日本を代表するビッグレイクで、日本で随一のデカバス出現レイクとして知られる琵琶湖。
そんな琵琶湖での釣りをマンキツするためのパターン(釣り方、ルアー)を紹介します。
出典:琵琶湖のバス釣り完全ガイド
今回は5-7月の琵琶湖で効くG2ストレート6inchを使ったライトパンチショット攻めを礒村 雅俊さんに解説していただきました。
●琵琶湖ガイド情報●
礒村雅俊 琵琶湖バスフィッシングガイド=ガイド受付☎090-4424-8658
出船マリーナ:びわこ楽園ホテル井筒(大津市下阪本1丁目29-9)
ガイドエリア:南湖メイン
ホームページ:http://iso-bass.info/
ブログ:http://iso-bass.info/blog/
使用ボート…レンジャー520VX
遊漁船登録番号:滋賀第78号
釣行に役立つオススメ情報サイト=ウェザーニュースとヤフー天気を併用
琵琶湖オススメランチどころ=ホテル井筒のキャビン。桟橋係留も可能。浜にスタッフもいるので安心。オススメは日替わり定食
まずはルアーの解説から!
G2ストレート6inch【KID】
G2ストレートの特長は、重さにあります。
いろんなリグに対応してくれるんですが、秀逸なのはパンチショット時の動き!
フォールのテールアクションが細かいピッチで振動するのがバスにスイッチを入れてくれます!
またG2独特の重さは、バイト時に吐きださないというメリットもあります。
KID(キッド)…フルタイム琵琶湖プロガイド「関根 健太」氏と「磯村 雅俊」氏の二人が立ち上げた既成に囚われない新しいルアーメーカー。
KIDオフィシャルブログ:http://blog.kid-lures.com/
フック:ワーム316#1/0(がまかつ)
シンカー:スタジオワンハンドレッド・タングステンドロップショットシンカータイプカバーリング1/4oz(エンジン)
カラーは、クリアウォーター時は、いそっちシークレット2、スカッパノン Mark2、ササ濁りには、いそっちシークレット1がオススメ!
ライトパンチショットパターンを解説
5月以降の琵琶湖は、水温も一気に上がり、それとともにウイードもグンと成長してきます。
それでも、アフター回復などを狙うよりもまだプリスポーンの個体をしっかり狙う方がデカいバスに的が絞りやすくなります。
狙うウイードは、カナダモの新芽! カナダモエリアでも、フラットよりは、凹凸がしっかりしているエリア。もしくは、カナダモが背丈はあるがパラついているエリア。エビモがヒョロっと混ざるエリアなら、なおよしです。そういったエリアにブルーギル、エビ、もしくは、コアユが絡むのも重要に! ハスが絡むことも。
琵琶湖の場合、縦ストラクチャーがウイードになるので、そのウイードにサスペンドしている、またはウイードの間を回遊しているプリスポーンフィッシュを、G2ストレート6inchを使った、7gパンチショットで狙います。
ロッド操作はいたってシンプルです。キャストしてラインはダラダラでフォール、ステイさせてバイトがあるか確認。優しくロッドを縦にほぐしながらリフト。そしてラインをダラダラでフォールの繰り返し。
足元は、より高くパンチショットが上に上がってくれるので、足元までていねいにするのがコツです。
ステイの時間もキビしい日ほど長く。シンプルなロッド操作なので、1つ1つの動作を雑にしないようにするのも重要になります。
ウイードの高さに合わせながら、優しくほぐすことも大切! ほぐしながらリフトしている時に、フっと軽くなる瞬間がウィードを越えた瞬間。直すぐにフォールを! バイトがあったら、ラインスラックをしっかり取ってから、ロングストロークでフッキング!
フォールもしくは、ステイ中でバイトして、ウイードの中をバスが泳ぐので、思った以上にラインが屈折していて、スラックを巻き取れていないことがあるので注意してくださいね。ロングストロークでフッキングをしますが、どちらかというと巻きアワセになります!