こんにちは! ハンター塩津です。
突然ですが…ロックフィッシュのビッグベイトゲームをご存じですか?
塩津 紀彦 (ハンター塩津)(Norihiko Shiotsu) プロフィール
ロックフィッシュのビッグベイトゲームをご存じですか?
「魚影が見えない岩礁エリア・海藻エリアで次々と大型ロックフィッシュが湧いて出て来た…」
「ワームでは反応のなかったエリアで突然捕食スイッチが入った…」
などなど、ロックフィッシュ狙いの釣りでもビッグベイトでしか体験できないストロングパターンが確実に存在します。
しかし、一般的なビッグベイトと言えばバス用やシーバス用なため、サーフェイス〜サブサーフェイス付近のレンジで使用するモノが多く、ボトム付近をすみかとするロックフィッシュ狙いで使用するには少々使い勝手の悪いモノが多いのが現状です。
そこで今回は簡単なチューニングを施すことでロックフィッシュ用に早変わりするビッグベイトを紹介します。
ビッグベイトをロックフィッシュ用にチューニング!
使用するビッグベイトは、アブガルシアの「Beast175F(ビースト175F)」。付属する2種類のリップを変更したりする事でサーフェイス〜ミドルレンジまで攻略可能な変幻自在型ビッグベイトです。
製品名 | カラーバリエーション | 入数 | 自重 | 税別価格 |
ビースト175F | 8 | 1 | 54g | ¥3,000 |
アブガルシア公式「ビースト175F」の詳細ページはコチラ
アマゾンの「Beast175F(ビースト175F)」販売ページはコチラ
パッケージから出した状態のままですと、流石にロックフィッシュ狙いには少し使い勝手の悪いサーフェイス〜サブサーフェイス用ですが、顎の下にシンカーを装着する場所があるため、簡単にシンキングチューンをする事が可能です。
装着するシンカーの重さを調節する事で、狙いたいレンジが調節が可能。ヘビーウェイトのシンカーを装着する事で、ファーストシンキングのビッグベイトへと早変わりでき、深いレンジを探る事が多いロックフィッシュには、正に最適なチューニングシステムです。
ハンター塩津のビースト175Fカスタム
私がロックフィッシュ狙いで使用する「Beast175F(ビースト175F)」のチューン方法は以下の通りです。
①リップは取り外す
②シンカー装着(1オンス前後)
③シンカーは「バークレイ スイベルシンカー」orナス型を使用
(根掛かりが多いエリアでは「バークレイ スイベルシンカー」がストラクチャーを感知すると同時にスナッグレス効果も少し果たしてくれるのでオススメです)
バークレイ公式「バークレイ スイベルシンカー」の詳細ページはコチラ
潮流の速さにより狙えるレンジが変化することもありますが、このチューニングで基本的には水深1〜10メーターレンジを自由に操る事が可能です。
ビッグベイトの基本的な操り方
①キャストしたらまずは一度ボトム付近まで沈め、軽くボトムから離すようにリフト。
②ボトムより少し上のレンジを引いて来るイメージでストレートリトリーブ。
③レンジが少し上がってしまったらリーリングを止めて再度ボトム付近まで沈める…。
この①②③の繰り返しが基本パターンになりますが…
岩礁の起伏が激しいエリアでは根掛かりのリスクを回避するため、ボトム付近よりもかなり上のレンジ(ビッグベイトが目視出来るレンジ)へと、魚を誘い出すイメージで使用することをオススメします。
また、ストレートリトリーブで反応がない時は、より強く水を揺らし、フラッシングで視覚的アピールを強調させるためにジャークを入れ、変則的な動きをプラスさせる事も効果的です。
ビッグベイトで価値ある1尾を手にするために
ビッグベイトはソフトベイトの釣りとはまた一味違い、何度も何度も同じコースを通しているうちに魚の捕食スイッチが急に入ったり、魚との距離が離れたレンジを通過しても魚の方から果敢にバイトしたりするため、とにかく投げ続ける事が重要です。
広大な海を攻略する上でアピール力は時として圧倒的な正義になりますのでビッグベイトの持つ力を信じて是非キャストしてみて下さい♪
ビッグベイトでロックフィッシュを狙うにあたり最大の敵は、おそらく根掛かり…。
これは、タックルバランスをしっかり合わせ、装着するシンカーの形状を変えたりする事で、驚くほど根掛かりを回避できるようになりますし、視認出来るレンジでもボトムからロックフィッシュが湧いて出て来る熱いシーンを見ることも出来ます。
是非ビッグベイトで価値あるビッグフィッシュを手にして下さい。