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【天才バス vs ニードバグ】アフター狙いでリザーバー釣行

連載:水野浩聡のOne more fish
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こんにちは! 水野浩聡です。

夏日が増えてきて、僕にとっては活性の上がる日々が続いています(笑)。すでに気付けば5月下旬に差し掛かってるので、その気温の上昇とともに、水中の季節の進行もドンドン進んでる状況で、バスに関しては産卵後のアフターの個体が各フィールドに増えてきています。

さて、今週はそんなアフターの個体を狙ってリザーバーにオカッパリに行ってきました。

アフター狙いのリザーバー釣行

どれだけ季節が進行しているものかと、まずは流れのあるバックウォーター付近から釣りをスタートさせると何本かの見えバスを発見。

ちょうどこの前日にまとまった雨が降ったことで、新しい冷たい水が下層に入り、良いサイズのバスほど浮いてきている状態でした。

警戒心MAXのバスに苦戦

本当は、濁りの流入をイメージしていたので、ワンチャン…ハードルアーの強い釣りで…と期待していましたが、水質に関しては普段とそんなに変わりなく、水位と流れが少し増している状況。

ということで、このクリアウォーター下の天才系のバスに様々なルアーをアプローチしていきますが、やはり水中にルアーを入れ込むとすぐにルアーを見切られてしまい、うまくアプローチが決まったキャストでさえも、一瞬見に来てすぐにプイっ!とされてしまうほど、警戒心MAXレベル。

ひとまず、セオリーでまもなく発売の虫系ルアーの「ニードバグ」での水面攻めを敢行すると、先程よりも明らかに惜しい場面が多発。

ニードバグ【ジャッカル】

Name Length Type Quanity Price(税込)
ニードバグ 28.5mm Floating 2 ¥1,265

ジャッカル公式「ニードバグ」の詳細ページはコチラ

クリアウォーター下でのサイトフィッシングでの水面攻略は、ルアーを見切られにくく、さらに食わせやすいシルエットと軽さを備えた虫系ルアーは王道中の王道ですね。

雨による新しい水が入ったことで、水温の上がりにくい午前中の時間帯は、水面を割ってくれるバスは多くはなかったんですが、時間が経つにつれてドンドン目線が上(表層)になってきてくれ、結果的にほぼ夕方までこの攻めに徹して、50アップ2発含む15本キャッチすることができました。

水温の上がる午後から夕方にかけては面白いくらいに水面を割ってバイトしてくれました。

天才系バスにはアプローチが重要

これだけで話が終わってしまうと、どんだけイージーな魚なんだよ!と思われてしまうかもしれませんが、口を使わせることができたのは、実はアプローチしたバスの総数のほんのわずかな個体。

ベストなアプローチが決まらないと一切見向きもしてくれなかったり、鼻先まで見に来てはUターンするなど、厳しいバスのジャッジの餌食となってしまいます。

今回釣ったバスそれぞれにアプローチの過程があり、そのアプローチ方法については僕のインスタグラムのリール動画やもうすぐ公開の水の旅の動画で一部ご覧いただけるかと思うんですが、全て共通しているのは、キャストして「ニードバグ」が着水した時点ではバスはまだルアーの存在に気付いてないということ。

バスの進行方向や目線のかなり先に着水させ、その後シェイクして水面でルアーが動く波紋を出したりすることで、バスの方からルアーの存在に自然に気付くようなアプローチが決まった時は比較的バイトに持ち込みやすかったですし、時には枝にラインをかけて誘うチョウチンなどをして釣ったりするなど、結構やってる方ら神経すり減らして必死のパッチ(笑)。

簡単ではないものの、全てのアプローチが決まった末の、水面をスッポリ割るバイトシーンは見ていて超エキサイティング。

ぜひ旬な釣りなので、「ニードバグ」が発売になったら試してみてください。

この「ニードバグ」は、昔ジャッカルにあった名作の活虫をアップデートしたもので、ボディーの内部にコアが入っています。

左:活虫 右:ニードバグ

こういった軽い虫系ルアーのデメリットだった飛距離の問題や、キャスト時の身切れを防ぐことができるので、クリアウォーター下でもしっかりバスとの距離をとった状態からアプローチが可能です。

タックルデータ

・ロッド:ポイズンアドレナ(264UL)【ジャッカル×シマノ】

・リール:コンプレックスXR2500 F6HG【シマノ】

・ライン:レッドスプール(3〜4Lb)【ジャッカル】

ラインに関しては、細めのPEでも問題ないですし、さらに飛距離を出せるセッティングとなりますので、むしろ向いてるセッティングでもあります。

皆さんも各地で、天才系VSニードバグの合戦に挑んでみてください!

水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

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