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一見動いていないようで激しく動く。ティムコのエラストマーワーム「コゼミムシ」

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柔らかいけど、張りがある。エラストマーを知り尽くすティムコらしいワーム「コゼミムシ」が5月の登場を予定している。

出典:YouTube「Tiemco Bass」

クリッタータックル・コゼミムシ

出典:ティムコ公式コゼミムシ詳細ページ

全長: 43mm
自重: 4g class
タイプ: フローティング

水面で必ず脚が水に絡む

セミのようなシンプルな形状の虫ワーム。先にも述べた通りエラストマー素材なので、もちろん表層の虫ワームといえます。

最大の特徴は無数の脚が出る方向。4方向に突き出す形状。

それがもたらすものは、常に脚が水中に絡むということ。浮力の高いエラストマー素材のワームで、左右にしか脚が出ていない場合、時としてせっかくの脚が水に絡まない…ということが起こりうる。

コゼミムシの場合は、少なくとも2方向の脚は水に絡むことになるのがキー。

わずかな水流や風でプルプル

そして、この脚が柔らかいけど張りがある。わずかな水流変化やちょっとした風にも反応する柔らかさ、そしてその動きはプルプルとした連続した小刻みな動き。虫が持つ独特な動きを再現しているのです。

少しキャストしてアングラーから見ると、一見ボディ自体は動いていないように見えるのですが、その脚は絶えず動いています。

 

こうした浮いている水面系虫ワームに対し、バスはス~ッと寄ってくるまではよいのですが、そこで見切る場合も多々。そこにこの脚の動き。控え目なんだけれど生命感溢れる動きが、最後のバスの捕食スイッチを入れてくれます。

重めのウエイトで飛距離も抜群

また、上記の通りウエイトはおよそ4g。近年の一般的な虫ワームの中では重めに分類されると思います。

そのため、例えば若干太めのPEラインなどを使用していてもロングキャストが利く。ロングキャストからの吊るしでも、ウエイトがあることによりしっかりと落ちてくれるのも利点。

フッキングもよい、あえての柔らかめ

また、若干柔らかめのマテリアルを使用しているのは、さまざまなオフセットフックを使った場合でもフッキングが決まりやすいメリットも。

オフセットフックはもちろん、マス針のチョン掛けでもOK。ノーシンカーで水面攻略、コゼミムシでぜひ!

2023年5月登場予定
価格:980 円(税込1,078円)

ティムコ公式コゼミムシ詳細ページはこちら

ティムコ(Tiemco) プロフィール

株式会社ティムコはフィッシング ・アウトドア関連用品の企画開発、輸出入、製造及び販売を行う。Fenwick(フェンウィック)のフィッシングロッド、そのフラッグシップモデルを刷新したACES(エイシス)、偏光サングラスのサイトマスター、フライフィッシングをルーツにするフィッシングギアFoxfireなど取り扱いブランド、ジャンルは多岐に渡る。ルアーにおいてもプロアングラーのアイデアを形にしたPDLから、ローカルエリアでの釣果に特化したロコイズムなど、独創的なアイテムをリリース。2019年には株式会社スノーピークと両社のアウトドア・ユーザー層のさらなる拡大を目指し、資本業務提携契約を締結、トータルでのアウトドアの魅力を発信し続けている。