受けたコイケ17mm保管方法、バーサス3043NDDにコイケの針金ごと保管できる収納術ゲスト田島さん

@lurenewsr

爆釣セッティング“モリケンリグ”でより注目度の増した「コイケ17mm」。画期的な保管方法を紹介したショートムービーが永野総一朗さんより到着!明邦化学工業「VS-3043NDD」に収納すればこの通り!ぜひお試しを! ハイドアップ 永野総一朗 コイケ17mm 明邦化学工業 VS3043NDD

♬ オリジナル楽曲 – LureNewsR – LureNewsR

特徴的な形状でBOXに収納し辛いと思われていた方は、ぜひコチラの収納方法も試してみてはいかがでしょう! それでは!

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