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脚が必ず水に絡む。だからバスを騙せる「コゼミムシ」がティムコから5月登場予定

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コゼミムシ 5月登場予定

ティムコのクリッタータックルから「コゼミムシ」が5月登場予定となっています。

出典:ティムコ公式コゼミムシ詳細ページ

全長: 43mm
自重: 4g class
タイプ: フローティング

脚が4方向から!必ず水中に脚が入る

シルエットはセミのような形状のエラストマー素材。

脚が4方向から出ているのが最大の特徴。左右(横方向)だけでなく放射状になっているというか。

エラストマーということで当然浮力が高いのですが、水面に浮いた時、少なくとも必ず2方向分の脚は水中に入ることになります。

これがミソ。左右に出ているだけだとそこまで脚が水をはらまないというか、水噛みは少なくなる。

この4方向の脚があることで、ごくわずかな水流でも、非常に細かな振動を生み出す。また、その微振動を表現するためにマテリアルは柔らかく、プルプルとしたハリのあるエラストマーを厳選しているとか。

この手のルアーは、投げて水面に漂わせて、風や流れに乗りながら使うことも多い。この時、虫食いのバスは近くまでは来るけれど、考えて、直前で見切ることも多い。

しかしこのコゼミムシは、漂っているだけなんだけれども常にピリピリと脚が動くことで生命感に溢れ、バスを騙せるんだそうだ。

4gクラスと重め。吊るしにも

また、ウエイトが意外やある。4gクラスで、虫系の中では比較的重い部類に入ると思います。

これにより、ちょっと太めのラインでの遠投も利くし、それは吊るしでの虫ワームとしても重宝。

あえて柔らかめの素材

ちなみにマス針からオフセットフックまで使用できる幅広い用途も魅力なのだが、エラストマー素材を例えば野良ネズミなどと比較すると若干柔らかくしているそう。

これは、その柔らかさでオフセットフックを使用した時のフッキング率を高めるため。このあたりのコダワリは、さすがにエラストマーを知り尽くすティムコらしい仕上がりですよね。

2023年5月登場予定
価格:980 円(税込1,078円)

ティムコ公式コゼミムシ詳細ページはこちら

ティムコ(Tiemco) プロフィール

株式会社ティムコはフィッシング ・アウトドア関連用品の企画開発、輸出入、製造及び販売を行う。Fenwick(フェンウィック)のフィッシングロッド、そのフラッグシップモデルを刷新したACES(エイシス)、偏光サングラスのサイトマスター、フライフィッシングをルーツにするフィッシングギアFoxfireなど取り扱いブランド、ジャンルは多岐に渡る。ルアーにおいてもプロアングラーのアイデアを形にしたPDLから、ローカルエリアでの釣果に特化したロコイズムなど、独創的なアイテムをリリース。2019年には株式会社スノーピークと両社のアウトドア・ユーザー層のさらなる拡大を目指し、資本業務提携契約を締結、トータルでのアウトドアの魅力を発信し続けている。