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【ガチ仕様にしてパックロッド】2023年春登場予定!「レイズインテグラル」がもたらすもの

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テンリュウから2023年に登場予定となっている、トラウトロッド「レイズインテグラル」

ガチ仕様、それでいて携行性に優れたパックロッドが中心となるシリーズ。

レイズ インテグラル

出典:天龍公式「レイズインテグラル」詳細ページ

MODEL TYPE LENGTH
( m [ft])
PCS. ACTION CLOSED LENGTH
(cm)
LURE WT
(g)
LINE
(lb)
PE
(号)
REAR GRIP LENGTH
(mm)
TIP DIA
(mm)
ROD WT
(g)
CARBON/GLASS
(%)
PRICE
RZI484S-UL S 1.42[4’8″] 4 R 39 MAX 6 MAX 4 MAX 0.6 110 1.5 74 96/4 ¥42,000
RZI484S-L S 1.42[4’8″] 4 R 39 MAX 8 MAX 4 MAX 0.6 110 1.6 77 96/4 ¥42,500
RZI755S-MLM S 2.26[7’5″] 5 R 53 MAX 20 MAX 10 MAX 0.8 265 1.6 115 97/3 ¥51,000
RZI845S-MH S 2.54[8’4″] 5 R 58.5 MAX 25 MAX 14 MAX 1.2 315 1.8 137 97/3 ¥54,000
RZI484B-UL B 1.42[4’8″] 4 R 39 MAX 6 MAX 4 MAX 0.6 118 1.5 85 96/4 ¥49,000
RZI484B-L B 1.42[4’8″] 4 R 39 MAX 8 MAX 4 MAX 0.6 118 1.6 87 96/4 ¥49,500

その概要については前回記事でも触れさせていただいきました。

【2023年、出るっ!】天龍の「レイズ インテグラル」登場、ホンモノのモバイルトラウトロッドに大注目

どんなロッドでどう変わった?

モデルチェンジとなったNEWレイズインテグラル。一体どんなロッドで、どこが前作と変わったのか…。

気になるところが的確に理解できる動画が以下だ。

出典:YouTube「TENRYU CO.,LTD」

パックロッドをメインとしたシリーズにリニューアルとなった「レイズインテグラル」。

2023春登場予定となっているのはスピニング4機種とベイト2機種だ。

この6機種を、まず4機種のショートレングスから特長をご紹介する。

ショートレングス4機種

RZI484S-UL、RZI484S-L、RZI484B-UL、RZI484B-Lの4つが挙げられるのだが、いずれも「48」が示すのは4フィート8インチであること。そしてアクションがULとLがあり、それぞれにスピニングとベイトがあることが分かる。

つまりは4.8フィートのULとLがスピニングとベイト、ともにラインナップされるということだ。

そして484の、最後の4は4ピースであることを示すのだが、そのうちのティップセクション#01&#02を低弾性カーボンとした。

前作よりもティップがフレキシブル。もちろん追従性という面でもアドバンテージはあるのだが、最も変わるのはそのキャストフィール。

フィールドが狭く動きが制限されるような場所でも、ティップがしなることで、スナップキャストで狙った場所へとコントロールすることが可能になっている。

ガイド設計だが、スピニングは足高のフットを採用。リング径自体は小さいのだが、角度が調整されることで、抜けがイイ。

またベイトモデルに関しては非常に小口径なリング。先ほど述べたようにティップセクションのしなやかさと軽量な小口径リングガイドの恩恵で、ブランクだけを振って投げられるかのようなフィーリングとなるという。

軽量ルアーでもウエイトが乗り、フリップキャストなどでも意のままに飛んでいくような、そんな仕上がりとなっているそうだ。

ULとLに関しては、ULが「Twitchin’」モデルとして、Lが「Jerkin’」モデルとしての位置づけ。スピニングとベイトともに、UL同士・L同士は同じブランクスを採用しているとのことで、使用時に違和感なく扱えるのも魅力だ。

いずれにしても、とにかくワンハンドでキャストが決まる、かつ山岳釣行などでも持ち運びやすい頼れるロッドとなっています。

ロングレングス2機種

そしてロングレングスのスピニング2機種。RZI755S-MLMとRZI845S-MHが挙げられ、いずれも5ピース仕様。

RZI755S-MLMについていうならば、前作にも7.5フィートモデルはあったのだが4ピース。今作は5ピースとなり、さらに携行性に優れる仕様となった。

RZI845S-MHについては、NEWインテグラルで初めて追加された番手となる。こちらも5本継となったことで持ち運びに便利なのはもちろん、MHというパワフルさは、大型河川や湖での大型トラウトを狙う遠征にも非常に便利。

本気でのめり込むほどに、マルチピースの持ち運びやすさはありがたみを感じる。けれど、ただただコンパクトになるだけでは当然NGで。

心から信頼して使えてモバイル、まさに求めらる要素をカバーしたレイズインテグラルが2023年、いよいよ登場となる。

テンリュウ公式レイズインテグラル詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。