サーフゲームで欠かせないルアーに代表されるシンキングペンシル。
各メーカーから様々なモデルがラインナップされています。
今回は「ヒラメハンター」こと堀田光哉さんが監修したDUOの人気シンキングペンシル、「ビーチウォーカー アクシオンライト95S」をピックアップ。
「ビーチウォーカー アクシオン」シリーズといえば、オリジナルの「アクシオン95S」のほか、「アクシオンスリム85S/105S」などが展開。
なかでも今回ピックアップした「アクシオンライト95S」は、その名の通りオリジナルに比べライトな設計になっているのが特長です。
アクシオンライト95S
アクシオンシリーズは、シンキングペンシルには珍しいリップ搭載のモデル。
リップがあることで、水噛みが良く操作性やタダ巻き時の感度も非常に良いのが特長です。シンキングペンシルの操作に慣れていない方にも安心して使うことができる設計となります。
Length | Weight | Type | Hook | Ring | 本体希望価格(税込) |
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95mm | 26g | 重心固定・シンキング | #4 | フックアイ#3 | ¥1,980 |
DUO公式「アクシオンライト95S」詳細ページはこちら
「アクシオンライト95S」と「アクシオン95S」の違いについて
「アクシオンライト95S」と「アクシオン95S」で大きく異なるのがウエイトの軽量化。
オリジナルの「アクシオン95S」のウエイトは30gに対し、アクシオンライト95Sは26gで、4gほど軽量化されています。
ちなみにボディデザインは同じものを使用しているため、内部のウエイトのみが異なる設計となります。
たかが4g軽くなっただけで、そんなに違いがでるのでしょうか…?
ズバリ結論から言うと、大きく差が出ます!
特に、手前のシャローエリアをより丁寧に探りたい場面では、この4gの軽量の差が大きく影響します。
ついつい、サーフとなるとより広範囲のアプローチを重視して、遠投してしまいがち。もちろん、広範囲を探るのは大きなアドバンテージなります。しかし、意外と手前側にヒラメなどが潜んでいるのはよくある話。
そんな見落としがちな手前側を探るのにこそ、この「アクシオンライト95S」が活躍します。
前述したとおり、「アクシオン95S」と「アクシオンスリム95S」のボディは共通です。しかし、内部のウエイトが軽くなったことでスペースが増し、浮力が向上。これにより、「アクシオンスリム95S」はシャローエリアでの扱いやすさが劇的に向上。
特に、水深1m以内といったシャローエリアでは、非常に使いやすくなります。
また、軽量化されたことで、トゥイッチやジャークといった細かなアクションに対してもレスポンスも向上しています。ベタ凪や澄み潮のサーフなど魚がルアーを見切りやすい状況において、トゥイッチなどの素早いアクションは効果的。
タダ巻きなどリトリーブ系で反応がないときなど、バイトを引き出すのにも最適です!
フォール時はややテールを下げた水平姿勢で「バイブラフォール」を演出するので、喰わせの間もしっかり確保。
オリジナルと同様、リップにより適度に水を受けてくれるので、「潮流」を感知しやすく、非常に扱いやすい性能となっています。
オリジナル「アクシオン95S」との使い分け
出典:YouTubeチャンネル「DUO JAPANデュオ公式チャンネル」詳細ページ
上記でも触れたように、アクシオンライト95Sは軽量を活かして、シャローレンジの攻略や、ジャーク・トゥイッチといった細かいアクションを得意としています。
対してオリジナルはウエイトを活かしたタダ巻きなど、一定速度での規則正しいアクションを得意としています。
また、ウエイトがある分、飛距離を出しやすく、より広範囲を攻めるのにも優秀です。
「アクシオンライト95S」とオリジナルの「アクシオン95S」、それぞれ性格が異なるため、シチュエーションにあわせて使い分けることが可能です。
出典:YouTube「DUO JAPANデュオ公式チャンネル」詳細ページ
カラーラインナップ
今回紹介した「アクシオンライト95S」はシャローレンジの攻略やリアクションを誘う素早い動きに長けたシンキングペンシル。
攻め手に欠けるベタ凪や澄み潮の際にも、バイトを引き出せるパワーが備わっています。
ぜひサーフゲームのローテーションに加えてみてはいかがでしょうか?