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【今が旬】新進気鋭の若手プロガイド“永井裕二朗”が日々実践!「最強ギルパターン攻略テク」

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ギルパターン。

釣れると良型、躊躇せずルアーに襲い掛かるあの感覚。終盤を迎える地域もあればこれからというエリアも。例えギルネストが絡んでいなくても通用する可能性も充分にあり、いつでも大型を狙えるメソッド。そんなギルパターンにも釣り方が色々ある訳ですが、最近“ギルパターン”でイイ釣りをされているこちらの方にお話を伺うことに。

永井裕二朗さんに訊いた“ギルパターン”のアレコレ

O.S.Pフィールドスタッフとして活動中の琵琶湖プロガイド“永井裕二朗”さんにギルパターンについてヒヤリング。今回は教えていただいた内容を元に、釣り方やオススメルアーにその使い方など! 今アツイパターンをお届けしていきたいと思います。

永井 裕二朗(Yujiro Nagai) プロフィール

琵琶湖でプロガイドとして活動中。幼少期より父の影響で釣りを始め、その中でも虜になったのが今の仕事でもある「バスフィッシング」。出身地である福岡県で釣りを学んだ後、21歳の時に日本を代表するバスフィールド琵琶湖へ移住。移住後はバスフィッシングガイドとしてお客様へ「感動をプレゼントする」ことを信条に日々湖上へ。スタイルはフィネスからパワーゲームまで正にマルチ! 状況に合わせた釣りをこなす、新進気鋭の若手プロガイド。

例年のギルパターンについて

ホームエリアの琵琶湖を例に色々教えていただきました。

まず、例年のギルパターンについて。琵琶湖ではここ数年“昔に比べてブルーギルが減少した”とウワサされることもありましたが、“永井裕二朗”さん自身の感覚では、2年くらい前から、エリアによって群れの濃さは異なるもののブルーギルが増えてきていると感じているとのこと。ブルーギルの数が元に戻りつつあるとおっしゃっていました。

そんな時に使い込み始めた“ドライブSSギル”

そう気づいた頃から使い込み始めたのがO.S.Pを代表するギル系ワームでお馴染み「ドライブSSギル」。時期的にはブラックバスのスポーニングが一段落し、水温が15度台から20度へ向けて上がっていく5月中旬頃から始まることが多いそうで、肌感でいえば少し釣りをしていてジメジメとした湿気っぽさを感じる頃が開幕のタイミング。

Length Color Count Price
2in / 3.6in 2in 8色 / 3.6in 15色 2in 10本 / 3.6in 5本 858円(税込)エコトーナメント対応モデル(Fマーク有)

O.S.P公式「ドライブSSギル」詳細ページはこちら

琵琶湖のエリア名でいえば、下物エリアや大津港沖のハードボトムが絡む場所が良く釣れるそうで、個人的にもすごく好きなエリアだとコメント。

使用リグとそれを選ぶ理由

そんな「ドライブSSギル」に組み合わせているリグが10gフリーリグ。

他にもウエイテッドリグ&テキサスリグなど、状況に応じて使い分けることもモチロンあるそうですが、基本ベースなのが10gフリーリグ。使う理由に関しては“間(ま)”が大きく関係しているそう。フリーリグでウイードを狙ってキャストするそうですが、10gのフリーリグシンカーがフォールしていく時のドライブSSギルとの間が絶妙。奇跡のバランスと名付けているほどで、5g、7g、14gという様々なウエイトも試されたそうですが、10gが一番釣果も出せたそうで、永井裕二朗さんの基本セッティング。

ドライブSSギルを使用する理由

多くのギル型ワームがある中で何故「ドライブSSギル」を多用するのか?

その答えは1つ。ギル系ルアーと呼ばれるワームを多数使ってきた中でダントツ釣果を上げることができたからだそう。理論どうこうよりも魚に答えを聞いた結果「ドライブSSギル」への反応が圧倒的であった為、今でも愛用しているとのこと。

フォールスピードやフォール姿勢、フォールアクションが水深関係なくあそこまで出せる物は他に多くないそうで、ボトム着底後もロッドで細かく跳ね上げさせるとクルクルっと回る“サーカスアクション”ができるのも、このルアーならではの強み。

使い方&出しドコロについて

基本的な使い方はウイードエリアで水面下まで生えてきているエビモに向かってキャスト、完全フリーフォールでボトムまで沈めます。着底後はフォール中のバイトも多いので、ロッドを上方向に捌いて弛んだラインを少し張って確認、食ってなければロッドを下に戻して弛んだラインを巻き取り、同じように再度上方向へロッドを捌きます。

狙っているポイントがウイードで、ルアーがスタックすることも多いそうですが、コレを“ポンッポンッ”とロッドの力で跳ね上げさせ、ウイードから少し離してあげるとバイトが集中するそう。出しドコロは日によって異なるそうですが、晴れている日はブラックバスも日陰を意識してポジションをとったりする為、1日投げることも多いそう。

オススメカラーについて

そんな「ドライブSSギル」を使った10gフリーリグ攻めで多用するカラーは以下の3つ。各カラーの魅力と共にお届け!

ハシタクコンフィデンス TW213

1つ目は“ハシタクコンフィデンス TW213”。こちらのカラーは、新しく2023年に追加されたカラー。名前の通り霞ヶ浦のハシタクこと“橋本卓哉”さん監修カラー。琵琶湖でもあらゆるシチュエーションに対応する万能カラーだそうですよ。

グリパンレッド/ナチュラルオレンジ TW108

2つ目は“グリパンレッド/ナチュラルオレンジ TW108”。こちらのカラーは、昔から愛用されているカラーの1つだそう。琵琶湖ではマンメイドストラクチャー周辺や、ロックエリアなどのハードボトム絡みで登場することが多いそうです。

ビタミンギル TW180

3つ目は“ビタミンギル TW180”。こちらは水質がクリアアップした時や、晴れて光量が上がった時に出番の多くなるカラーだそう。狙いがウィードなので、より似たカラーを選択して使われる為、琵琶湖では特に定番になってくるとのこと。

初めて使う方へ…。

最後、初めて使う方へ一言いただきました。

まだ「ドライブSSギル」を使われたことが無いという方、フリーリグではまだ試していないという方はぜひお試しを!

永井裕二朗さんからの一言がこちら

世の中には沢山のルアーが存在し、その中でも細かくジャンル分けされた“ギル系”ワームですが、僕はこのジャンルには何か特殊な力が秘められていると思っています。琵琶湖のみならず、皆様が普段通われているフィールドにもきっとマッチしてくれるハズ。使い方は皆様の通われている場所に合った使い方をチョイスしていただければ、釣れた時の感動はまた一段と上がってくれることはモチロン、琵琶湖釣行の際は僕と同じように使っていただければ魚に出会うチャンスが増えるかも? 是非、皆さんのタックルにもドライブSSギルがセットされ、イイ魚が釣れますように…。

O.S.P(オー・エス・ピー)

2000年6月設立。日本のみならず世界で活躍した並木敏成が代表として自身の経験を活かし、「10 Years Standard(10年基準)」をコンセプトにモノ作りを行う。日々生み出されるルアーは定番となり、多くのバスアングラーから熱く支持されている。