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【驚異のデカバス捕獲率!】”静と動”メリハリで口を使わせるリアクションバイト誘発型スイミング系ワーム「クラップバザー」の実釣インプレ

寄稿:福島直城
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こんにちは。エバーグリーンスタッフの福島直城です。

福島 直城(Naoki Fukushima) プロフィール

地元・和歌山県のメジャーリバー「紀ノ川」を知り尽くすスーパーロコアングラー、和歌山出身&在住、エバーグリーンBASSフィールドスタッフ。

春のバスフィッシングといえばデカバス。この春、印象に残るようなビッグバスを獲るために、ぜひ使っていただきたいルアーが、今春新発売のNewソフトベイト「クラップバザー」です。

まずは、なぜ「クラップバザー」がデカバスに効くのか、簡単に説明させていただきます。

クラップバザーはなぜデカバスに効くのか?

クラップバザー」はエバーグリーンプロスタッフの本堂靖尚プロがプロデュースしたリアクションバイト誘発型スイミング系ワームです。

クラップバザー【エバーグリーン】

製品名 全長 入数 税別価格
クラップバザー 6in 5本入 1,000円

エバーグリーン公式「クラップバザー」の詳細ページはコチラ

シャッドテールワームと何が違うの?

スイミング系ワームで代表的なものといえば、シャッドテールワームが思い浮かぶと思います。

わかりやすく説明するために、シャッドテールワームと比較しますが、シャッドテールワームはテールがブリブリと動くことで、水を大きく掻き回しながら、ルアー全体をクネクネさせて泳ぐといったものが一般的に多いかと思います。

一方で、「クラップバザー」は、スイミング時にヘッドやボディーは殆どアクションしなくて、テールだけがバタバタと激しく動くのが特長です。

この、テールだけがバタバタと動くアクションは、シャッドテールワームのようなアクションのルアーに反応しないバスや、派手過ぎるアクションを嫌うバスに対して非常に効果的なルアーだと感じています。

あえてスローでは動かないように設計

さらに、シャッドテールワームは、いかにスローに引いてもテールがしっかり動くかを追求することが多いのですが、「クラップバザー」は、あえてスローなスピードではきれいにアクションしないように設計されているんです!

そして、スピードアップすると突然テールがバタバタッ!と動き出します。この動きの変化が、ニュートラルなビッグバスの捕食スイッチを入れてくれます。

テスト段階では、開発者である本堂プロが多くのビッグバスをキャッチしていますし、菊元プロがロケでロクマルを釣り上げるなど、「クラップバザー」はデカバスのキャッチ率が高いことを証明しています。

私も、テスト段階で紀ノ川(和歌山県)で50オーバーを釣ることができたので、その時の釣り方をご紹介したいと思います。

紀ノ川ビッグ1本目 ズル引きからのハングオフ

まず1つ目のキャッチ例は54cm、もう少しで3kgオーバーという紀ノ川のスーパービッグ。

この時は、水温が10℃前後と初冬にあたるタイミングで、冬の定番であるジャークベイトをメインに釣っていましたが、一切反応なし。ポーズ中に興味を示したバスが浮いてきたりする気配もないことから、バスの居るレンジは深いのでは?と考えました。

そこで、「クラップバザー」を沈めて使ってみることに。RYUGI インフィニ#6/0オフセットフックにグライドハンガーでデルタTG5gをセットしたグライドリグで、ボトムに沈むブッシュを狙います。

“静と動”メリハリで食わせる!

キャストして着底後、テールが動くか動かない程度の速さでゆっくりとズル引きして、「クラップバザー」を狙いのカバーまで寄せてきました。そして、そのカバーに軽くスタックさせます。

そして、スタックさせた「クラップバザー」をロッドワークでカバーから外した瞬間にバイト!

この時、「クラップバザー」がカバーから外れた時にテールを確実にアクションさせるために、ロッドを少し大きく煽って外したことがキモだったかなと思います。

静かに近づき、突然激しく動き出すという静と動のメリハリアクションが効いた、まさに「クラップバザー」だからこそ釣れたビッグバスでした!

紀ノ川ビッグ2本目 ドリフトからのジャーク

続いて2本目のキャッチ例ですが、流れの当たるカバーに対して、ドリフトテクニックでアプローチ。

リグは、RYUGI インフィニ#6/0 オフセットフックにセットしたネイルリグでした。この時は、流れの中でもリトリーブ時の安定性をより高めるために、1/16ozのネイルシンカーを使用しました。

アングラーから仕掛けに行ける

釣り方は、まずはカバーの流れが当たる上流側にルアーをキャストして、ロッドワークとリーリングスピードでコース取りを調整しながら、狙いのカバーまで誘導しましたが、「クラップバザー」は直進性が優れており、通したいコースを真っ直ぐトレースできるのが良いところ。

そして、カバー際にルアーが来た時に、ジャークアクションを加えると、カバーに潜んでいたバスが躊躇せずに勢いよくバイト。ここぞというタイミングで意図的にアクションを入れて、突発的にテールがバタバタッ!!と動いたことで、バスにスイッチが入りバイトさせることに成功しました。

このような静と動の動きを簡単に演出できるのが、「クラップバザー」の大きな特長であり強みですね。

その他の使い方

まだ実際には試せていないですが、I字系のような感覚で操作して、チェイスしてきたバスにジャークアクションを入れて、静から動の動きでリアクションで喰わせるといった、使い方なんかも良いのではないかと思っています。

また、「クラップバザー」はソルト含有率が低いので、ノーシンカーリグや軽めのウェイトでの使用では水中を長く漂わせることが可能です。しかもノーシンカーでフォールさせると、水平姿勢でフォールしてくれます。

出典:YouTubeチャンネル「EverGreenFishing」

なので、今度は動から静。テールをバタバタさせながら引いてきて、ブッシュ際や立木、杭、縦のウィード、橋脚など、ここぞというスポットでストップ~フォールさせて喰わせることもできます。このような感じで、横の釣りだけでなく、縦の釣りでも使えるのが良いですね。

タックル

タックルは以下の通り。ビッグバスが掛かっても余裕で取り込めるタックルセッティングです。

ロッド:オライオン OCSC-69MH ムーンゲイザー【エバーグリーン】

エバーグリーン公式「オライオン OCSC-69MH ムーンゲイザー」の詳細ページはコチラ

ライン:マジックハードR フロロカーボン(14Lb)【エバーグリーン】

今回ご紹介した「クラップバザー」の使い方は、ほんの一例ですが、これから水温が上がってくるともっと色々な使い方で釣れると思います。また釣果が出ればSNS等に投稿したいと思いますので、釣り方など参考にしていただければ幸いです。

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出典:YouTubeチャンネル「EverGreenFishing」

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出典:YouTubeチャンネル「EverGreenFishing」

エバーグリーンインターナショナル(EVERGREEN INTERNATIONAL)

昭和63年12月設立、大阪市西区を拠点とする総合ルアーメーカー。名竿コンバットスティックシリーズの各バスロッドブランドや実釣力の高い各種バスルアーを多数輩出。またエギングやジギング、ライトSWなどSWゲームの各魚種をターゲットにしたポセイドンシリーズのロッドやルアーも高い支持を集めている。