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“水深100m超え”、ディープタイラバで驚異の80cmオーバー捕獲「話題のタイラバ何故釣れる?」

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真鯛ロジック。

年間釣行300回超えの遊漁船「日登美丸」が2019年に設立した遊漁船ブランドON THE BLUEが展開しているタイラバ。マダイ攻略の必須条件“底取り”、“誘い”、“掛け”を追求、「タイラバの進化“ルアーに到達”」、「釣船で産まれた“漁具ルアー」”、をキャッチコピーにマダイをより釣るためのロジックをとことん突き詰めた話題のアイテム。

最大の特長はヘッドにヒレが搭載されている点。一般的なタイラバより視覚的にエサだと思わせることができたり、ヒレがキールの役割を果たすことで、直進安定性に優れていながら巻き底度でウォブリングアクションに切り替えれたり、色々工夫が施されています。さて、そんな「真鯛ロジック」の魅力に関して、これまでも沢山紹介してきましたが、先日公開されたこちらを拝見して改めて凄さを実感。

【爆釣】新艇ハンターカヤックで日本海ディープタイラバしたらバケモノの巣窟だった…。【2馬力ミニボート】

出典:YouTubeチャンネル「焼おにぎりの等速巻き」

こちらはタイラバ実釣動画を主に配信している、YouTubeチャンネル「焼おにぎりの等速巻き」で公開中の動画。ご自身のカヤックタイプの2馬力ボートで日本海のディープタイラバ釣行を堪能している内容になっており、「真鯛ロジック」を駆使してマダイをはじめ、アオハタなども大爆釣。しかもどれもGOODサイズ。さらにタイラバ至上自己記録である80cmオーバーのマダイもキャッチされているという、正に「真鯛ロジック」の凄まじい威力に記者自身も実感したという訳! いやぁ、釣果がとにかくヤバイ…。遊漁船でもこれだけ釣れてくれると超ウレシイのに、単独釣行でここまで釣果をだされているのは流石!の一言…。そして何と言っても80cmオーバー、デカスギです。

話題の真鯛ロジック、何故釣れる?

さて、そんな大爆釣と呼べる凄まじい釣れっぷりを魅せていた「真鯛ロジック」。

ヘビーウエイトモデルとして、120g、150g、200gが登場したことでこうした深場に潜む大物に対してもアプローチができるように。ディープタイラバに行かれる予定のある方は、BOXに忍ばせておくとイイ思いができるかもしれませんね! では、話題のタイラバが何故ここまで釣れるのか? 理由をこれからお伝えしていきたいと思います!

ヒレを搭載した特殊設計ヘッドを採用

釣れる最も大きな理由として挙げられるのが“ヒレを搭載した特殊なヘッド”が採用されている点。コレが数々のメリットを生み出してくれます。

リアルさの向上

ヒレ搭載によるメリットとして、まず挙げられるのが“リアルさの向上”。

ON THE BLUEの定番アイテムである、「ヒレジグ」や「グローエンペラー」にも搭載されているように、ヒレがターゲットにエサだと認識させます。ON THE BLUE代表の「錦野憲彦」さんは遊漁船の船長として日々フィールドを案内しており、毎日のように釣り上げられた魚の口からベイトフィッシュが吐き出される様子を目の当たりにしているそう。普段釣りをしていてよく見る光景ではありますが、その頻度があまりにも多く、それならルアーにもヒレを搭載してリアルな見た目にすれば釣れるのでは? という思い付きでボディにヒレを採用したそう。また、“全ての魚族にはヒレが付いているのに何故ジグやタイラバにはヒレが無いのか?”などの疑問も合わさったという経緯も。

錦野 憲彦(Norihiko Nishikino) プロフィール

SLJ/タイラバをオールシーズン案内する遊漁船「鹿児島県錦江湾/日登美丸」の船長。日々のガイドで“もっと釣れる、もっと楽しい!ありそうで無かった物”を日々考え続け開発。船上開発メーカー"ON THE BLUE"を通し、アングラーと一緒に更なる楽しみを追求することをライフワークにしている。

 

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直進安定性に優れ、巻き速度で2種類のアクションを使い分けることができる

リアルさの向上だけでなく、ヒレがキールの役割を果たすことで直進安定性に優れ泳ぎが安定します。それから巻き速度をジワジワ上げていくことで今度は、ウォブリングアクションへと移り変わり2種類の動きを状況によって使い分けることができます。

 

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因みにウォブリングアクションは、バスルアーのクランクベイトからインスパイアされているとのこと…。強めの波動で深場もしくは遠くからマダイを引き寄せます。

誰よりもイチ早く狙いのタナへ…。

ヒレによるメリットは以上ですが、ヘッドのメリットは他にも。

ヘッド下部がボリューミーな低重心設計になっているため、鉛にも関わらず狙いのタナへイチ早く落とし込める形状に。

確実なフッキングを考慮したネクタイ&アシストフック周辺

ヘッド以外に、標準装備のネクタイ&アシストフックにも色々コダワリが…。

三又ネクタイ

ネクタイには根元へバイトを集中させる狙いで、“三又ネクタイ”を採用。テールバイトを極力避け、アシストフックが装着されているど真ん中に食って来るよう、トライ&エラーを繰り返したコダワリ仕様。

“地獄針仕様”で絡め獲るように刺さるフックセッティング

フック周辺はシンプルさを極めつつも、“地獄針仕様”の掛けるとバレにくいセッティングに。キャッチまでスムーズに導きバラシを激減! 1つだけ伸びたアシスト“追っかけ針”はショートバイトを逃さず、口周りの硬い部分や外側からも刺さり込む独自設計の“アウトサイダーフック”も、普段ならバレるような浅掛かりも深掛かりへ。

使用方法

特長に関しては把握していただいたと思いますので、続いては使い方について解説。

着水後は底までフォールさせ、スローリトリーブでサイレントにボトム周辺を攻めたり、速巻きで中層アピールという2通りの使い方がオススメ。ネクタイを水に馴染ませてから、フォールさせることで姿勢が綺麗になってアタリが増幅するとのこと。

参考タックル

タイラバ専用タックル:PE0.8〜1.2号、リーダー12-16Lb
(※
ドラグ設定1kg前後を目安に、フックセッティングが施されています。)

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