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同僚が買った「ラグゼ寧音」のリアルな感想を聞いてみた

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丁寧に音を聞くように底質を感じながらロックフィッシュを釣る。そんな感覚的なところから「寧音」と名付けられたという、ウワサのラグゼ注目のNEWロッド。

藤原真一郎さんがすでに各地で実践し、その活躍を目にした方も多い新感覚ロックフィッシュロッド「ラグゼ寧音」。

ラグゼ寧音

出典:ラグゼ公式

機種は以下の通り。

モデルNo. 標準全長(cm/ft) 希望本体価格(円) 標準自重(g) 仕舞寸法(cm) パワー 使用材料(%) 継数(本) ルアーウエイト(g) 適正ライン(PE/号) 先径(mm) グリップ長(mm)
B64ML-solid 193(6’4″) 53,000 47 101.0 ML C99.9 G0.1 2 1~9 0.5~0.8 0.8 250
B74M-solid 224(7’4″) 53,500 57 116.0 M C99.9 G0.1 2 1.5~14 0.5~1.0 0.85 310
B79MH-solid 236(7’9″) 54,500 62 122.5 MH C99.9 G0.1 2 2.5~21 0.6~1.0 0.95 330
B70H-solid 213.5(7’0″) 54,500 58 111.0 H C99.9 G0.1 2 3.5~28 0.6~1.2 1 315

これまでにない、ベイトロッドなのにトリガーレスな仕様。そしてオールシングルフットスパイラルガイド(チタン・トルザイトリング/トップのみチタン・SiC)。宵姫シリーズから培われてきた感度抜群なソリッドティップが全機種に。

そのあたりのご紹介は以下の記事に譲るとして…。

この竿だから釣れる根魚が確かにいる。「ラグゼ寧音」が新たなライトロックを開拓する!?

編集部員もオキニ

実際気になっている。けれど「繊細過ぎやしないか?」とか「トリガーレスってどうなんだろう?」とか。

もう「寧音」という新ジャンルに思えてしまうオッサンな記者だけに、買おうか買うまいか…。

ところが。

「ボク買いましたよ~! 全然トリガーレスすぐ慣れます。寧音、ほんと自分が何やっているかすごくよく分かるし、使っててメチャ楽しいっす」

いつだって迷いを断ち切るのは、身近な同僚だったりする。ご存じの通り、釣り好きが集まる編集部だ。声の主は寧音を迷いなく購入した編集部員。

で、実際の釣果が上記写真。しっかりアコウ(キジハタ)を釣り上げているほか、チヌなどもキャッチしているそうだ。

水中の情報が分かる

何より「水中での情報が分かる」、これがリアルな感想。同僚が購入したのはB74M-solid 。

そもそも寧音は、従来のロックフィッシュゲームと比較するとライトライン&軽量リグで、アングラー自身が繊細に底質を感じながら、リグの挙動を感じながら掛けていくのがコンセプト。これまで感じられなかった〝情報〟が分かるから、釣果にもつながる。

△ワームはクレイジーフラッパー2.8インチ(ケイテック)が最近のお気に入りらしい

で、聞けば看板に偽りなしなのだという。とにかく感度が高い。ボトムに何があるのか、ルアーが水を掴む様子、もちろん魚からのバイトもよく分かる。だから「使っていてメチャ楽しい」らしい。

そして華奢なイメージからは想像できないほど、ティップは追従しながら最後はやらせないバットパワーもしっかりあって、「竿の曲がりもキレイでタマらんっす」。みたいっす。

気になるトリガーレスも、むしろトリガーがあることによる制約がなくなって好印象なんだとか。グリップも問題なく、カーボンシートの絶妙に程よい引っ掛かり感で、スッポ抜けたりすることもないという。むしろフワッと握っておいてバイトを感じた瞬間、ギュッと握ってフッキング…など扱い方に幅ができたとも。

つまるところ、先に述べた言葉の繰り返しになる。

「ボク買いましたよ~! 全然トリガーレスすぐ慣れます。寧音、ほんと自分が何やっているかすごくよく分かるし、使っててメチャ楽しいっす」

これが偽らざる寧音の本音、みたいです。う~ん…欲しくなったなぁ。

ラグゼ公式「寧音」詳細ページはこちら

がまかつ(がまかつ)

1955年創業。大阪府大阪市に本社を置き、シンガポールに本店を置く。釣り竿、釣り針、ウェアなどをメインに製品を開発・製造・販売を行っており、ルアー部門では「ラグゼ シリーズ」が有名である。