【徹底インプレ】ゼノン“LTX”と“BEAST”を1年使い倒した結果
ゼノン LTXの実釣インプレ
なかでも多用しているのが「ゼノン LTX」。
先述した通り、ベイトフィネスというよりは、万能リールとして使用しています。
では各釣りジャンルでの最近の釣果、過去の釣果を交えての使い方、使用感など見ていきましょう!
「ゼノン LTX」は、主にアジングやメバリングなどのソルトのライトゲームで主に使用しています。メインとなるラインは「スーパーファイヤーライン」の0.5号。
こちらのメバルは先月、大船渡での釣果。
爆風の中、プラグのフォールで極めて小さいアタリを取っていくシビアなゲーム。そういったアタリが取り辛い状況でも、リールからくる感度は「ゼノン」ならでは。
これは、「ゼノン」シリーズ共通のことなんですが、リール本体の軽さ、カーボン素材のハンドル、中空構造のハンドルノブ、パーミングしやすいロープロファイルのこだわったエルゴノミックデザイン、他にも沢山の機能が詰まっています。
「リール感度」と呼んでますが、それらの機能が確実に感度を高めてくれています。
ソルトライトゲームを“ストレス”なく楽しめる
ゼノン LTX
こちらは先月、外房で連発したカマス。ナイトゲームにおいて1g前後の軽量ジグヘッドも、ほぼトラブルなく使用でき、ベイトフィネスの手返しを利用したテンポよい攻めで釣果を伸ばしていくことが可能。
私がリールに1番求める要素は、普通にストレスなく使えること。
これに尽きます。
4月末にも三浦半島で「ゼノン LTX」を使ったプラッギングゲームでメバル釣りまくり!
ナイトゲームでもバックラッシュというトラブルが少なく、軽量なプラグがストレスなく使えるのは、強い武器となります。
アブガルシアのプラグ「ソルティーステージ ウオペン」も巻きで使うのではなく、リフト&フォールで動かし、フォール中のアタリでメバルのバイトを誘発していく。
そんなフォールのアタリを取っていくのは、断然ベイトタックルが向いています。
なぜなら「クラッチ切る」という1つの動作で、プラグを効率よく再びフォールさせることが出来ます。
またフォール中のアタリは、スピニングタックルより糸フケが出にくいベイトタックルが圧倒的に取りやすいのももはや常識となっています。
アジングにおいても「ゼノン LTX」の登場は、さらにスピニングタックルの領域にかなり近づけたとも言えます。
ベイトタックルがアジングにおいてスピニングタックルより優れる、と言うつもりもなく、どちらが良いのか、悪いのか?
といったことでもなく、どちらも使って楽しめば良いだけ!
タックルは僕達の遊び道具なのだから♪
もちろんベイトタックルだけにこだわってもいい。
遊びの定義にある1つは自由。
自分の好きなスタイルで思いっきり満足するまで遊べたら最高です!
「ゼノン LTX」は、アジングのライトシーンでも快適に遊べる、そんなワクワクを提供してくれます。
真冬にはゼノンを持って群馬のエリアトラウトへ。
冬、氷点下の状況でもゼノンを使用。さすがに氷点下7度という状況ではレベルワインダーにラインから運びこまれる水が凍るという現象は起きるのですが、その煩わしさ以外は問題なく使えます。
バベル系のボトムバンピングメソッドはスピニングタックル1色ですが、1gの軽量スプーンも快適にキャスト出来ることから、スピニングタックルに加え、ベイトタックルという選択肢が増えるのは間違いありません。
メバル、アジングのリフト&フォールはもちろん、エリアにおけるリフト&フォールのスタイルにおいても快適に扱えるベイトタックルの選択肢は、さらに釣りを楽しくしてくれることを「ゼノン LTX」は約束してくれます。
前回の連載では船からのヤリイカ釣果をレポートしましたが、今回はショアから。
また美味しいヤリイカを頂くことが出来ました。1.8号の小さいエギもベイトタックルで扱えるのは、高性能なリールだからこそ。
このゴジラ級のクロソイも黒鯛釣果も、この原稿を書いている3日前。
単発でなく、5cmミノーのプラッギングで連発。プラグを止めた瞬間にひったくっていくパターン。
メインラインは「スーパーファイヤーライン」の0.5号でリーダーは7Lb。
トモ清水流!ベイトフィネス・ソルトライトゲームのラインセッティング
このように1台の「ゼノン LTX」でメバル、アジ、ニジマスなどのライトゲームから、クロソイや黒鯛など大きめの魚種も狙うので、メインラインは万能な0.5号で固定しています。
単純に狙う魚種によってラインを巻き替えるのが面倒なのですが、ベイトタックルの特性を考慮すると、フィネスだからといって0.2号や0.3号まで細くしないと、アジやメバルが釣れないといったことはないことから、0.5号の太さがあれば不意の大物も対応可能ですし、ライン切れによるトラブルで時間ロスが無い、という釣果に直結する大きなメリットがありますので、あまり細いラインをベイトタックルにおいては使用しないことをおすすめします。
スピニングタックルは、細いラインを使用しないと飛距離が出せないので、より細いラインにアドバンテージがあります。
最後に
昨年行われたベルサートのフォトコンテストで、USツアーを獲得した江村さんから連絡あり、琵琶湖で10Lbオーバーのバスをゼノン ビーストで仕留めたとの喜びの声。
都合によりUSツアーからの琵琶湖ガイドでの釣行に変更がありましたが、日本のビッグレイクで本場アメリカにも負けない釣果を出したのは流石です!
バスロッド「ベルサート」と「ゼノン BEAST」の組み合わせでドリームを実現し、それをサポートしたピュア・フィッシング・ジャパン。夢のある次なるキャンペーンも楽しみですね♪
そして4年ぶりとなる東北塩釜でのボートロック大会も無事開催されましたよ!
久しぶりの大会とあって、会場は熱気に溢れていました。
肝心な釣果も季節の進行が例年より早いお蔭で、一人10匹以上釣られる方も少なくなく、魚の検量も盛り上がりました。そして上位入賞者はやはり釣れ釣れワームのガルプ!における釣果が目立ちました。
特に「ガルプ!ソルトウォーター パルスワーム」を使用したボトム付近でのスイミングパターンで、上位の皆さま大型を狙い撃ちしていました。
そして久しぶりに集うメンバーは楽しく、貴重な時間を過ごすことが出来ました!
さて今後さらに釣りに忙しくなるシーズン!ゼノンを携えて全国津々浦々、釣り行脚の旅が始まります♪
トモ清水でした!
See you next time!